• このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 参考になった

比企三山(笠山、堂平山、大霧山)2017

笠山 堂平山 大霧山( 関東)

パーティ: 1人 (はにわ さん )

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 参考になった

行程・コース

天候

快晴

登山口へのアクセス

マイカー

この登山記録の行程

ヤマメの里駐車場6:50・・・萩の平7:30・・・笠山西峰8:30・・・堂平山9:30(休憩20分)・・・剣ヶ峰10:05・・・白石峠10:15・・・定峰峠11:20・・・旧定峰峠12:00・・・大霧山12:40(休憩30分)・・・粥新田峠13:30・・・ヤマメの里14:20

コース

総距離
約16.3km
累積標高差
上り約1,306m
下り約1,306m

高低図

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

気の早い赤や黄色の街路樹が枯葉を落とし道端に積もっていく。
3連休、自宅近くの通学路の広い田んぼから青空の向こうに秩父の山々が見える。
その前衛の奥武蔵の山の稜線にひと際印象に残る山がある。
片側に大きく裾野を広げ傘のような笠山、その隣にドッシリと構えた堂平山。
比企丘陵では東松山市のスリーデーマーチが行われており、連休中のべ10万の人達が10k~50kを思い思いに歩いている。
自分も何処か歩こうかな。
前から気になっていた比企三山、登ってみようかな。

朝日が届かない谷あいのヤマメの里駐車場に車を置き7時前に出発。
カーブが続く車道をシュートカットするように登って行く。
外秩父七峰めぐり?
行く先々にオリエンテ-リングのように看板が立てられている。
外秩父七峰めぐりを調べてみると奥武蔵の七峰を40kほど歩くイベントがあるみたい。
凄い!。。。。。でもちょっと興味をそそられる。
登り始めて暫くすると漸く朝日を浴びて萩平の集落へ。
道端には沢山の花が添えられているお地蔵様が。
山里の何げない風景にほんわかする。
少々猫背気味のお地蔵様が可愛い。
ここからは杉木立の切り通しのような道を歩く。
最後に急登があり笠山西峰に。
その先の東峰には信仰の山として笠山神社の社殿があり木々の隙間からは小川町方面を望める。
東の鳥居下の麓の集落から続く急な石段は大変そうだ。
分岐まで戻り滑りやすい急坂を下り七重峠へ。
この辺からは堂平山や白石峠、定峰方面が見えていた。
ひと踏ん張りすると開けた草原に。
目の前に堂平山の天文台がお出迎え。
天文台の北西側は好展望。
この先歩く稜線が見渡せる。
谷を挟んで大霧山がまだあんなに先の方に。
今日は気温が高いせいか両神山や甲武信岳は霞んで見えるが北風吹く冬場ならその先に見えるはずであろう八ヶ岳や浅間山、赤城山、日光男体山は望めず。
南東方面も空気が澄んでいれば関東平野が望め遠く東京の街並みも。
山頂にて小休憩。
車道が山頂まで延び展望を楽しみに来ている観光客の姿も。
山頂付近は赤い色の広葉樹が目につき写真をパチリ。
そうそうこのコースは広葉樹より杉や檜の針葉樹が多く人の手が入った里山といった感じ。
花粉症の自分は絶~対、春には恐ろしくて近寄れないけどね。。。。。
だけど先人たちの植林の御蔭で麓の街では紙や木工製品が栄えてきたんだよね。
その為か奥武蔵の山塊はどの山も山頂付近まで車道が入り込み峠も沢山あるがどこも舗装されている。
だから必然的にハイカーよりもサイクリングやツーリングで賑わっている。
遠く定峰峠方面から爆音が木霊するw。
さてとまた歩きはじめ南西に続く車道をたどって剣ヶ峰に。
大きな鉄塔が建ち足元には剣ヶ峰の板碑が。
眺めもないので白石峠へ下って行く。
すぐに白石峠に到着。
ちょうどコースの中間地点になりここから下ってヤマメの里駐車場にも帰れそう。
交差する車道なため自転車や自動車が行き交う。
車道を横断し急登の木道を進むと広葉樹の樹林帯に入る。
だいぶ落ち葉も積っているので滑らないように進む。
カサカサ、ザクザク。
枝葉はポキポキ。
楽しいな。
さっきアナグマが生息しているという看板を目にしたが見た事が無いので何処かに居ないかな。
アナグマって熊ではなくてイタチの仲間らしいよ。
緩やかなアップダウンを繰り返し定峰峠が見えてきた。
この辺からは笠山も堂平山も良く見える。
日の光と陰でススキも輝いている。
定峰峠は茶店もあり今日一番の人だかり。
車道を横断し杉木立の急登。
暫く進むと旧定峰峠に到着。
はじめて車道じゃない峠道。
静かで良い感じ。
桧平から先は牧歌的な草原を横目に進みお昼時大霧山山頂に。
大勢の人が昼食をしている。
北西側からは尾根筋に二本松峠や登谷山方面、破風山、城峯山、西上州の山々、両神山、秩父の街並み、武甲山などが眺望。
丁度ベンチが空いたので自分も昼食タイム。
今日は暑くもなく寒くもなく風も心地良い。
下山は粥新田峠へ。
粥新田峠からが車道歩き。
降りはじめてすぐにまた登り始めた。
あれ?道合ってるよな。
暫くカーブを幾つか登って下った先に皆谷方面の近道看板が。
途中人家の裏を通ったりして14時半頃ヤマメの里駐車場に到着。
だいぶ日が傾きはじめ朝と同じようにすでに日陰。
この辺に住む人は日照時間が短くて大変だろうな。

奥武蔵は車で来やすく子供のころから川遊びや魚釣り、ドライブと慣れ親しんできたがこんなにちゃんと歩いたのは初めて。
結構歩いたが時間がなければ車で尾根まで行って少し歩くだけでも楽しそう。

自宅近くの高台から夕日が沈む秩父山地を望む。
ピンク色に染まる空が綺麗だな。
穏やかや秋晴れの一日歩けて楽しかったな。








続きを読む

フォトギャラリー:46枚

すべての写真を見る

装備・携行品

登った山

堂平山

堂平山

876m

大霧山

大霧山

767m

笠山

笠山

837m

よく似たコース

大霧山 埼玉県

頂上から抜群の展望を楽しめる大霧山から定峰峠へ 日帰り

最適日数
日帰り
コースタイプ
縦走
歩行時間
3時間10分
難易度
★★
コース定数
17
大霧山 埼玉県

山村と峠道の風情、展望を楽しむ。比企三山の一座・大霧山へ 日帰り

最適日数
日帰り
コースタイプ
縦走
歩行時間
3時間49分
難易度
コース定数
17
堂平山 埼玉県

信仰を集めた比企の名峰二山を結んで縦走

最適日数
日帰り
コースタイプ
縦走
歩行時間
4時間35分
難易度
★★
コース定数
21
登山計画を立てる