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笹子~三ツ峠~河口湖

本社が丸・三ツ峠( 関東)

パーティ: 1人 (silane3 さん )

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行程・コース

天候

晴れ(ただし中野駅までは雨だった)

登山口へのアクセス

電車
その他: 往路:中央線下り始発電車に乗るために都内某所から徒歩2時間。
中野駅4:25~(高尾、大月で乗換え)~笹子駅6:06

復路:電車賃の安い京王線経由で。
河口湖駅(18:19)~(大月乗換え)~高尾(20:10着)~(京王線、地下鉄など)~自宅

この登山記録の行程

笹子駅(6:10)・・・角研山(8:32)・・・本社ヶ丸(10:02-10:17)・・・清八峠(10:52)・・・大幡山(11:45)・・・御巣鷹山(13:24)・・・三ツ峠山(13:52-14:12)・・・霜山(15:51)・・・天上山(16:41)・・・ロープウェイ山頂駅(16:47)・・・天上山護国神社(17:13)・・・河口湖駅(17:30)
その他、数分の小休憩は随時とりました。

コース

総距離
約18.1km
累積標高差
上り約1,760m
下り約1,504m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

今回は、日の出から日没までの長丁場となった。三ツ峠到着時間によっては西に降りて登山口入り口からバス(甲府~河口湖線)を使おうと考えていたが、なんとか最後まで歩ききれた。

紅葉は黄色がメインだった。赤みは少ない感じだった。今回の中では本社ヶ丸からの眺めが一番かな。

この行程で水(飲料)が補給できるのは三ツ峠の自販機(\300)のみ。

ルートに関しては本社ヶ丸のあたりと御巣鷹の登りはじめに多少岩場があった以外は歩きやすい。・・けど、御巣鷹まではアップダウンが全体にきつめ。特に清八峠から御巣鷹までアップダウンを繰り返すのが(大した高低差ではないんだけど)しんどかった。
御巣鷹から先はゆるい下りで紅葉とたまに富士山とススキを眺めながらのんびり。日没の縛りがなかったらもっとゆっくり歩いてきたかった。

笹子駅裏から角研山までのルート(特に林道より上側)は落ち葉もあってかルートがはっきりしないところが多い。登りは尾根ルートであることを意識していけば何とでもなると思うが、初めてで下りだったら私にはちょっと不安だっただろう。
角研山以降のルートはハッキリしていた。ただ、分岐点に気付かず通り過ぎたところが何カ所かあるので、分岐ルートには笹子~角研山と似たような道もあるようだ。

あとルート全体で随所に動物の痕跡があった。とくに林道から角研山に至る中間付近に平坦な区間があるが、そのあたりはドングリがたくさん落ちていて、尾根の脇の方に何かケモノの気配があった。あちらも、こちらに気付いて様子を覗いながら歩いている感じだった。尾根の両脇が急傾斜なので覗いてみても姿は確認できなかった。落ち葉の踏み音から小動物ではなさそうだったが、それが鹿だったのかクマ!だったのかは分からない・・・。
ちなみに、笹子駅前と河口湖側のあじさい広場あたりにはクマ注意の立て札があった。

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フォトギャラリー:75枚

今回は日没勝負になるのは明白なので、中央線始発電車を目指す。
自宅から勤め先まで自転車、そこから徒歩約2時間。今思うと沿線のカプセルホテルかネットカフェに前泊って手もあったな。

中野までずっと雨。レインウェアを本格的に使用したのは初。
歩行中は折りたたみ傘も併用。

大久保駅前を通過。まだ閉まっています。

中野駅の写真がなかった。で、笹子駅に到着。何人か登山客が下車。
こちらは天気予報通りで、雨は降らなかった模様。

駅裏の砂利道を歩きます。途中から舗装されていた。

登山道入り口。
道の反対側には(屋根付きだったかな?)休憩所があった。
たぶん、そこに手袋を忘れてきたような気がする(リュックから出したのは覚えているけど気が付いたら持ってなかった!)。

最初の目標点の鉄塔到着。暗いのは逆光に自動補正がかかったため。日当たり良好でした。

この尾根が土地の境界になっているようで、道の片側が広葉樹林で反対側が杉林のことが多かった。

林を抜けると

林道と交差地点

西側のみ視界がひらける

林道からの登り口。

落葉していなかったら、角研山までたぶん周りの山も見えない。

時々現れるコレが、たぶん道を間違っていないだろうなと思わせてくれる。道しるべではないんだけど。

金網で幹を保護しています

山頂までで、これがあったのはこの1か所だけ。

鉄塔その2

このあたりで何かの足音・・・

標高が上がってきた証拠

岩場が見えたら、その上が頂上

角研山到着

角研山パノラマ。
周りは木に覆われている。落葉していない時期はたぶん何も見えない。

ここからしばらく平坦

何かの足跡?
木の根元にこれがちょいちょいありました。

鉄塔のあたりは見晴らしがいい

これから向かう本社ヶ丸

足跡。

この爪痕はたぶん・・・・
新しいものではないようですが。

本社ヶ丸に近づいてくると三ツ峠の先に富士山が見えてきます。

本社ヶ丸到着

八ヶ岳かな

360度の展望

本社ヶ丸の清八峠側は結構な岩登りです。角研側も岩でしたが。

清八峠まで何カ所か岩場があります

清八峠の手前に見晴らしの良い岩場があります。
ここで初めてヒトと遭遇しました。

・・・いや、そういえば本社ヶ丸の手前で軽装・手ぶら(!)の若者1人とすれ違ったな。正確に言うとすれ違ってはいないか。なんか人を避けるように道をショートカットして斜面を下って行った。
この先も、登山者は少ない。御巣鷹までは2人とすれ違い2人に追い越された。

清八峠。笹子に降りる道は結構急な下りのようでした。

清八山。ここも東側が木に覆われている以外は展望が開けています。
ここまで、展望が開けている場所が限られているし、あっても狭いです。登山者が少ないのが幸いですが。
さらにこの先は三ツ峠までほぼ展望ナシ。

大幡八丁峠。
西側は林道がここまで来ている

鉄塔のところで一瞬だけ視界が開ける

大幡山。
このあたりはだいたいこんな感じのところを、登ったり下ったり。

たまに笹藪。

御巣鷹山の登りはじめ。
最初は西側を回り込む

で、急に左に折れて急な岩場を登る

岩場はすぐ終わるけど、その先も急な登りがほぼ山頂までつづく。
水平方向に撮影するとこんな感じ。

やっと、御巣鷹山。
といっても、山頂はこれが占拠していて休む場所もない。木が茂っていて眺望もあまりない。
頂上よりその先の下り坂の方が眺めがいい。

三ツ峠山。ここは人がいっぱい。ドイツ語(たぶん)も聞こえた。

木無山に向かう途中の広場から、屏風岩。

天上山を目指して下ります。

この先、何組か追い越したけどあの人たちは明るいうちに降りられたのだろうか。

木無山とは言っても木がないわけではない。木が少なくて笹藪なのは確か。

少し下ってくると紅葉の中に突入

鉄塔

この日見た中で一番はっきりした足跡。
何の足跡?

時々、視界が開けて富士山が望める。
午後は逆光になってしまう。午前中の方がいいかも。

この日、唯一の花。

杉林に入ると尾根を通らず東側を回り込む。
日も傾いてきたのでちょっと薄暗い。

杉林を抜けると間もなく林道と交差

針葉樹の緑の中にポツンと黄葉というのも趣がある。

これだけ真っ赤なのは、(遠目では他にもあったと思うが)印象に残っている中ではこの1本だけ。

天上山到着。
自動補正で実際より明るく映っているけど、実際はもっと薄暗かった。

下り口である南側だけ視界が開けていて富士山が見える。

カチカチ山到着(ロープウェイの乗り場)。
実は、ロープウェイ(17:00最終)に乗ろうと思って林道横切ったあたりから速足で来たのだけど、順番待ちの列。
よって、自力下山。

あじさいの名所のようです。

広場の周囲はアジサイ

富士山も見えます。だいぶ暗くなってきました。

あと7分。
写真はフラッシュのお陰で明るいけど、
実際にはかろうじて道が分かる程度に暗い。

散策ルートの入り口の護国神社。
ほぼ暗闇。

駅まで600m

河口湖駅到着。
団体バスが立て続けに到着したところだったのか、17:43?の電車の改札待ちで長蛇の列(大半が外国人客)。大月まで立ちっぱなしは辛いと思い、1本やりすごして18:19の電車に乗る(これはガラガラだった)。

高尾から京王線で。JRより安いし、どっちみち新宿で地下鉄に乗り換えだから。
最終的には22時頃に自宅到着。長い1日だった。

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア
登山靴 バックパック スパッツ・ゲイター 水筒・テルモス ヘッドランプ
タオル 帽子 グローブ 着替え 地図 ノート・筆記用具
腕時計 登山計画書(控え) 健康保険証 熊鈴・ベアスプレー 非常食 行動食

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登った山

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