行程・コース
天候
初日:曇り、2日目:弱雨、強風、3日目:曇り
登山口へのアクセス
バス
その他:
往路:JR大糸線信濃大町駅からアルピコ交通バス扇沢BS下車¥1,360
復路:七倉山荘からタクシー相乗りJR信濃大町駅下車¥6,400÷2名=¥3,200
この登山記録の行程
【1日目】
扇沢(06:29)・・・大沢小屋(07:51)[休憩 21分]・・・針ノ木峠(12:44)
【2日目】
針ノ木峠(06:17)・・・蓮華岳(08:19)・・・北葛乗越(09:56)・・・北葛岳(11:28)・・・七倉岳(13:36)・・・船窪小屋(13:57)
【3日目】
船窪小屋(06:07)・・・七倉山荘(10:37)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
コース状況:針ノ木雪渓は、左に曲がるノドの手前で夏道に上がる。針ノ木峠までにいくつかある沢の水は冷たく甘露だった。針ノ木峠のテント場は南側斜面の段々。崩れていて使えない段もある。
蓮華の大下りの鎖場(標高差500mの下半分くらい)は激下りの岩場で、重荷を背負って雨の中を下る場所ではなかった。北葛乗越から七倉岳までも険しく厳しい岩稜のピークが次から次へとが続く。雨で滑る岩壁をホールドを探しながら力を振り絞り、這い上がったが、登りで良かった。逆コースだと自分の技量ではとても下れない。雨の中を重荷を背負って行くコースでは絶対にない。船窪小屋は遠かった。
船窪小屋は、深く静かに山を愛好する人が集う、心温まる、古き良きランプの小屋だった。
船窪小屋に泊まれたことは、貴重な体験で、本当に良かった。
反省:扇沢から針ノ木峠、蓮華、烏帽子、野口五郎、三俣、黒部五郎を5泊6日のテント泊で計画したが無謀だった。初日、針ノ木峠に幕営。2日目、風雨と重荷と険しく厳しいコースに消耗の限界を感じ、船窪小屋にお世話になる。19時、ラジオで前線が南下すると知り、撤退を決めた。20kgのキスリングを背負って悪天を標準CT6時間(自分の場合はx1.2)を歩く体力、気力が無かった。衰えを認めるしかない。蓮華岳と七倉岳の間はコースも険しく厳しく、技術的にも限界だった。続けていればどこかで行動不能に陥っていたと思う。
フォトギャラリー:37枚
針ノ木自然歩道入口付近から正面奥に針ノ木岳、右にスバリ岳
大沢小屋前の百瀬慎太郎レリーフ
針ノ木雪渓
振り返るとニッコウキスゲが一輪咲いていた
(左中央あたり)
針ノ木雪渓は長い
針ノ木雪渓の上端
針ノ木峠
針ノ木峠のテント場から。中央:北葛岳、右:七倉岳
針ノ木峠のテント場。左:北葛岳、右:七倉岳
蓮華岳への登りから針ノ木峠
コマクサ
ミヤマダイコンソウ
ミヤマダイコンソウ
コマクサ。奥の株はやや白い。
若一王子神社奥宮
右:三角点
シロバナコマクサ
チシマギキョウ?
イワギキョウかも
北葛乗越
北葛乗越から蓮華の大下りを見返す。巨大な岩壁の向かって左端(ハイマツ近く)を下る。標高差で250mくらいあると思う。
北葛岳頂上
チングルマ
チングルマ
もう綿毛(実)になっているチングルマもあった
綿毛(実)になったチングルマと小さな花はアカモノ
雷鳥の母子。船窪小屋スタッフの話では、今年、雛は6羽誕生したが、今は2羽しか残っていないとのこと。
雷鳥の母子
天狗の庭から高瀬ダム
天狗の庭から高瀬ダム
天狗の庭から大町方向
天狗の庭から高瀬ダム
天狗の庭から高瀬ダム
天狗の庭から大町方向
装備・携行品
シャツ | ダウン・化繊綿ウェア | レインウェア | バックパック | 水筒・テルモス | ヘッドランプ |
傘 | タオル | 帽子 | グローブ | サングラス | 着替え |
地図 | コンパス | ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) |
ナイフ | 修理用具 | 健康保険証 | ホイッスル | 医療品 | 虫除け |
ロールペーパー | 非常食 | 行動食 | テーピングテープ | 軽アイゼン | トレッキングポール |
GPS機器 | ストーブ | 燃料 | ライター | カップ | クッカー |
カトラリー |
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