ニッコウキスゲが終盤、紫色のコバギボウシやコオニユリのオレンジ色が湿原では目立ってきました
天気・気温
山と周辺の状況
尾瀬沼は台風8号の影響は小さく、時折強い雨が降った程度であまり影響はなかったようです。今朝の尾瀬沼ビジターセンター周辺は青空ものぞいています。
ニッコウキスゲ
ゼンテイカ
は終盤を迎えていますが、ビジターセンターから少し歩くと様々な花が咲いています。主役は紫色の
コバギボウシ
コバギボウシ
や
コオニユリ
コオニユリ
のオレンジ色に変わってきているようです。また、
ヤナギラン
ヤナギラン
が花をつけ始めていますが、夏の終わりが近づいているように感じてしまうのは私だけでしょうか。
尾瀬は一か月違うだけで様子がガラッと変わります。八月のお盆を過ぎると、どんどん寒くなり、あっという間に秋です。
尾瀬では自然の変化で季節の移ろいを色濃く感じられるので、シーズン中、何度も訪れていただければと思います。
登山道の状況
尾瀬沼周辺のハイキング道は、とくに問題なく通行できます。
燧ヶ岳は本格的な登山シーズンが到来しています。残雪も消えています。
長英新道は、ぬかるみが多く歩きにくいので、スパッツやゲイターなどのぬかるみの対策が必要となります。
燧ヶ岳は、どの登山道も8合目付近から上部は、ほとんど日陰がありません。これからの夏山では、熱中症への対策として十分な水分を準備する必要があります。
熱い日差しを遮るために大きめの帽子を被る、水分とともにミネラル補給の塩飴等を用意するなど、事前準備をしっかりとしましょう。水は2Lほどあると良いです。
御池新道では熊沢田代では
ワタスゲ
ワタスゲ
が、広沢田代では
キンコウカ
キンコウカ
が、とてもきれいでした。
お知らせ
尾瀬への入山にあたっては以下URLの注意事項をご確認ください。
https://www.oze-fnd.or.jp/archives/106819/
尾瀬ではまだ営業を開始していない施設や閉鎖している施設があります。お出かけの際には各施設の営業予定や閉鎖予定の確認をお願い致します。
https://www.oze-fnd.or.jp/archives/106765/
昨年の今頃の様子は?
尾瀬沼ビジターセンターは5月13日に開所しました。残雪が少なく、大江湿原ではミズバショウが咲き始めています2023.05.17
ミズバショウのシーズン、もうしばらく楽しめそうです。木々は芽吹きはじめ、湿原の緑が濃くなってきました。2023.05.31
大江湿原のミズバショウは姿を消し、ハクサンチドリなどの花へとバトンタッチされています2023.06.15
尾瀬沼ビジターセンター周辺の過去の様子
尾瀬沼ビジターセンター
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