大日杉コースは御田あたりからピッケルが必要。川入からは笹平手前からはほぼ雪上歩行となります
天気・気温
山と周辺の状況
飯豊山は、まだ雪が多く残っており、一般登山者向きではありません。とくに山形側登山道は、天狗平までは6月末までアクセス道が通行止めとなっています。車両だけではなく歩行者も通行できません。
4/30は福島側からの登山口・大日杉から御坪まで確認してきました。4/30の時点では御田あたりからピッケルが必要になりました。尾根沿いは雪庇が張り出し、落ちそうな状況でした。
また5/2~5/3は川入登山口から飯豊本山まで確認しました。例年より雪は少なめでしたが、上十五里からは次第に残雪が増え、笹平手前からはほぼ雪上歩行でした。
登山道の状況
・大日杉からの登山道は、4/30の時点では御田あたりからピッケルが必要になりました。尾根沿いは雪庇が張り出し、落ちそうな状況でした。
・大日杉~五段山コースの吊り橋(破損中で通行困難)を確認する。慣れた人ならともかく、一般者は通過をしない方が無難な状態でした。
・川入からの登山道は、5/2~5/3の状況では、上十五里からは次第に残雪が増え、笹平手前からはほぼ雪上歩行となります。
・稜線の三国岳から七ツ森にかけての駒返し(鎖梯子場)は下部の梯子は露出、上部鎖はまだ出ていませんでした。
・稜線の切合小屋~草履塚間は例年通りほぼ残雪上でした。
・稜線の草履塚~飯豊本山小屋および、飯豊本山小屋~本山山頂は、一部残雪上を歩くが概ね夏道露出していました。
・石転ビ沢は地竹原から雪渓となりますが、例年より大幅に雪が少なく、出合の大石が顔を出し始めていました。
・梅花皮小屋は水場も使用できます。
ほか、飯豊周辺の詳しい情報は、飯豊朝日連峰の登山者情報(http://www.ic-net.or.jp/home/iide/)で確認してください。
登山装備
残雪に対応できる装備が必要です。
注意点
●西俣尾根を登る方は、必ず車道終点の民宿奥川入にある登山届投函箱に計画書を投函してから入山して下さい。
●5月16日から飯豊山(中津川口登山口-大日杉小屋)に登山される際に、又は 飯豊町中津川地区に行かれる際は、川西町を迂回する必要があるので留意してください。
詳細は飯豊町のホームページを御覧ください。
http://www.town.iide.yamagata.jp/003/doro_joho.html
●「やまがた百名山」を候補募集中
山形県では「やまがた百名山」を選定することを決め、候補の山の募集を開始しました。
一人5つの山まで、県民だけでなく山形県内の山に愛着がある方ならどなたでも応募できます。
ぜひ多数の応募をお待ちしています。http://urx3.nu/tTFL
お知らせ
天狗平ロッジは冬期閉鎖中です。
2015年は5月30日からは事前予約がある場合に管理人が入り、7月04日か管理人が常駐し、9月からは事前予約により管理人の体勢となりました。
昨年の今頃の様子は?
4月28日に倉手山登山口と大日杉小屋までの車道が開通予定、開通時刻にも留意ください。2023.04.27
足ノ松尾根のアプローチ道路が通行止め、足ノ松尾根登山道は当面の間、通行不可2023.05.11
飯豊山・天狗平ロッジ周辺の過去の様子
飯豊山・天狗平ロッジ
- 電話番号:
- 090-5846-1858
- 連絡先住所:
- 山形県西置賜郡小国町