唐松岳 | 唐松岳頂上山荘

紅葉は八方池へ。朝晩冷え込み結氷する日あり。営業は10/16泊まで(売店はほぼ水の販売のみ)

氷点下の寒い朝。快晴の稜線は真っ白な雪に覆われています。
積雪は少なく吹溜りで20㎝ほど。信州側は雲海、雲が切れて時折山麓が見えます(2021.10.18 唐松岳頂上山荘 )
氷点下の寒い朝。快晴の稜線は真っ白な雪に覆われています。 積雪は少なく吹溜りで20㎝ほど。信州側は雲海、雲が切れて時折山麓が見えます(2021.10.18 唐松岳頂上山荘 )
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

天気・気温

10/08(金) 13:00 黒部側晴れ 信州側ガス
富山市の天気予報
明日
雨のち晴
21℃
15℃
明後日
曇時々晴
20℃
15℃
日本気象協会提供 2024年5月18日 18:00発表
松本市の天気予報
明日
雨時々曇
23℃
14℃
明後日
曇のち晴
26℃
13℃
日本気象協会提供 2024年5月18日 18:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

■天候 
このところ大きく崩れることはありません。朝晩は冷え込むようになりました。

10/8 06:30 晴れ 5℃ 南西の風約8m 風がありますが比較的穏やかです
日中は暑くなりました。
13:00 黒部側は晴れ、信州側はガス

10/7 07:00 霧 5℃ 西の風7m
10/6 06:30 雨、ガス 5℃ 北の風約6m
10/5 06:30 晴れ(快晴) 7℃ 西の風約5m
10/4 06:30 快晴 6℃ 無風
10/3 06:00 快晴 1℃ 北風 約7m 気温の低い朝で、霜柱がたち氷が張りました。
 
・記録 
9/26 五龍岳 初冠雪
9/7 初霜初氷観測 

■自然
八方尾根は八方池あたりが色付いています。
西側の五竜岳の斜面は、夕日が当たると紅葉が照り輝いています。
黒部の谷も紅葉しています。

登山道の状況

■登山道 10/8 周辺登山道に大きな支障の連絡はありません。※地震の影響はありません
登山道上では、小さな浮き石があります。 小石を踏んで足を滑らせないようにご注意ください。

■八方尾根ルート 
八方尾根上部は尾根通しです。

■五竜方面 支障の連絡はありません
五竜岳山荘の営業は10/16まで
キレット小屋は営業終了

■不帰方面  破線ルートです。事前に情報収集を
天狗山荘、白馬村頂上宿舎は営業終了(テントばのトイレや水場も使用できません)
白馬鑓温泉方面は今季立入禁止です。
次の小屋は白馬山荘です。

■祖母谷方面
長大なルートです。
ルート全線通行可能です。倒木の上下を通行の際には、足元をよく確認して慎重に通行して下さい
下草が濡れている場所、地面が抜かるんでいる場所は、非常に滑りやすくなっています。

夏に四十八曲り~南越沢沿いの登山道は、草刈り作業終了していますが、日当りのよい場所では、草木の生育は非常に早く 短期間のうちに登山道が覆われてしまうことがあります。
足元が見えないほどの下草が生えている場所では、急がずにゆっくりと下山を

※唐松岳出発時に飲料水は充分ご用意ください。
樹林帯が多く湿度が高くなりますので、水分補給と栄養・塩分補給はしっかりと
必ず唐松岳頂上山荘にて登山道状況等のご確認をお願い致します 

登山装備

3000m級山岳の、晩秋の登山装備が基本です。

気温が低くなってきました。
雨具の他にフリースやインナーダウンなどの防寒用衣類をお持ちください。
日帰り登山でも登山用の雨具、防水性の高い靴、荷物の防水、手袋(滑らない手袋)の用意を
(稜線の風は冷たく、手がかじかんでしまう登山者います。)
靴下や下着も含めて着替えの準備もあると良いです。

また登山中の身体を冷やさないように早目の着用をお勧めします。

行動中の飲み物として 温かな飲料をテルモス等の保温容器に入れておくことを推奨

五竜方面、不帰の嶮、祖母谷方面 岩稜帯の鎖場では、鎖を掴む手が冷たくなります。手袋(滑らない手袋)や温かな帽子で登山中にも身体を冷やさないよう。

※スポーツインナーやタイツで体に密着するタイプは、雨風になると保温性が低くなります。
保温できる防水防風のジャケットの間に、一枚衣類を入れると保温性が高まります
またタイツも雨具の下を着用すると体温を奪われません

注意点

■登山の体調管理と怪我の予防のために
日没早くなっています。目的地には、早めに到着する計画で。
入山前の「充分な水分摂取」、登山中のこまめな「水分補給+塩分補給」、「汗冷えの防止」を心掛けましょう。
低体温症に注意。山麓と稜線とで気温差があります。
ご自身の判断のもと 天候やご体調に合わせた安全登山をお願い致します。

■唐松岳周辺の天気予報
富山県黒部市周辺の天候を参考に
富山県黒部市周辺平地の気温から16℃引いた気温が、唐松岳周辺、稜線のおよその気温となります。
※風、雨等が加わると体感温度は更に下がりますのでご注意ください

■八方尾根アルペンライン(ゴンドラ、リフト)
https://www.happo-one.jp/

・ゴンドラ、リフトの運行は以下を参照して下さい
https://www.happo-one.jp/trekking/alpenline/
2021年6月12日(土)〜10月31日(日)
※天候により変更になる場合があります。

お知らせ

■唐松岳頂上山荘
http://karamatsu.jp/

■2021年 宿泊
テントサイトのみ完全予約制で営業
小屋宿泊はできません。
・トイレ(有料)は利用可
・売店 小屋閉め直前のため、補給品としては、ほぼ水の販売のみ。
軽食(カップ麺やパン)は終了しています。各自で入山前にご用意下さい

・テント 完全予約制。2021年7月10日(土)~10月16日泊予定(再々度変更になりました)
※テント泊は10/16泊まで、売店も10/16まで トイレ使用10/17は10時まで
1日20張限定、予約方法は 以下のサイトを参照下さい
http://karamatsu.jp/tentreserve.html

■唐松岳八方尾根 情報 (最新情報はこちらが一番早いです)
唐松ガイド 唐松岳周辺の登山情報  
http://www.karamatsu-guide.com/
八方尾根ルート、祖母谷ルート、後立山連峰 唐松岳周辺の登山情報サイト(山岳ガイド 中川)
※過去の登山情報データがあります。

昨年の今頃の様子は?

2023年の夏山営業は7/1~10/21。利用には予約が必要。予約は6月中旬から受付予定2023.05.11

2023年の夏季営業は6/24(土)泊~(テントは7/1~)。利用には予約が必要。予約は一ヶ月前から受付2023.05.24

営業は6/24(土)泊~(テントは7/1~)。7/11以降の予約は6/11からWEBほかで受付。7/10まではHP参照2023.06.08

唐松岳頂上山荘周辺の過去の様子

  • (みんなの登山記録 akira さんの投稿から)
  • 山荘裏山より剣岳、立山連峰の眺望
  • 氷点下の寒い朝。快晴の稜線は真っ白な雪に覆われています。
積雪は少なく吹溜りで20㎝ほど。信州側は雲海、雲が切れて時折山麓が見えます
  • 朝の静かな稜線です。遥か遠くに富士山のシルエットが見えました。八ヶ岳の連山と富士山の遠望です
  • 立山連峰と剱岳。稜線のタカネナナカマドは落葉し、枝先に残る赤い葉もわずかとなりました
  • 快晴 唐松岳山頂より山荘方面 
  • 気温1℃と寒い朝を迎えました。 霜柱がたち氷がはっています。
  • ウラシマツツジの草紅葉と唐松岳
  • 牛首登山道より ウラシマツツジと山荘
  • 秋色の稜線と唐松岳
  • 山荘周辺に生息するライチョウ 春はまれたヒナたちがそろそろ親離れの時期を迎えています
  • 雲海と日の出

唐松岳頂上山荘

電話番号:
090-5204-7876
連絡先住所:
長野県北安曇郡白馬村北城6336

地図で見る
http://karamatsu.jp/

施設の詳細を見る

関連する山

富山県 長野県 / 飛騨山脈北部

唐松岳 標高 2,696m

 後立山連峰のほぼ中央に位置するが、地味な存在である。ピラミッド型をしたこの山が大きく美しく見えるのは、主稜線の大黒岳付近からである。  主稜線を振り分けに、長野・富山両県からそれぞれ1本ずつの登山道が通じている。東からの八方尾根は、山岳スキー場として知られるが、途中の八方池は不帰ノ嶮を間近に仰ぐ憩いの場である(八方集落よりリフトなど利用して所要4時間)。西からの南越(なんこし)の道は、黒部渓谷からのもので、難路であったが、昭和61年、大黒鉱山跡まで尾根上をたどる新道に切り替えられた(祖母谷温泉より所要9時間)。  唐松岳北方の主稜線は、両側面からの浸食によって険しいやせ尾根となって、不帰ノ嶮と呼ばれている。ここは白馬岳からの縦走では、電気回路における抵抗のような存在となっているのである。南方への稜線はすぐに牛首岳を起こすが、ここも険路である。  八方尾根と主稜線とのジャンクションをなす小突起の西側に、抱かれるようにして唐松岳頂上山荘が建っている。間に深い黒部の谷を挟んで望む、ここからの剱岳の眺めは、後立山八景の1つに数えられよう。

富山県 長野県 / 飛騨山脈北部

鑓ヶ岳 標高 2,903m

 後立山連峰北部にあり、白馬三山の一峰。白馬岳または唐松岳方面から主稜線を縦走する際に踏まれることが多く、頂は広いザクに覆われ、眺望はすこぶるよい。  頂から信州側に、南・北2つの大きな岩稜を相似形に派生させ、それがこの山の姿を形造っている。  登山道は、東山麓の猿倉から鑓温泉を経るものが鑓ヶ岳の南鞍部に通じている(猿倉より所要7時間30分)。この登路になる東山腹は、登山最盛期近くまで大雪田を残し、融雪後は一面のザクとなる氷河地形を残す大斜面で、圏谷底にあたる大出原(おいでつばら)は、シナノキンバイなどの群落に彩られている。西面の中背尾根の道は廃道になって久しく、越中側からの登路はない。南へ主稜線をたどると天狗池で、池畔には天狗山荘が建つ。構造土の広がる天狗山稜を漫歩すれば、天狗ノ大下りを経て不帰(かえらず)キレットに達する。  なお、この山の東山腹、大出原の下部にある鑓温泉は標高2100mもの高さにある、わが国でも最高所にある温泉の1つ。鑓温泉小屋の背後の岩間から大量の湯が湧き出しており、泉質は含食塩土類硫化水素泉。慢性関節炎、糖尿病、神経痛、皮膚病などに効能があるという。

富山県 / 飛騨山脈北部 後立山連峰

五竜岳 標高 2,814m

 後立山連峰の中央部にあり、雄大な山容をもち、鹿島槍ヶ岳とともにこの連峰の重鎮的存在である。この山の景観が優れているのは、東麓からの唯一の登路である遠見(とおみ)尾根からのものである(神城駅からテレキャビンを利用して所要6時間)。尾根の名称の起こりである、いくつものタワミ(遠見)の上下を繰り返す、きついアルバイトを打ち消して余りあるのが、五竜岳東面と鹿島槍ヶ岳北壁の豪壮な眺めである。五竜岳東面は、いくつものバリエーション・ルートをもっているが、その1つ、G2稜の上部に顕著な武田菱に似た岩が見られ、この山の名の由来となっている。この地を支配していた武田の紋所「武田の御菱(ごりよう)」からきたもので、菱(ひし)は岩の方言でもある。また「後立(ごりゆう)山」の音読みから「五竜」となったという説もある。  五竜岳北隣の白岳(しらたけ)は、初雪のころ真っ白な姿を見せるのでこう呼ばれたが、その南側には主稜と遠見尾根に挟まれた、白岳沢のカールが広がっている。五竜岳から鹿島槍ヶ岳にかけての主稜線は、八峰(はちみね)の稜線と呼ばれる鋸歯状の突起を連ね、東面足下のカクネ里や、黒部峡谷を距てた剱岳の眺めとともに、縦走の醍醐味が味わえる所でもある。

ユーザーの登山記録から

周辺の山岳最新情報