行程・コース
この登山記録の行程
【1日目】
市ノ瀬(04:55)・・・猿壁堰堤(05:30)・・・上段床(06:23)[休憩 10分]・・・チブリ尾根避難小屋(08:40)[休憩 34分]・・・御舎利山分岐(10:40)・・・別山(10:57)[休憩 48分]・・・御舎利山分岐・・・油坂ノ頭[休憩 23分]・・・白山南竜山荘(14:34)
【2日目】
白山南竜山荘(04:15)・・・エコーライン分岐(04:29)・・・エコーライン分岐(砂防新道合流点)・・・白山室堂(05:36)[休憩 28分]・・・御前峰(06:49)[休憩 10分]・・・白山室堂(07:27)[休憩 6分]・・・エコーライン分岐(砂防新道合流点)・・・黒ボコ岩・・・南竜道分岐・・・甚之助避難小屋(08:37)[休憩 12分]・・・別当覗・・・中飯場(09:51)[休憩 13分]・・・別当出合(10:38)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
プレミアムな山旅の二日目からは開山1300年記念の年にあたる白山です。のんびり歩きたかったので、初日は別山・市ノ瀬道から南竜山荘泊まりとしました。
別山・市ノ瀬道は見事なブナの原生林の中で静かな山歩きが好きな向きにはお奨めです。油坂の頭からの下りは雪渓はなく問題ありません。別山・市ノ瀬道から白山というコースはそれなりにタフな(別当出合からに比べれば)ものと思っていましたが、市ノ瀬から別山を日帰りでピストンする地元の鉄人にしてみると別山に登って南竜山荘泊まりの行程は「楽じゃの~」だそうです。
南竜山荘からは当初トンビ岩コースを予定していましたが、雪渓の状態が不安定とのことでエコーラインで室堂に登りました。大汝峰から先は荒天につき次回?に持越しです。
二日目は生憎の気象条件となってしまいましたが、初日別山への登り、別山から南竜山荘への稜線漫歩、満開のお花畑と実にプレミアムな山旅でした。
下山してから私の我儘で本降りの雨の中、白山ひめ神社への参拝に付き合ってくれた二人の友情にも感謝です。
フォトギャラリー:72枚
お世話になった永井旅館のご主人と。料理、お風呂、みなさんの心配りすべてが最高でした
ご主人の予報では3時頃から一雨あるとのことなので、早立ちです(と言っても5時ですが…)
別山・市ノ瀬道のブナ林は巨木の宝庫でした
こんな巨木その1
沢を横切るとこでは冷たい水で一息つけます
タマガワホトトギス
こんな巨木その2
木々の合間に白山が見えてきます
ゴゼンタチバナ。御前峰が和名の由来とか??
こんな巨木その3これはダケカンバ?
避難小屋の手前がお花畑になっていました!ニッコウキスゲとササユリの群落です
ニッコウキスゲ
ササユリ
気分が上がります
ササユリ。美しい
コメツツジ
白山
白山(拡大)
御舎利山(左)と別山
チブリ尾根避難小屋
中はこんな感じ。とてもきれいに使われていました
カライトソウ
ミヤマダイモンジソウ
イワイチョウ
ハクサンシャクナゲ
御舎利山分岐から別山へ
今年初めてイワカガミ。この後お花が咲き乱れていました
チングルマ
ハクサンコザクラ
可愛い
クロユリも一株発見
別山神社
別山山頂
集合写真
碧い湖面の白水湖
別山からはお楽しみの縦走路です
ハクサンフウロ
シナノキンバイは少なかった
稜線漫歩に頬も緩みます
アオノツガザクラ
ヨツバシオガマ
キヌガサソウ
ハクサンイチゲ
ハクサンチドリ
ハクサンチドリ
クルマユリ
テガタチドリ
タテヤマウツボグサ
天池は凍っていました
油坂の頭からの下り、十数メートルの消えそうな雪渓も問題なく越えて
赤谷の徒渉点で一息
赤谷からの登り返しで一雨降られました
ようやく小屋が見えてきた
南竜山荘に到着
満員でしたが、夕食もゆっくりできました
なかなかのご馳走
午後から雨の予報だったので、我々には珍しく3時台に起きだして4時早々に出発
室堂ビジターセンターで最新の予報を確認したら前線も南下して悪化する模様
奥宮祈祷殿そばのクロユリ
御前峰では強烈な風!
白山奥宮にお参りをします
風よけのいいシェルターになっていたので一服して下山。
下山途中から雨も降りだし状況は悪化
大渋滞の砂防新道をようやく別当出合に下山。シャトルバスで市ノ瀬に下りて永井旅館でさっぱりして帰路につきます
帰路の途中白山比咩(しらやまひめ)神社に参拝




