行程・コース
天候
登山口へのアクセス
この登山記録の行程
【1日目】
美濃戸(11:20)・・・堰堤広場(12:40)[休憩 20分]・・・赤岳鉱泉(13:50)
【2日目】
赤岳鉱泉(04:40)・・・行者小屋(05:25)[休憩 15分]・・・赤岳(07:30)[休憩 20分]・・・赤岳天望荘(08:30)[休憩 5分]・・・行者小屋(09:40)[休憩 20分]・・・赤岳鉱泉(10:25)[休憩 59分]・・・堰堤広場(12:40)[休憩 10分]・・・美濃戸(13:30)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
1日目 7,857歩 2:40分
2日目 16,524歩 8:50分
八ヶ岳は前々から春のツクモグサやウルップソウを見たかったが、この時期はコマクサが見られるだろう。早速山行記録です。まず、中央道諏訪南ICから登山口の美濃戸口へ、そこから美濃戸やまのこ村の駐車地へ向かいます。事前リサーチで八ヶ岳美術館をナビゲーション、美術館から美濃戸口バス停の途中で、手前の登山口へ進入し道迷い、時間ロスした。
美濃戸口から細いダート林道を3㎞、目指すやまのこ村駐車場へ到着。美濃戸にはやまのこむら、赤岳山荘と一番上の美濃戸山荘の3軒の山小屋がある。
駐車場で昼食を済ませ、テン泊の支度を整え11時半4㎞先の赤岳鉱泉テン場に向け出発。予定時間の30分遅れです。久しぶりのテント泊装備。自分は15㎏、連れは11㎏のバックパック。
美濃戸山荘上の登山口分岐。南沢ルートは行者小屋へ直接アプローチ。我々は北沢ルートを進み、明日赤岳鉱泉から赤岳へ登る予定。南沢と北沢ルートは此処で分かれ、美濃戸中山2,378mを巻いて奥の行者小屋で再び合流する。
しばらく林道を進むと、山道が分岐しているヘアピンカーブに差し掛かった。登りは急がば回れで林道をトレースしたが、地図で測定すると350m位近道。下りはショートカットした。
出発から1時間、3つの物置小屋が立つ駐車地へ着いた。山小屋スタッフの車が止めてある。堰堤広場と勘違いしここで小休止。実はこの200m先が堰堤広場だった。広場は標高1,950mでほぼ中間地点。あと高度差250m、2㎞程の登りだ。
堰堤広場から沢を渡ると、山道になる。ここから沢を数回渡渉、いずれも立派な橋が架かって前後は木道が整備され気持ちよく歩ける。岩場もあって景色の良い沢沿いの登山道を快適に1時間強。目指す赤岳鉱泉が見えた。13:50分本日の目的地到着、2時間半の行程でした。
\(^o^)/
今夜はここでテント泊だ。寝酒も効いて19時就寝・・・(-_-)zzz
翌日は3時30分起床、4時40分行者小屋に向けて出発。気温20℃と高め。ガスが出て視界が利かない中、ヘッデンを頼りに中山乗越2,370mを超えた。少し下って、平坦な森の小道を行者小屋へ5:25分到着。夜が明けてきた。
行者小屋で休憩後、しばらく樹林帯を登って行く。10分ほど登ったところで阿弥陀岳分岐、ここから文三郎道へ入り急な階段を登る。喘ぐこと1時間、高度差350mを登り阿弥陀岳から来る縦走路へ合流。
縦走路はガスに加え強風、視界は10m位。6:50分から7:28分、山頂まで最後の登り。岩に手をかけ3点支持で慎重に登って行く。突風が吹き、時折下山してくる登山者も強風で長居は無用と早々に降りて来る。
キレット分岐から岩壁を登り、上の2連梯子を目指す。梯子が現れれば山頂はすぐだ。風裏で呼吸を整え、山頂に出ると突風に煽られ頂上山荘へ逃げ込む。
山荘でゆっくり休憩し、これから先の予定を相談。とりあえず赤岳展望荘まで下り地蔵ノ頭まで進むことにした。途中の稜線は風が吹き抜け、身を屈めしばしば耐風姿勢を取る。連れと相談しエスケープルートへ転進、地藏尾根を下る。
急斜面の地藏尾根を下り樹林帯に入ってやっと一息。1時間弱で行者小屋まで下った。
今日は赤岳から稜線を横岳・硫黄岳と縦走し、赤岳の頭から赤岳鉱泉へ下山する予定。ちょっと残念だが、引き返す勇気も必要という連れの言葉に助けられ、行者小屋まで下山出来た。
小屋へ下ると稜線の強風が嘘の様。暗いうちに通った平らな道を快調に帰り、朝は暗くてやっと確認したヘリポートまで下ると赤岳鉱泉帰着。
まだ10時半だが、食事してテントを撤収。11時半には美濃戸に向け最後の下り。
13:30分美濃戸へ無事下山した。
詳しいレポはブログでどうぞ
https://izumiyama-ogawa.blogspot.jp/2017/09/2017828312899m2840m.html
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やまのこむらを出発
北沢・南沢分岐
堰堤広場
堰堤広場の沢を渡る
山道になった
立派な木道
赤岳鉱泉到着
テント場
阿弥陀岳が見えている
赤岳鉱泉の夕焼け
翌朝夜明け前、中山乗越を通過
行者小屋で夜明け
行者小屋出発
阿弥陀岳分岐を文三郎道へ
文三郎道の階段
キレット分岐まで来た
赤岳山頂は強風
山頂小屋へ逃げ込む
地蔵の頭まで来た
行者小屋から平らな道を帰る
朝暗いうちに通過した中山乗越へ帰った。
テントを撤収し、赤岳鉱泉を後にする
北沢を下る
気持ちのいいコケの林床




