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20171008 赤岳

赤岳、横岳、硫黄岳( 八ヶ岳)

パーティ: 3人 (カルミリ さん 、ほか2名)

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行程・コース

天候

晴れ後曇り

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 美濃戸の駐車場に駐車、美濃戸口から美濃戸までの林道は未舗装。

この登山記録の行程

美濃戸(06:10)・・・行者小屋(07:35)[休憩 5分]・・・赤岳(08:55)[休憩 5分]・・・赤岳天望荘(09:25)[休憩 5分]・・・横岳(10:30)[休憩 5分]・・・大ダルミ(11:05)[休憩 5分]・・・硫黄岳(11:30)[休憩 5分]・・・赤岩ノ頭(11:45)・・・赤岳鉱泉(12:30)[休憩 30分]・・・堰堤広場(13:35)・・・美濃戸(14:05)

コース

総距離
約14.6km
累積標高差
上り約1,655m
下り約1,655m
コースタイム
標準9時間45
自己6時間55
倍率0.71

高低図

標準タイム比較グラフ

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登山記録

行動記録・感想・メモ

10月の3連休で混雑すると予想し、夜中に出発。
深夜2時半頃に到着したがすでに美濃戸山荘の駐車場は満車。
やまのこ村の下に数台空きがあったためそこへ駐車。
その後も車は次々と来て引き返していく車もあった。
早朝5時頃からスタッフが駐車場の整理を始めていてそのタイミングで駐車場代1000円(1日)を支払う。
朝来た車は山荘の横等に縦列して停めるようスタッフに誘導されており、待ちの車で渋滞が発生していた。
ちなみにやまのこ村のトイレ(利用料100円)を借りた際に知ったのだが、駐車場は割引や予約もできるそうなので次回は活用したい(宿泊が前提?)。
下から歩いて登って来た人に話を聞いたが30分くらいで登ってこれたとのこと。

朝は山頂までほとんど日が当らないので寒かった。
動いていれば問題なかったのだが、渋滞で止まるととにかく寒かった。
半袖で登る女性と少し言葉を交わしたが、寒くないんかまじ強者て思った。
その人は大きな荷物を背負ってずいずいと先に行ってしまった。すごいなあ。

前日の雨で山道はところどころ泥でぬかるんでいたが岩が多いため予想よりぬかるんでいる箇所は少なかった。ゲイターもあえて装着しなかったが裾が汚れるようなこともなかった。岩で滑るようなこともなかったので気を付けていれば問題はない。

行者小屋までは少し道がわかりにくい所があるので迷わないように注意が必要と感じた。
地図や地図のアプリでは判断つかなかったし、実際、1回間違えた。すぐに一目で登山道とわかる道に出たのでよかったが…。でもあの踏みならされた感じだとみんな通ってるから登山道なのかな…。でもピストンだったら絶対あの脇の道には入れない自信がある。
紅葉を期待していたが早いのか遅いのか、あまり紅葉している感じは受けなかった。

行者小屋から赤岳山頂までは一気に標高が上がる階段や岩場があり、朝早いとは言えないがすでに渋滞ができていた。
ここでも特に滑るようなこともなかったし、岩場も3点支持していけば容易に登れる。
山頂は狭いが人が多かったので写真撮影を近くにいた人にお願いしてさっさと頂上山荘へ移動。
9時頃だったがこの時は富士山が雲海から顔を出していたがすぐに山梨側は雲に覆われて下界も見えなくなってしまった。

赤岳から硫黄岳山荘まではガレ場やザレ場が要所要所であり、下りや登りに自信のない人達で渋滞が発生していて、石を落してしまう人も見受けられたのでヘルメットは持参すると安心。また早めに出発して混雑は回避したい。

硫黄岳までは緩やかな登りで岩が多いので浮き石にだけ気をつければよいと思う。
硫黄岳山頂は広く、横岳、赤岳、阿弥陀岳も綺麗に見ることができた。

赤岳鉱泉までは特段危険個所は無し。
こちらのルートのこの時間はすれ違う人も少なかった。
赤岳鉱泉では楽しみにしていた名物のカレーやパスタをいただいた。
到着した時点(12:30)では待ちはなかったが、どんどん行列が伸びてその後来たお客さんは20分待ちとアナウンスを受けていた。

昼食後、美濃戸まで下山を開始。
ここも特に危険個所はないので順調に下山できた。
午後になると山頂付近は雲に覆われて下からは見えなくなっていた。

美濃戸に着くと駐車場はちょこちょこと空きができ始めていた。
帰りは登ってくる車とすれ違うこともなかった。(行きは唐沢鉱泉に行きたかったが間違えたという車とすれ違った。)
美濃戸口では路上駐車がずらっとならんでおり、駐車場もまだいっぱいだった。


最後に、私自身上級者でもなんでもないし、自分が全て正しいとかも思ってないし、えらそうなことを言う立場でもないが、今回の率直な感想を。
前提として道を譲ってもらうのが当たり前でもないし、登りが優先だからといって無理に行こうとも思っていない。すれ違いはケースバイケースでお互い譲り合ってと考えているが、今回の山行ではマイペースな人が多い印象を受けた。岩場や階段でゆっくりしか行けないのであれば一区切りついたところで後ろの人に道を譲ればいいのに気にせず進む高齢者や母子。母子に至っては母が子に早く行きなさいという始末。急がせて転んだりでもしたらどうするんだ!
ツアー(と思われる)の大人数(20人くらい)なのに岩場を慎重慎重に次から次へと上から下りてくるわ、そこで待たせているにも関わらず一瞥もなく素通り。
これまで大人数の団体さんであればガイドが一旦下りる人を止めて先にどうぞってのがマナーだと思っていたから正直ギャップを覚えた。いや数人のパーティーなら気にしないんだけど。
その団体はこっちからアクション起こせば小さく挨拶はあったが、優先側の待たせてる人に申し訳ないって感覚ないのかと、ちょっとおいおいと思ってしまうシーンが多かった。
下界でもきっとそんな感じなんだろうなと思ってしまう。
さらにゴミ。普段落ちているゴミは拾っていく偽善者ぶる私。落しちゃった物は仕方ないしね!今回、レジ袋2つ分のゴミがぶちまけられていたのを見て、拾って帰れるレベルじゃない…と見て見ぬふりをしてしまった。てか捨てんな!あれは落したなんてこと絶対ない。サイズ的にも落とせば気づくし、そもそもロープの向こう側に投げた感じだったし。
おまけに登山道のド真ん中に用を足したであろう巻き紙。そんな急に登山道の真ん中で雉撃ちすることってあるのかよ…。

人気の山だからいろんな人は来るし、道は狭いからどうしても人の密度が高くなり仕方ないのかもしれないが…。
北アルプスをメインに登っていてここまでいろいろ思う事はなかったので少し衝撃だった。とはいえ北アルプスの方が人気だと思ってるけどね。
今回に限ったことかもしれないけど赤岳登る際は普段の登山よりも早めの行動で人回避して、さらに広い心を持っていく必要があるかな。ちょっとがっかりだった。

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フォトギャラリー:5枚

装備・携行品

シャツ アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア レインウェア 登山靴 バックパック
スタッフバック スパッツ・ゲイター 水筒・テルモス ヘッドランプ タオル 帽子
グローブ サングラス 地図 コンパス ノート・筆記用具 腕時計
カメラ 登山計画書(控え) ナイフ 修理用具 医療品 ロールペーパー
非常食 行動食 テーピングテープ トレッキングポール GPS機器 ライター
カップ

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登った山

横岳

横岳

2,830m

赤岳

赤岳

2,899m

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