稜線の残雪は4箇所程度になりました。登山道と接する残雪は固く凍りついているので滑落に注意
天気・気温
山と周辺の状況
飯豊山は夏山シーズンを迎えています。稜線はお花畑が盛りになっています。
ハクサンフウロ
ハクサンフウロ
、
ミヤマリンドウ
ミヤマリンドウ
、
ヨツバシオガマ
ヨツバシオガマ
、
チングルマ
チングルマ
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ニッコウキスゲ
ゼンテイカ
、アオノ
ツガザクラ
ツガザクラ
、
ミヤマキンポウゲ
ミヤマキンポウゲ
などの花が咲き、高山植物のシーズンです。
ただし、登山道によっては、まだ雪が多く残っている箇所もあります。稜線でも、まだ残雪をトラバースする箇所が残っています。
また石転ビ沢は雪渓の状態が非常に悪くなっています。詳細については、「飯豊朝日連峰の登山者情報(http://www.ic-net.or.jp/home/iide/)」で確認して下さい。
登山道の状況
飯豊山は、まだ各所で残雪があります。アイゼン・ピッケルが必須のコースもあります。事前に情報を確認して、しっかりとした装備/技術で登山をしてください。
●大日杉コース
大日杉コースは安全に通行できます。
大日杉~五段山方面への登山道は、大日杉小屋の先にある五段山コースの吊り橋の修繕が終了し、通行できるようになっています。
●長坂尾根コース
川入から先の御沢野営場まで、一般車も入れるようになったようです。喜多方市役所山都総合支所にお問い合わせください。
●足の松尾根コース
奥胎内ヒュッテまでの一般車両通行が可能になっています。
●おおいんの尾根コース(湯の平登山道)
2016年は7月2日から10月31日まで入山できます。また、湯の平山荘には管理人が常駐します。車両は加治川治水ダムまで通行可能です。
http://www.city.shibata.niigata.jp/view.rbz?of=1&ik=0&pnp=14&cd=10768
●おんべ松尾根コース
通行止めです。
●稜線
梅花皮小屋と御西小屋の間の残雪は4箇所程度になりました。登山道と接する残雪は固く凍りついているので滑落に留意して下さい。
●石転ビ沢
石転ビ沢は、ホン石転ビ沢出合下流の雪渓が崩壊中のため右岸を巻くことになります。全体に薄く亀裂が多いので十分に注意して通行下さい。なお黒滝から上部は全て踏み跡が露出しています。
●梶川尾根
問題なく通行できます。登山道中は、高山植物がきれいでした。
迷いやすい扇ノ地紙および、門内小屋手前の小屋・テン場分岐・門内小屋前に案内板を新設しました。
水場は、五郎清水は水量豊富でした。稜線の門内水場は、門内清水がまだ雪の下で出ていませんでした。
●丸森尾根
登山道は問題なく通行できます。丸森・夫婦清水は水量豊富で利用できます。
●ダイクラ尾根
登山道は問題なく通行できます。桧山沢吊り橋も通行できます。
登山装備
登山道によっては残雪に対応できる装備が必要です。
注意点
●5月16日から7月29日まで、飯豊町手ノ子~中津川間の車道は通行禁止になっています。大日杉登山口に行く方は、小国町九才峠または川西町玉庭を経由して下さい。
→詳細は飯豊町HP(http://www.town.iide.yamagata.jp/003/yonezawaiide.html)
飯豊連峰主稜線の山小屋周辺には数張り分のスペースしかない所がほとんどです。小屋が登山者で溢れている場合以外の幕営はご遠慮下さい。
お知らせ
7月2日(土)から天狗平ロッジの常駐を開始しました。常駐期間は予約なしでも宿泊できますが、事前に連絡をお願いします。連絡先は管理人・井上邦彦の携帯(090-5846-1858)へお願いします。
応答できない場合は留守電またはこの番号宛にショートメールをお願いします。天狗平ロッジだけでなく、梅花皮小屋・御西小屋の連絡先にもなっているので、どこの小屋なのかを明確にしてください。
昨年の今頃の様子は?
4月28日に倉手山登山口と大日杉小屋までの車道が開通予定、開通時刻にも留意ください。2023.04.27
足ノ松尾根のアプローチ道路が通行止め、足ノ松尾根登山道は当面の間、通行不可2023.05.11
飯豊山・天狗平ロッジ周辺の過去の様子
飯豊山・天狗平ロッジ
- 電話番号:
- 090-5846-1858
- 連絡先住所:
- 山形県西置賜郡小国町