では実践! 腰を鍛える運動法。鍼灸師 ネモ先生の山と身体の羅針盤

鍼灸師・活法師「からだ自然Labo空」院長の根本国彰先生が、みなさんの登山ライフの指針となるような情報をお届けする『鍼灸師 ネモ先生の山と身体の羅針盤』。「山=登る」を主軸に、登山やクライミングに関した身体の悩み、症例、対策などを紹介しています。第三回は、「オススメの腰を鍛える運動法」を伝授します。

「肩こりや膝痛の大元には腰の症状がありますよ」「腰は文字どおり人体の要ですよ」ということをご紹介させていただきましたが、今回は腰を鍛える運動法を紹介します。実際に鍼灸院にくる患者さんの運動指導で用いている方法で、効果が確認されている運動です。ぜひご活用いただきたいと思います。

簡単にできる腰を鍛える運動法はコレ!『足の素振り』

①手を壁などについて姿勢を安定させ片足立ちになり、膝をできるだけ内旋する。

②膝の曲げた角度をキープしながら、股関節を外に目いっぱい開く。

③反対の足の脛の外に向かって力いっぱい蹴り出すように膝を伸ばす。

毎日①~③を3~5回行なうようにします。

〝人体の要〟である腰が安定してくるにしたがって、肩こりや膝痛も解消されていきます。身体が温まっているときに行なうとより効果がありますので、ウォーキングなどの運動後、お風呂上がりを利用すると良いでしょう。

現代人は、生活スタイルや仕事環境の変化に伴い、歩く時間が短くなり腰痛を引き起こしやすくなっています。腰にかかる負担は、立位のときよりも座位の方が負荷が大きく、崩れた姿勢で椅子に腰掛けている場合は、直立の姿勢の2倍程の負荷が腰にかかっているといわれます。デスクワークや運転など、一日のうちで座っている時間が多くなる方は、ぜひこの運動を腰痛予防のために行なってみてください。

◇お知らせ
第4回目となる『クライマーのための身体ケア講座』を7月30日に開催します。今回の内容は「ストレッチ」。当院での施術に取り入れている活法整体をベースに、体の可動域が一瞬で変化する方法を紹介します。本文中で紹介した運動法も実際の指導のもと体験していただけますので、ぜひお越しください。詳細は以下をご参照のこと。

日時:7月30日(日曜日)15時~※約1時間
場所:ボルダリングサイト・ビースリー春日部
参加費:無料(ジム利用料別途)
持ち物:筆記用具
募集人数:先着15名
対象者:大人(子供は親同伴で可)
参加申し込み:前日までにビースリーにご連絡下さい(当日参加は先着人数次第で可)

◇お問い合わせ先
ボルダリングサイト・ビースリー春日部
048-741-0959

教えてくれた山センパイ

根本国彰

はり・きゅう師、碓井流活法、『からだ・自然Labo~空【ku:】~』院長
多くのクライマーや登山者のケガや症状を診てきた経験から、一昨年より関東周周辺のクライミングジムで「クライマー治療室」を定期開催している。『山と溪谷』や『CLIMBING joy』、その他山岳雑誌などでクライミングや登山に関する身体のケア方法を紹介している。
⇒からだ・自然Labo~空【ku:】~