行程・コース
天候
曇り 17℃
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
八ヶ岳美濃戸登山口からルート20号を経由
青木鉱泉へ駐車
この登山記録の行程
【1日目】
青木鉱泉(04:40)・・・南精進ノ滝(06:25)[休憩 10分]・・・五色ノ滝(09:30)[休憩 20分]・・・鳳凰小屋(11:00)[休憩 110分]・・・アカヌケ沢ノ頭(14:00)[休憩 15分]・・・鳳凰小屋(15:00)
【2日目】
鳳凰小屋(04:45)・・・アカヌケ沢ノ頭・・・観音岳(06:20)・・・薬師岳小屋(07:10)[休憩 20分]・・・御座石(08:40)[休憩 10分]・・・中道登山道入口(10:55)[休憩 5分]・・・青木鉱泉(11:50)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
3日目8月30日(水) 曇り17℃ 8時間 8㎞ 高度差1,600m 8,886歩?
4日目8月31日(木) 曇り13℃ 7時間 11㎞ ↑577m ↓1,871m 21,758歩
今日は3日目の朝、3時30分、これからドンドコ沢を登り、6時間半の予定で鳳凰小屋を目指します。
テントを撤収。4:45分出発。沢沿いの広い登山道をしばらく登ると、工事現場が現れ人感センサーが登山者を感知し音声案内。沢を渡る迂回路に誘導される。少し上流で再び堰堤の下を渡渉し、登山道へ復帰する。
そして、最初のチェックポイント南精進ヶ滝を目指す。目的地が近づくと、休憩ベンチが併設された東洋大ワンゲル部のケルンが現れた。歩き始めて早2時間、6時半だ。
南精進ヶ滝は2段の滝、間にある滝壺が印象的な滝です。鳳凰の滝はパス。さらに上を目指す。
7時40分今度は崩壊地が現れた。我々はロープに沿って上側を高巻く。急斜面につけられた登山道は、滑落しそうなところも多く気が抜けない。
次に現れたのは、大岩の磐座。下にテンパクできそうな空間が広がっている。また頑張ること1時間。今度は急な沢に出た。ガスが掛かってよく見えないが、近くに白糸滝と表示があった。
9:20分、4っつ目の滝五色の滝入口に着いた。瀧見のドンドコ沢コース最大の滝、70mの落差を1度バウンドして落ちている。
滝から少し登ると尾根に乗り、傾斜もゆるくなってくる。小尾根を越え高度30m程下ると再び沢筋に出た。ゆる~い傾斜の沢筋は鳳凰小屋が近づいた印。
30分ほど気持ちよく歩くと鳳凰小屋到着だ。10時50分、6時間の登りでした。
小屋番さんがお疲れ様と歓迎してくださった。
いかにも山小屋らしいこじんまりした小屋は自分好み。手入れが行き届いた岩の庭がある。小屋番さんがホウオウシャジンとタカネビランジを教えて下さった。
今日はここで荷を解く予定。ポケットのバーボンを一口 至福の一時・・・\(◎◇◎)//
ゆっくりしていると、連れが明日の天気が心配だし、今日のうちに地蔵ヶ岳に往復しない?という。休んだのでまた歩けそう。では、という事にして、13時からオベリスクを訪ねることにした。
鳳凰小屋の標高は2,382m地蔵ヶ岳は2,764m、380m程登ることになる。約1時間の登り、往復すれば2時間半くらいだろう。再出発してしばらくは樹林帯が続く。200m程登ると森林限界、花崗岩が風化した白砂の積もった登山道になる。地蔵ヶ岳名物の流砂の登山道だ。
踵からしっかり砂を踏み込み、足場を作りながら確実に進む。30分ほどで賽の河原に到着。目の前にオベリスクの岩峰がそそり立っている。
晴れていれば周りの眺望がすばらしいだろう。今日は雲がわいて眺望は無い。残念(◞‸◟)
レイジンソウ、矮性のトリカブト、グンナイフウロ、そしてホウオウシャジン・タカネビランジが観られた\(^o^)/
明日登る観音ヶ岳を見ながら流砂を堪能、15:00に小屋へ戻った。夕食は定番小屋特性カレー。明日の朝食とお昼のお弁当を受け取るとあとは寝るだけ。19:00時には・・・(-_-)zzz
4日目の朝、8月最後の日。3:30分起床、そっと小屋を出、外のベンチで朝食。
4:45分小屋を出発。水場の横から沢を渡って近道へ取付き、梯子を登り観音ヶ岳へ直接アプローチ。
1時間ほど登ったところで赤抜沢ノ頭から登って来る縦走路へ合流し、ここで夜明け。
先へ進もう。目の前に岩稜帯が登っている。30分ほどで観音ヶ岳に到着。鳳凰三山最高峰2,840.7mの2等三角点「観音岳」が埋標されている。
その先は、連れと贅沢な朝のお散歩。2700mのなだらかな稜線を30分で薬師ヶ岳へ到着。そして、少し下った薬師岳小屋へ寄ってみた。創業44年目、今年8月26日、5日前に新築オープン・・・\(^o^)/。
下りは薬師が岳から中道ルート、登りと違い尾根下りが長~いコースです。気持ちいシラビソやコメツガの針葉樹の尾根を快調に下り、8時20分、50分ほどで御座石2,400mに下った。
小休止し、1時間半下りを頑張り林道跡を横断、標高1600m地点だ。さらに下ること45分谷底へ降りた1,270m位だ、水場があり、顔と手を洗う。林道を下ると、廃屋が2・3棟ある場所に着いた。ここが中道登山口。車が数台駐車できる。
青木鉱泉40分と指導票にある。薬師岳4時間30分は訂正されて6時間30分となっている。因みにヤマケイの標準タイムは4時間50分だ。下りの標準は3時間10分、我々は3時間30分掛かりました。
小武川沿いの林道を3㎞下り小1時間歩いてやっと青木鉱泉へ無事に帰着。
今回の遠征、八ヶ岳は噂通りテクニカルなコース。鳳凰山のドンドコ沢コースは急登や危ないトラバースとテクニカルだったが景色はよかった。中道ルートは森林が奇麗な体力勝負のコースだった。
どちらのお山も曇って眺望はなかったが、花や茸、滝や森と自然の景観がすばらしい山行でした。再訪してみたいお山、2座になりました。・・・(*^。^*)
詳しいレポはブログでどうぞ
https://izumiyama-ogawa.blogspot.jp/2017/09/2017828312840m.html
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