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大阪~比良山系を結ぶ第7回 戸寺~大尾山~途中

大尾山( 東海・北陸・近畿)

パーティ: 1人 (K-TAN さん )

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行程・コース

天候

晴れ

登山口へのアクセス

その他: 往路:淀屋橋ー京阪電車ー出町柳ー京都バス(大原行き)ー戸寺
復路:戸寺ー江若バスー堅田ーJR-大阪

この登山記録の行程

09:59 戸寺出発
09:08 ゲート
09:56 合流地点
10:08 仰木峠
11;32 大尾山
12:34 P503のピーク標識
13:40 昼食
13:56 P531 
14:20 宮めずら
14:35 途中域道標
15:16 途中超
15:33 途中バス停到着

コース

総距離
約12.7km
累積標高差
上り約1,380m
下り約1,308m

高低図

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

大阪―比良山系を繋ぐトレッキング
今回は7回目/全8行程 戸寺~大尾山~途中を登った。

12.7Km 6時間44分 計画では5時間3分 1時間半も遅れてしまった。

今日は、8時28分、出町柳から、大原行きのバスに乗って戸寺で下車、戸寺バス停前の側道を入っていく。
先週は戸寺に降りるつもりだったのだが、急坂と書かれていたので断念した。登りならいいだろうと、今日は戸寺から登った。入ってみると、1時間で合流地点に到着それほどきつい登りではなかった。

仰木峠で休憩して、稜線を大尾山まで進む。大尾山まで道標もあり、道もしっかりしているので、迷いそうな場所もなかった。
大尾山までは計画通りの時間で到着

大尾山からは、道があるようでない場所が多くあり、GPS、テーピング、県境の杭、稜線の順で道しるべとして使用しながら進む。
スマホの地図ロイドが手放せない
県境の杭だけが頼りとなる場所では、ほとんど藪コギ状態になる場所もある

道が良くないことはわかっていたので、事前にいろいろ情報を検索し、危なそうな場所もチェックしていたのに、同じところで同じように迷ってしまった。

意外にアップダウンが大きく、次第に遅れていく。小出石峠では30分以上の遅れが生じていたが、昼食をとり、思案を巡らす。

途中バス停で14:57分のバスまで、あと1時間20分で残り3.5Kmを走破しようと甘い考えで出発した。
しかし、ここからの道にも大きくアップダウンがあり、魚の子峠あたりでは、ほとんど14:57のバスに間に合わない状態となっていた。

途中越えの道標からは、道なんかない、崖下りが待っていた。転げそうになりながら慎重に降りていく。ダウンロードしたルート履歴ではまっすぐ降りるルートだったが、斜度30度を超えており、流石にまっすぐはしんどいので、斜めに降りて行ったら、少し外れた谷に降り立った。

ここから車道へ降りようと思ったが、2.5m以上の石垣があり、降りられなかったので、例の階段を探した。この階段は、斜面をまっすぐ降りると、辿り着ける場所にあった。
なんとか車道に出て、トンネルを迂回して途中バス停位到着。15:37分だった。

次のバスは18:00、途方に暮れていたが、近くにもバス停があるので念のために行ってみたら、16:08分のバスがあった。道端に腰を下ろし、体を拭いていると、臨時バスが目の前に止まった。

慌てて飛び乗ったら、乗客は登山客ばかり、堅田駅までは少し混んでいたが、JRで帰阪した。

今回何故こんなにも遅れたのか?、自分ではそれほど歩きが遅くなっている感じはなかったが、結構アップが多く、次第に遅れが大きくなっている。何より道が無いので、GPS片手に慎重に歩いていたことも遅れの原因だった。
しかし、振り返ると、かなりドキドキのいい山歩きができた。

今日は、登り、稜線歩き、下りの普通のコース。自分の体力に見合った、登山計画を立てられる様にと最近始めた自動計算プログラムの検証をしてみた。傾斜に依って遅れが大きくなっているのか?、これまでのプログラム機能では、ルート実績で休憩時間を取り除くのがなかなか難しかったので、自動的に休憩時間を取り除く機能を追加した。が、今回はスマホでログを取ったため、歩いていない時間のログが不安定に、移動しているため、1ポイント間の差分では休憩時間と認識できないことが分った。
その為、検出するポイント間隔を変更できるように改善した。

その結果、傾斜に依らないで一定の遅れが積算していることが分った。
ほんとかな?ということで、差分グラフに傾斜グラフを追加した。
ところが、傾斜グラフは1ポイント毎に大きく変動しているので、傾向が分らない。
そこで、移動平均で表示できるようにした結果、傾斜が少し標高と一致し始めた。
やっぱり、傾斜の大きさと遅れは関係ないことが分った。

推測通り、道に迷わないように慎重に歩いた結果だった。
こんな場合、早め、標準、遅めで計画できるようにプログラムを作ってあるので、活用して計画するようにしたい。

プログラムでは計画、実績の検証が出来るようになったので、登山計画書も作成できるように機能追加した。

まだまだ、使い勝手等改善の余地があるが、やはり計画時の地点登録を地図から直接行えるようにしたい、そのためには地図の表示、ルートの表示等、難関が待ち構えているが、挑戦したい。

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フォトギャラリー:75枚

戸寺バス停前の道を入っていく

獣避けゲート

しばらく進んで、この橋を渡ると登りになる

ヒルがいる・・・・
でも大丈夫だった

結構急な登りをまっすぐ登っていく

1時間ほどで、合流地点に到着

仰木峠で休憩

さて、大尾山へ
ここから稜線歩き、県境に沿って歩いていく
このコースは県境であることが重要

先ずは標識1番から

景色がいいのはここだけ、琵琶湖が一望できる

続いて2番

3番

一山超えて4番から林道と並走する
林道を歩いていたが、暑いので登山道に戻る

5番
登山道は涼しい

道標も落ちていると、どっちが正解かわからん
写真を撮っている方向に曲がる

道標がなくなった、こっちかな?

正解

展望台
また今度だな

大尾山到着
ここは6番

童髭山?どうぜんざんだって

自作登山計画書を確認、
ジャストオンタイムだ!いいねぇ

先が長いので、少し休憩して出発

7番

滝寺へ下る道?

ネット沿いを歩いてきたが、右に曲がる

8番

9番

踏み跡も道標もなくなった、
テーピングもまばらにあるのでどっち??、
よーく見るとテーピングがまとまっている方向をたどるといいみたい

この辺りは道がある様で無いので、テーピングだけが頼り、
慎重に進んで行く

県境の杭を確認しながら進んで行く、
間違っていない様だ

道らしい場所に出合うので、少し安心する

10番

P503のピーク標識を見つけた、
あれ、予定より30分も遅れているぞ

標識11号
ここを行き過ぎてしまった。

標識11号を行き過ぎると、GPSで道が外れていることが分った。
前方に道がなくなり、左の先にテーピングがあるが、GPSで確認すると、道が間違っている

左の先にはテーピングがある

標識11号まで戻ると、標識の裏に小さな私設道標があった。
ここを右折する様だ。事前にここは注意するポイントと思っていたのに、まったく参照したルートと同じく迷ってしまった。

道とは言えなくもない、杉の木の間の道を進んで来ると、標識の先も、同じような道なので、見落としてしまう。
この施設標識を見落とさないように

少し進むと12番がある

伊香立峠直前の斜面を下る。
結構滑りやすい

伊香立峠、少し広場になっているので休憩

私設標識
谷間の真ん中にあるので、谷に沿って進んで行くものと勘違いしてしまう。
少し進むと、林道に出会うが、GPSで見ると、峰を進まなければならないのに、尾根に出ていることに気が付く
もう一度戻ってみる

先ほど休憩した目の前に、細い登りの道を発見

登りきると道がないので、よ~く、見ると、折り返すようにうっすらと踏み跡がある

少し進むと、先ほどの伊香立峠の施設標識の真上に出る

ここから先は、尾根道を進む

小出石超到着
もう、30分遅れている

でも、腹減ったし、ここで昼飯
今日は夏の定番 ゆずそうめんです。あまずっぱい出汁が、暑いのに涼しく感じる

P531 藪をかき分けてピークに取り付く、道がない!ので、県境の杭を探しながら藪こぎ

さらに進むと、どこが道やら・・・

GPSが頼り、進行予定方向を透かして見ると、道らしきものが見える

これは道だ!、絶対道だ

時々、県境の杭もなくなる。
その場合、稜線であることを確かめながら進む

もう、道が無くてもいいや
と破れかぶれ

バスの時刻14:57 途中 まだ間に合うと思っていた。

又、県境の杭が現われてきた
頼りになるなぁ

もう、道が無くてもへっちゃら

下りと思っていたら、結構きつい登りが何度も現れるし、
道も無い・・・もうへとへとだ

これぐらいは全然道に見えてくる

いよいよ最後の下りだ。
バスの時間、厳しいな

途中行き道標。
さあ、激下りだ

えーーー!!、道ないやん
しかも斜度30度超えてる、転げ落ちる~
バス間に合いません・・慎重に降りましょう

直滑降ではころげ落ちてしますので、斜滑降に切り替えた。
結構外れた谷に降り立つ

車道まで石垣が高すぎて降りられない
仕方ないので、事前に確認していた階段を探した

ありました。
直滑降で降りていたら、ここに出ていたみたい

藪をかき分けて、側道に出る

トンネルを迂回して、途中へ

京都バスは18時までバスがない・・・ヒッチハイクでもするか?と思ったが、江若バスのバス停が近くにあることを思い出し、行ってみると、16:08のバスがあった。助かったぁと思い、畑に座り込んで体を拭いていると、臨時バスが止まった。慌てて乗り込むと、登山客だけ乗っていた。堅田駅まで30分。

今日の計画
14:15には下山予定だった。
実際には15:33に下山

さて、今日の歩きの結果

休憩時間を取り除く
これまでの自動計算プログラム機能では、ルート実績で休憩時間を取り除くのがなかなか難しかったので、自動的に休憩時間を取り除く機能を追加した。

休憩時間を取り除いたけど、一定の遅れが斜度に関係なく溜まっていっている
本当に斜度に関係ないのかな?ということで、斜度のグラフを追加した。

ほんとかな?ということで、差分グラフに傾斜グラフを追加した。
ところが、傾斜グラフは1ポイント毎に大きく変動しているので、傾向が分らない。
そこで、移動平均で表示できるようにした結果、傾斜が少し標高と一致し始めた。
やっぱり、傾斜の大きさと遅れは関係ないことが分った。

今回は、登山計画書も作成できるように機能改善した。用紙は山岳クラブの物をダウンロードして、編集。基本は、エクセルシートに保存したものをフォーム画面で修正できる様にした。

登山計画書の編集フォーム
webでも提出できるように、ファイルに出力できる機能を追加した。次回から活用したい。複数の人に対応できるようにも改善したい。

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装備・携行品

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登った山

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