行程・コース
この登山記録の行程
燕温泉(06:07)・・・湯道分岐(07:17)・・・天狗堂(07:58)[休憩 5分]・・・妙高山南峰(09:22)[休憩 29分]・・・妙高山北峰(09:58)[休憩 85分]・・・長助池分岐(12:10)・・・黄金清水(13:12)・・・麻平(14:23)・・・燕温泉(14:51)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
登り始めたときは青空で山頂まで見えていたが、上に着くころには霧に覆われていた。北峰に回り天気の回復を1時間半くらい待ったが、結局山頂からの展望は望めなかった。下山途中からは、小雨が降る中の登山となった。
コースは、初めは北地獄谷を沢沿いに進む。コンクリート舗装された歩きやすい道を行くと、赤湯温泉源泉、続いて2つの大きな滝と出会う。2つ目の称名滝を巻く部分から本格的な登山道が始まり、滝を巻き、再び沢に出て渡渉すると湯道分岐となる。しばらく沢沿いに進み沢が細くなったところから、胸突き八丁と呼ばれる急登を経て稜線にある天狗堂に一気に出る。徐々に稜線を高度を上げ、南峰直下の鎖場から火山らしい岩場を登ると山頂に出る。沢から稜線へ進み、最後は岩場登りとなり変化に富んでいて歩いて楽しいコースとなっている。滝や池など途中にポイントもある。
下りのコースは、長助池のある湿原が見どころとなる。しかしどの部分も沢伝いに進むためか、いたるところぬかるんでいて岩も多く、歩きにくい。天気の影響もあるが、どこに足を置いても滑りそうで、なかなかペースが上がらなかった。特に大倉分岐手前から黄金清水あたりは湿地を進むみたいになっていた。またこんなにも登ったのか?と思うぐらいひたすら下って下る道で、コースが長く感じられた。
注意個所は下りの大倉谷の渡渉ポイントで、地図では1回渡ればすむように見えるが、実際には3回渡渉する必要がある。初めに右岸へ渡渉するもののその先に崖が迫り、やむなく左岸に一度渡ったあと、すぐに右岸にある崖に取りつくこととなる。滑りそうな赤茶けた川を渡った先が崖で、慎重に足場を選ばなければならない。思い切って靴を脱いで裸足でドボドボ渡ったほうが安全だと思った。
下山後はすこし戻って登山道途中にあった黄金の湯でひと浴びした。男女別の露天風呂で、湯は乳白色だった。簡素な脱衣所があり、料金は気持ちしだい。
みんなのコメント