草紅葉はピークを過ぎましたが、尾瀬沼周辺は今、樹木の紅葉の見頃を迎えています
天気・気温
山と周辺の状況
朝、晴天が広がると、地表の熱が大気中に逃げ、尾瀬沼周辺はグッと冷え込みます。先週の土曜日は-3℃近くまで気温が下がり、夜が明けると真っ白な風景に様変わりしていました。
この時期は、早朝や日陰などで木道が凍っている時がありますので、ゆっくりと慎重に歩いてください。
尾瀬沼周辺の山小屋やキャンプ場は今週末には営業を終了する場所が多いです。季節も晩秋から初冬に移ろうとしています。
一方、草紅葉はピークを過ぎましたが、尾瀬沼周辺は今、樹木の紅葉の見頃を迎えています。大江湿原周辺のダケカンバの黄葉も終盤ですが、三本カラマツが色づいてきています。
ナナカマド
ナナカマド
の紅葉越しに見える尾瀬沼がキラキラ輝いて綺麗です。たくさんの水鳥が泳いでいる姿も見えます。
これからの時期は、尾瀬ヶ原が雨でも標高の高いところでは雪になることがあります。降雨や降雪、風により体感温度はぐっと下がります。尾瀬にお越しの際は、天気予報をよく確認し、レインウエアなどの雨対策、手袋や帽子、ネックウォーマー、温かい飲み物などの防寒対策をしてお出かけください。
尾瀬沼ビジターセンターでは、金曜、土曜及び祝前日の19時から19時45分まで「夜のスライドショー」を開催しております。尾瀬に生きる動植物、尾瀬国立公園について、尾瀬の自然保護の取り組みをスライドショーにて解説しております。尾瀬沼ビジターセンター付近で宿泊された際にはぜひお越しください。
登山道の状況
尾瀬沼ビジターセンター周辺の登山道に異常箇所はありません。尾瀬沼南岸では、木道、階段、木の根を跨ぐ登山道、樹林帯の中、開けた湿原などバラエティに富んだ登山道を進みます。尚、濡れた木道は滑りますので注意して進みましょう。
燧ヶ岳は、10/8に初冠雪となりました。1週間たった10/14に巡回しましたが、登山道脇にはまだ雪が残っていました。また、俎嵓から柴安嵓へ向けて下る登山道にも残雪がありました。今後、降雪があった場合、積雪の状況により滑り止めなどの装備が必要になりますのでご注意ください。
お知らせ
尾瀬沼ビジターセンターでは、金、土、祝日前夜、19時から19時45分まで「夜のスライドショー」を開催しております。尾瀬に生きる動植物、尾瀬国立公園について、尾瀬の自然保護の取り組みをスライドショーにて解説しております。尾瀬沼ビジターセンター付近で宿泊された際にはぜひお越しください。
尾瀬沼ビジターセンターからの情報は、尾瀬保護財団のホームページをご覧ください。
https://www.oze-fnd.or.jp/
昨年の今頃の様子は?
尾瀬沼ビジターセンターは5月13日に開所しました。残雪が少なく、大江湿原ではミズバショウが咲き始めています2023.05.17
ミズバショウのシーズン、もうしばらく楽しめそうです。木々は芽吹きはじめ、湿原の緑が濃くなってきました。2023.05.31
大江湿原のミズバショウは姿を消し、ハクサンチドリなどの花へとバトンタッチされています2023.06.15
尾瀬沼ビジターセンター周辺の過去の様子
尾瀬沼ビジターセンター
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