ミズバショウのシーズン、もうしばらく楽しめそうです。木々は芽吹きはじめ、湿原の緑が濃くなってきました。
天気・気温
山と周辺の状況
尾瀬は
ミズバショウ
ミズバショウ
のシーズンです。ただ、先日(5/24~25あたり)に、雪や遅霜で大江湿原の
ミズバショウ
ミズバショウ
は霜焼けなどの大きなダメージを受けました。ただ、林縁部の霜害の影響を受けにくい場所の
ミズバショウ
ミズバショウ
は美しさを保っており、もう暫く楽しむことが出来そうです。
また、釜ッ堀湿原では、多くの
ミズバショウ
ミズバショウ
が白い姿をみせています。
大江湿原は少しずつ緑が増えてきていて、ギョウジャニンニクや
コバイケイソウ
コバイケイソウ
の葉が大きく育ってきています。また、ダケカンバも枝先が薄っすらと芽吹いて来ているのが判るようになってきました。三本カラマツの緑も濃くなってきています。
周囲の花は
ミズバショウ
ミズバショウ
から少しずつバトンタッチです。ミネザクラが咲き始め、
シラネアオイ
シラネアオイ
や
タテヤマリンドウ
タテヤマリンドウ
が花をつけ始めています。
尾瀬沼ビジターセンターは5/13に開所いたしました。尾瀬国立公園、尾瀬沼周辺にお越しの際は是非とも尾瀬沼ビジターセンターへお立ち寄りいただき、ビジターセンターをご利用ください。最新の尾瀬沼周辺の情報をご案内いたします。また、ブログを通じても情報発信を行っています。
毎日無料のミニツアーを開催します。また週末夜には夜のスライドショーや星空観察会などの各種イベントを開催します。日程は追ってご案内します。
今年は雪解けが早く大江湿原の雪はほぼ溶け、薄茶色の湿原となっています。場所によっては、次々に
ミズバショウ
ミズバショウ
がその姿をのぞかせています。
ミズバショウ
ミズバショウ
は木道脇、釜ッ堀湿原などではだいぶ咲いているようです。
例年6月初め頃まで
ミズバショウ
ミズバショウ
をお楽しみいただけますが、年によって開花状況に変動があります。こまめに
ミズバショウ
ミズバショウ
の状況を更新しておりますので、尾瀬へお越しの際にはブログをご覧いただけると幸いです。
残雪は少なめですが、三平峠から三平下にかけては特に残雪が多く、登山道がわかりにくい場所があります。ピンクテープを目印にして道迷いにご注意下さい。また、踏み抜きの危険性が高い場所が数多くありますので、足元にお気をつけてご通行ください。
また、尾瀬沼南岸登山道も、雪が多く残っています。登山道によってはまだたくさんの雪が残るところもありますので、足元には留意してください。
5月12日に、気温が低下して尾瀬は霜に覆われました。風が強い中で散策していると大変冷え込みます。尾瀬へお越しの際は防寒着を用意してください。
登山道の状況
尾瀬沼ビジターセンター周辺の雪はなくなりましたが、林内にはまだ雪が残っている所もあります。足元の踏み抜きや転倒には、十分にご注意ください。
5/25に燧ヶ岳へ巡回に行きました(長英新道~俎嵓)。そのときの状況は以下の通りでした。
【一合目~四合目】
ぬかるみが非常に多いです。また、残雪によるスリップにご注意ください。
【四合目~七合目】
残雪による踏み抜きが多く発生します。50㎝~1m近く踏み抜く場所がありますので、足元にご注意ください。
【七合目~山頂】
踏み抜きは減りますが、登山道へせり出したハイマツやササで通行に時間がかかる場所があります。
【その他】
今回の巡回ルートではアイゼンを使用しませんでしたが、昨年度の同じ時期は御池からの登山道や俎嵓~柴安嵓のルートではアイゼンが必要なほど残雪があります。こちらのルートをお考えの際はアイゼンやストックの携行をお勧めします。
お知らせ
尾瀬沼ビジターセンターでは、金、土、祝日前夜、19時から19時45分まで「夜のスライドショー」を開催しております。尾瀬に生きる動植物、尾瀬国立公園について、尾瀬の自然保護の取り組みをスライドショーにて解説しております。尾瀬沼ビジターセンター付近で宿泊された際にはぜひお越しください。
尾瀬沼ビジターセンターからの情報は、尾瀬保護財団のホームページをご覧ください。
https://www.oze-fnd.or.jp/
昨年の今頃の様子は?
尾瀬沼ビジターセンターは5月13日に開所しました。残雪が少なく、大江湿原ではミズバショウが咲き始めています2023.05.17
ミズバショウのシーズン、もうしばらく楽しめそうです。木々は芽吹きはじめ、湿原の緑が濃くなってきました。2023.05.31
大江湿原のミズバショウは姿を消し、ハクサンチドリなどの花へとバトンタッチされています2023.06.15
尾瀬沼ビジターセンター周辺の過去の様子
尾瀬沼ビジターセンター
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- 連絡先住所: