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170827 【吾妻山】東吾妻山

一切経山、東吾妻山( 東北)

パーティ: 1人 (和風 さん )

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行程・コース

天候

晴れ

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 浄土平駐車場まで

この登山記録の行程

浄土平ビジターセンター8:17出発
→酸ケ平8:57~59 (40分)
→直登路分岐9:10 (11分)
→一切経山山頂9:33~48 (23分)
-----
→直登路分岐10:06~08 (18分)
→酸ケ平10:20~22 (12分)
→鎌沼分岐10:39~41 (17分)
*浄土平に周回する道との分岐
→姥ケ原10:47~48 (6分)
→東吾妻山11:34~36 (47分)
-----
→展望台11:50~52 (14分)
→景場平13:00~02 (1時間08分)
→鳥子平登山口13:29  (27分)
→兔平駐車場14:02~03 (33分)
→浄土平湿原入口14:09 (6分)
→浄土平ビジターセンター14:17帰着

コース

総距離
約12.2km
累積標高差
上り約639m
下り約639m

高低図

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

 浄土平ビジターセンターで登山届を出して出発する。
 浄土平の湿原を抜けると蓬莱山と一切経山との間の稜線が低くなったところを目指しての登りとになる。
 ただ、酸ケ平までの標高差は180㍍前後で、順調に登る。
 酸ケ平から鎌沼への向かう道と分かれ、一切経山へ向かう。避難小屋を過ぎて小さな沢を渡ると、一切経山への取り付きとなる。
 この間も順調に登れて、足へのダメージはあまりない。
 山頂は晴れているが、雲がかかっている東側の北半分と、西側の南の一部は全く眺望がない。
 なだらかにうねる西吾妻の山々や米沢盆地、南の安達太良山が望めたものの、
それ以外は雲がかかって、蔵王も磐梯山もも見ることはできない。
 この後に向かう南側の東吾妻も上部はガスがかかっている。
 この山頂は広くなだらかで、草木のない砂礫が覆っている。
 蔵王の熊野岳を思わせる風景ではある。
  ◇
 酸ケ平に戻り、東吾妻に向かう。湿原の中から鎌沼のほとりは木道が続く。
 鎌沼は、水際に大きな石があちこちにあって、さながら平安の浄土庭園を思わせる。
 酸ケ平からは人はガタッと少なくなる。
 姥ケ原の十字路を過ぎると、東吾妻の取り付きとなる。
 最初は沢が登山道になっているようなところで、だんだん笹藪の中の道となる。
 樹林帯を抜けると、木製階段が山頂に続く。
 姥ケ原から山頂までは、標準の40分に対して47分で着いた。
 途中、陽が差す時があったがほんのわずかに時間で、山頂ではガスが流れていた。
 山頂には、4、5組のパーティが昼食をとっていたが、
眺望は全くないので、自分は写真を撮っただけですぐ下り始める。
  ◇
 この下山道がひどかった。笹薮に覆われているのはしかたがない。
 それを除いても、もっと安全な登山道に整備する方法はあるだろう。
 雨が続いて、陽が差した日が少ないこの時期ではあるが、
藪で見えずらい所に木の根を境に大きな落差があったり、
その落差の下が水たまりになっていて足を下ろす場所を見つけにくかったりする。
 田んぼのような泥々の部分があったり、木道は滑りやすくなっていたり、
こわれたままになった梯子があったりする。
 途中、展望台があったが何も見えず、景場平の湿原には人っ子ひとりいずひっそりとしていた。
 この登山道を下っている時、登っていったのは数人だけだった。
 案内標識が少ないのも改善の余地があるだろう。
  ◇
 難儀しながら、スカイラインの鳥子平登山口に下りた。
 標準では、東吾妻の山頂からこの先の鳥子平まで1時間20分のところだが、30分も余分にかかった。
 この先、計画では鳥子平から吾妻小舎をたどって浄土平にもどるコースを予定していたが、
ここまでのような登山道の状態が続くことを懸念して、スカイラインを下ることにした。
 浄土平湿原の中を通って、朝の出発からちょうど6時間でビジターセンターに帰着した。

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フォトギャラリー:4枚

装備・携行品

登った山

東吾妻山

東吾妻山

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一切経山

一切経山

1,949m

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