大江湿原の草紅葉は、さらに色づきが進みました。連休中に今秋で初めて最低気温が10℃を下回りました
天気・気温
山と周辺の状況
今回の台風12号は尾瀨を直撃することはありませんでしたが、風はやや強く、雨脚も強く弱くと変化してます。
秋の大型連休は、たくさんの人出がありましたが、今はとても静かな朝を迎えています。4連休の3日目、今シーズン初めて10℃を下回りましたましたが、本日も10℃以下、「もう冬だな」としみじみしています。
尾瀬のお花の最終ランナーの「エゾリンドウ」もいよいよ花終わりをむかえてきました。尾瀨に生息する動物たちも夏毛から冬毛へと変わってきて、オコジョはだいぶ色が変わっていました。
ッペ湿原の草紅葉は、さらに色づきが進んで、見頃までもう少しとなっています。尾瀬沼ビジターセンターの、定点観測ブログで、その模様をご確認ください。
https://www.oze-fnd.or.jp/archives/category/blog/td/ozn-td/
紅葉にもまだ少し早い今の時期、尾瀬沼一周の見どころは沼尻の池塘で見られる
ヒツジグサ
ヒツジグサ
の紅葉ではないでしょうか。初めて来た方や知らない方は、沼尻の池塘の存在を知らないで通り過ぎてしまうことが多々あるのですが、是非みていただきたい尾瀬沼の風景の一つです。
登山道の状況
尾瀬沼周辺の登山道で、異常箇所はありません。
通行止めになっていた尾瀬沼南岸・沼尻から三平下までの登山道は通行可能となっています。ただし、ぬかるみや古く痛んだ木道も多くあり、濡れた木道は極めて滑りますので注意して通行下さい。
燧ヶ岳の登山道は、雨が降ると、ぬかるみに苦戦している登山者が多く見受けられます。登山靴+ゲイターで対策してください。
登山装備
朝夕や日中も気温がぐっと下がって肌寒くなってきています。防寒着や雨具などを忘れずに、登山用具をしっかり揃えて秋の尾瀬をお楽しみ下さい。
注意点
尾瀬は7/1より多くの施設が利用可能になっています。ただし、利用できない施設、今年度は休業の施設も数多くあるので、事前に営業状況を確認しておきましょう。
・山小屋・キャンプ場の営業(https://www.oze-fnd.or.jp/archives/100847/)
・トイレ/VC(http://ur0.work/Xiqv)
昨年の今頃の様子は?
尾瀬沼ビジターセンターは5月13日に開所しました。残雪が少なく、大江湿原ではミズバショウが咲き始めています2023.05.17
ミズバショウのシーズン、もうしばらく楽しめそうです。木々は芽吹きはじめ、湿原の緑が濃くなってきました。2023.05.31
大江湿原のミズバショウは姿を消し、ハクサンチドリなどの花へとバトンタッチされています2023.06.15
尾瀬沼ビジターセンター周辺の過去の様子
尾瀬沼ビジターセンター
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