ヒメサユリが咲き始めました。ルートにより残雪があり軽アイゼンやストックの用意を
天気・気温
山頂の天気の閲覧、登山計画の保存などができるようになります。
山と周辺の状況
■天候、自然 6/24
先週末に梅雨入りして以降、雨がちな天気が多くなっています。
各コースとも春~初夏の花(マイズルソウ、
イワカガミ
イワカガミ
、ヒナ
ウスユキソウ
ウスユキソウ
、
ハクサンイチゲ
ハクサンイチゲ
、
ミツバオウレン
ミツバオウレン
他多数)を楽しむことができるでしょう。ヒメサユリも少しずつ開花が始まっています。
日中は日が差すと25℃を越えるような暑さを感じますが、朝晩は涼しいです。
山頂付近では10℃を下回るでしょう。1枚上着があると便利です。
■【重要!!】通行規制に伴う「日帰り入浴、休憩」「昼食、喫茶」の営業について 6/24
橋の通行規制に伴い、夏季登山バス開始(7/22)までの間、日中の営業(日帰り入浴、昼食、喫茶、休憩等)は事前予約制とさせていただきます。
ご希望の方は電話(090-7664-5880)にてご予約下さい。
宿泊は随時受付中です。
■重要!!「橋の損傷による車両の通行規制」について 6/24現在
朝日鉱泉手前600m地点の橋の橋脚部分に損傷が見つかりました。
当分の間、安全のためこの地点までしか車両は進入できません。
駐車は橋の手前に7~10台程度駐車スペースがあります。
駐車の際には道路に対して垂直に詰めて停めてください。
そこがいっぱいの場合には車道沿いの端に寄せて停車することになります。
橋から朝日鉱泉までは林道を徒歩10分(近道、道標あり※頭殿山へ登る方は近道を使わず林道沿いに歩くと登山口を通ります。近道を使うと登山口は通りません、ご注意ください)です。
解除の目処は立っていません。
登山道の状況
■登山道情報 6/24現在
現在のところ登山道の大きな破損や通行不可の情報は入っていません。
各登山道情報。中ツル尾根ルートでは雪を踏む箇所は全くありません。
夏装備での登山が可能です。
4合目長命水の水場は非常に水量が少なく、登山道から離れますので、緊急時のみ使用することをお勧めします。
鳥原山ルートでは例年遅くまで雪の残る箇所(鳥原山~小朝日岳の間の小朝日岳手前の北斜面、銀玉水前の斜面)は雪が残っています。念のため軽アイゼン、ストックがあると心強いでしょう。
金玉水は雪に埋もれ利用できません。
御影森山ルートでは雪を踏む箇所は全くありません。
途中の水場の大沢峰は雪が多く残っています。
■6/16 中ツルルートでの登山道チェック
6/16梅雨入りも時間の問題となる時期に入り、天候が安定しない中ではありましたが、日中は晴れそうという予報を信じ、中ツルルートでの登山道チェックに登頂しました。
前半の朝日鉱泉~2合目「出合」までの渓谷沿いの登山道は、春先から何度も登山道整備に入っているため問題ありません。
2~6合目の樹林帯も多少の倒木はありましたが大きな問題はありません。
4合目の長命水は登山道から崖を下っていくのですが、水は出てはいるものの水量は少なく、結構な距離(2分程度)を下らなければいけませんので、あまりお勧めしません。緊急用です。
4合目以降もキツイ登りではあるものの、ぐんぐん標高を稼ぎ、6合目付近で稜線に出て一気に視界が開けると思いきや…、すでにガスが出始めて視界が良くありません。
まだ朝の7時過ぎだというのに…。ただ、ガスの切れ間から美しい青空も見え、まだ上空は良い天気であることがわかりました。
8合目あたりからはガスも大して濃くはなく、春~初夏の高山植物をみることができます。
ショウジョウバカマ
ショウジョウバカマ
、
ハクサンイチゲ
ハクサンイチゲ
、マイズルソウ…まだヒメサユリは見ることができませんでしたが、これから「花の登山道」ともいわれる中ツル尾根上部での花のシーズンが本格的に始まります。
そんな高山植物を楽しみながら8合目と9合目の間あたりまで来ると、登山道に残雪らしき白いものが残っています。
このあたりの登山道は日当たりもよく、いつも早くに雪が解けるのに珍しいなぁと思って近づいてみると…、なんと前日に降ったであろう「雹(ひょう)」の固まりです!しかも触ってみると直径1~1.5cm程度の大粒のものです。
残っているところには厚さにして10cn程度積もっています。
そういえば、前日はふもとの町でも雷雨の際に雹が降ったということを娘から聞いていたことを思い出し、大朝日岳の山頂付近でもかなりの量が降ったことを知りました。
雹を踏みながら山頂に到着しましたが、ギリギリ展望も良く、残雪と深緑のコントラストを楽しむことができました。…が10分もしないうちにガスがどんどん上がってきて、山腹は真っ白になってしまいました。
さらに白かったガスの色が徐々に灰色になり出し、どんどん濃くなって来ているのが見えます。
先ほどの雹や昨日の雷雨を思い出し、これはすぐに降りたほうが良いと判断し、本当は鳥原山ルートをチェックしながら降りる予定でしたが、諦めて中ツル尾根を慌てて樹林帯まで下りました。
4合目あたりまで下ったところで雷鳴がなり出し、あとは雷に追われながらなんとか雨にも降られずに帰着することができました。
本来積乱雲が発達しやすいのは気温の上昇が大きい夏場だと思われますが、最近はこの時期でも気温の急な上昇や大気の不安定な状況になりやすい傾向にあり、天気の急変が起こり得ますので、十分な注意が必要です。
中ツル尾根ルートでは、雪を踏む箇所は全くなく、夏装備での登山が可能です。
■避難小屋
・朝日連峰上の各避難小屋は利用は可能です。
以東岳の避難小屋が新築され利用可能。1Fにはバイオトイレも設置され、非常に快適に利用できます。
避難小屋の管理協力費は¥1500/人です。
■2020年7月豪雨災害箇所等の復旧工事について
2020年7月28日の豪雨災害により損壊した道路箇所の復旧工事が今年度行われております。復旧工事に伴う一時的な通行止めが実施される場合があります。
■留意事項
朝日町方面から県道289号白滝宮宿線で入る道路では、朝日鉱泉手前14km(冬季閉鎖ゲート設置地点、「立木」最終集落)から朝日鉱泉側は朝日鉱泉も含め携帯電話の電波が入りません。
朝日鉱泉手前7km以降は簡易舗装および未舗装の林道区間となり、道路整備は入っているものの悪路となりますので運転には十分ご注意ください。
■お願い
朝日鉱泉登山口には、一般登山者用駐車場(10台程度)と朝日鉱泉利用者(宿泊、昼食・入浴利用など)駐車場があります。
夏季は駐車場が込み合いますので、朝日鉱泉利用以外の方は必ず一般駐車場へ駐車をお願いします。
登山口は朝日鉱泉前にあります。
登山装備
登山装備が必要です。
ルートにより軽アイゼンとストックが必要
気温下がることがあり防寒具は必要
注意点
■2021年度登山バス運行決定!
2021年度の登山バスがで夏季、秋季連休に下記の日程で運行されることが決定しました。夏季は期間中毎日運行、秋季連休は乗車2日前までに予約の完全予約制です。運行形態が違いますのでご注意ください。
詳しくはこちら
https://www.asahikosen.com/%E7%99%BB%E5%B1%B1%E3%83%90%E3%82%B9/
お知らせ
■朝日鉱泉ナチュラリストの家
窓から大朝日岳が見える山小屋です。
・電話 090-7664-5880
・ホームページ http://www.asahikosen.com/
・2021年の営業 4/29から営業中
■SNS
・Facebook
https://www.facebook.com/asahikosen/
■山形県民対象「県民泊まってお出かけキャンペーン やまがた夏旅」
詳しくはこちら
https://www.asahikosen.com/%E3%82%84%E3%81%BE%E3%81%8C%E3%81%9F%E5%A4%8F%E6%97%85/」
予約受付中
■便利な宿泊プランはこちら
それぞれの登山口(登山ルート)には、そこを使わなければ見られない景色、魅力があります。
山を登る方ならば誰でもが思う「行きと帰りに別々の登山口(登山ルート)を歩きたい」という願望。
公共交通機関が極端に少ない朝日連峰で、そんな登山者の夢を叶えます!
・古寺登山口」までの輸送つき1泊2食宿泊プラン
・「白滝登山口」までの輸送つき1泊2食宿泊プラン
・「ブナ峠登山口」までの輸送つき1泊2食宿泊プラン
詳しい内容はこちら
https://www.asahikosen.com/%E4%BE%BF%E5%88%A9%E3%81%AA%E5%AE%BF%E6%B3%8A%E3%83%97%E3%83%A9%E3%83%B3/
昨年の今頃の様子は?
ブナの新緑が美しいです。登山道整備中。今年は倒木が多め。ルート上には残雪、雪渓あり十分な装備2023.05.16
登山道整備中。今年は倒木が多め。融雪すすんでいますがルート上には残雪、雪渓あり十分な装備で2023.05.30
日により気温の差異が大きくどちらにも対応でききる装備で。6/18朝日連峰夏山開きの安全祈願祭2023.06.12
朝日鉱泉ナチュラリストの家周辺の過去の様子
朝日鉱泉ナチュラリストの家
- 現地連絡先:
- 090-7664-5880
- 電話番号:
- 0237-67-3589
- 連絡先住所:
- 山形県西村山郡朝日町宮宿1905-1