草紅葉は日々色濃くなり。レンゲツツジも紅葉が始まっていますが、樹木の紅葉は例年通り10月中旬以降の様子
天気・気温
山と周辺の状況
雨が降り続いている静かな尾瀬沼周辺です。雨の日は湖面に漂う山霧で三本カラマツの姿をはっきりと見ることが出来ます。
雨のせいかはトンボ達の姿は見えませんが、時折「キロロロロロ」とカイツブリの甲高い鳴き声が聞こえてきます。沼尻の売店の方から「ア~オ~ア~オ~アオ~~~」という縦笛のような鳴き声が森の方から聞こえてきた、というお話を聞きました。アオバトの鳴き声でしょうか。沼尻ではゆったりとした時間が流れています。
草紅葉も日々色濃くなってきています。朝日が射す時間は、湿原がオレンジ色に輝いていました。また、初夏の頃、鮮やかなオレンジ色で湿原を彩った
レンゲツツジ
レンゲツツジ
も紅葉しはじめています。
一方、樹木の葉は深緑の頃の色合いとは少し違って見えますが、紅葉はまだまだ先のようです。例年通り10月中旬以降になるのでしょうか。
湿原ではもう花の姿はわずかで、尾瀬の最終ランナーである、エゾリンドウがまだ見ることができます。
尾瀬沼ビジターセンターでは、金曜、土曜及び祝前日の19時から19時45分まで「夜のスライドショー」を開催しております。尾瀬に生きる動植物、尾瀬国立公園について、尾瀬の自然保護の取り組みをスライドショーにて解説しております。尾瀬沼ビジターセンター付近で宿泊された際にはぜひお越しください。
登山道の状況
尾瀬沼ビジターセンター周辺の登山道に異常箇所はありません。尾瀬沼南岸では、木道、階段、木の根を跨ぐ登山道、樹林帯の中、開けた湿原などバラエティに富んだ登山道を進みます。尚、濡れた木道は滑りますので注意して進みましょう。
燧ヶ岳への登山道は、とくに問題箇所はありません。
お知らせ
尾瀬沼ビジターセンターでは、金、土、祝日前夜、19時から19時45分まで「夜のスライドショー」を開催しております。尾瀬に生きる動植物、尾瀬国立公園について、尾瀬の自然保護の取り組みをスライドショーにて解説しております。尾瀬沼ビジターセンター付近で宿泊された際にはぜひお越しください。
尾瀬沼ビジターセンターからの情報は、尾瀬保護財団のホームページをご覧ください。
https://www.oze-fnd.or.jp/
昨年の今頃の様子は?
尾瀬沼ビジターセンターは5月13日に開所しました。残雪が少なく、大江湿原ではミズバショウが咲き始めています2023.05.17
ミズバショウのシーズン、もうしばらく楽しめそうです。木々は芽吹きはじめ、湿原の緑が濃くなってきました。2023.05.31
大江湿原のミズバショウは姿を消し、ハクサンチドリなどの花へとバトンタッチされています2023.06.15
尾瀬沼ビジターセンター周辺の過去の様子
尾瀬沼ビジターセンター
- 電話番号:
- 連絡先住所: