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音羽三山(音羽山・経ヶ塚山・熊ヶ岳)

音羽三山( 東海・北陸・近畿)

パーティ: 1人 (うめぞー さん )

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行程・コース

天候

晴れ(薄曇りがほとんど)

登山口へのアクセス

電車
その他: 近鉄で桜井駅下車、談山神社行きのバス(直通ではなくコミュニティバス)で下居(おりい)バス停下車、音羽観音の標識に従いまずは音羽観音まで行く、境内右側のおはつきいちょうの大木を通り過ぎたとこからが登山口。

この登山記録の行程

近鉄桜井駅(9:10)・・・談山神社行き(9:45)・・・下居バス停(10:15)・・・音羽観音(善法寺)(10:40)・・・音羽山山頂(11:30)・・・経ヶ塚山(11:50)・・・熊ヶ岳(12:20)・・・反射板(12:50)・・・大峠(13:50)・・・破不動尊(14:20)・・・不動滝バス停(14:35)・・・近鉄桜井駅(15:00)

コース

総距離
約8.0km
累積標高差
上り約1,135m
下り約1,018m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

今回はいつもの友人が仕事の為、1人で行ってきました。
この頃特にハマっているのが奈良県の山々でアクセスが良いのと魅力的な山々が多いので高山の季節が終わったくらいから頻繁に出かけています。
奈良県の山々が良いのは山だけではなく古刹や史跡とコラボして登山が楽しめるところです。
今回はそんな中から音羽三山をチョイスしました。
800〜900mの山々を縦走しながら史跡や古刹を楽しむと言ういつもの贅沢プランです。
それではコース案内です。
近鉄桜井駅までは各自で時刻を調整して出かけてください。
私は9時10分頃に桜井駅に着きました。
近鉄の駅とJRの駅が隣接しているのでJRの方へ進みます。
突き当たりの階段を下りたところにバス停があります。
談山神社行きのバスに乗るのですがこの季節は談山神社へ直通のバスが出ているので注意してください。
乗るのはコミュニティバスで要は各バス停に止まる方に乗らないと下居(おりい)バス停には止まりません。
バスも9時45分まで無かったので早く行きたい方はバスの時刻を調べてから時間調整してください。
私は基本バスに乗りますがどうしても時間が合わない(1時間ほど待つとか)時はタクシーを利用するので案外無頓着に駅に行ってしまう悪いクセがあります。
心配な方はあらかじめよく調べてから計画してください。
この日はお天気も良かったこともあり、談山神社へ行く方が大半でした。
紅葉が綺麗な神社なので人気があります。
この日、下居バス停で降りたのは私と5〜6名のパーティ1組だけでした。
バス停からバスの進行方向に少し進むと音羽観音への道標があるので従い、進みます。
ここからしばらくは音羽観音への道標に従ってください。
最初から結構急な坂道なので身体が馴染むまではゆっくり進んでください。
しばらく進むと集落がありますので静かに進みます。
集落を抜けて少し進んだ先に分岐があります。
音羽観音へ向かうので左の道を進みますがここからさらに坂道が急になるので注意してください。
急な坂道を進むと音羽観音へ荷揚げするためのトロッコがあります。
ここからさらに坂道が急になります。
坂道の真ん中に階段が設けられるほどの急な坂道がつづら折りに続いて行きます。
しばらく進むと右は車道、左は石段の分岐があります。
石段を上がって行きます。
左側に簡易トイレがありますので利用させていただきましょう。
トイレは後にも先にもここだけです。
さらに石段を上がって行くと見事な紅葉が広がります。
石段を上がりきった先が音羽観音です。
本堂の入り口には可愛らしい人形が等身大で三体ほど置かれていますがぱっと見、人のようなので人形とわかるとビックリします。
後で知ったのですがここは尼寺だそうでこの人形はご住職と副住職とお手伝いさんのまっちゃんさんをモチーフにしたものだそうです。
本堂にお参りして御朱印をいただいたら音羽観音の銘木であるオハツキイチョウを拝見します。
見事な巨木がレモンイエローの葉をたくさん広げた姿は圧巻です。
その先に神社があるのでここでも山行の安全祈願をしてその先にある登山口からいよいよ本格的な山道に入ります。
しばらく進むと分岐がありますので行きたい方に進みます。
右の急登は展望台への道でまっすぐに進む道は登山道となります。
ここは無理強いしませんが展望台への道をオススメします。
登山道は基本、樹林帯の中を進むだけなので展望はありませんが展望台方面なら上っている最中でも景色を楽しめます。
また、展望は展望台までしかないのでここを逃すと見渡せるような場所はこの先ありません。
ただし、よく整備されているとはいえ急勾配の道なので無理はしないでください。
展望台からは多武峰の山々が綺麗に見渡せるのでここでゆっくり休憩してもいいでしょう。
展望台自体広いので団体でも大丈夫です。
また、足腰に不安がある方は登山道からでもここに来ることができるので登山道を進むといいでしょう。
私は景色を楽しんだら次へと向かいます。
音羽山の山頂へは登山道から行くか展望台から少し進んだ先にある分岐を右の急登へ進むかの二通りのパターンがあります。
急登には音羽山山頂近道と書かれた看板があります。
私は身体を鍛える目的もあるので急登を選びます。
足首がひん曲がるような急登ですがこの日は絶好調だったのでサクサク進みます。
急登をクリアすると少し平坦な道となり元々ある登山道と合流します。
そこから少し進むと音羽山山頂に到着します。
標高看板と三角点とベンチがあるのでここでも休憩できます。
ただし、眺望はありませんので私は写真を撮ったらさっさと次へ進みます。
道標に従い進む次の目的地は経ヶ塚山です。
ここからは分岐も無いので安心して進めます。
また、このルートはよく整備されていて道標もたくさんあるので初心者でも道迷いの心配は少ないでしょう。
ただし、道は厳しいので注意してください。
まず、いきなり急な下りが続くので足を痛めないように進みます。
結構な距離を下ったら今度は同じぶんだけ登り返します。
基本縦走は高山でもない限り一つの山を上ったら次の山へは今いる山から一旦下りて向かうのが普通なので縦走自体が嫌な方は音羽山山頂から元来た道を引き返すといいでしょう。
結構急な上りをクリアすると小さな尾根に出ます。
道標に従い右側の小高い丘へ進むとそこが経ヶ塚山山頂です。
ここはその昔、談山神社への鬼門を守るために経文を埋めた事からこの名前になっています。
その名残りでしょうか?山頂には大きな石灯籠があります。
私はこの石灯籠を見たくてここまで来たので感無量です。
本当はここでお昼をいただきたかったのですが風が吹いていて結構冷えるのでここも写真を撮ったらさっさと次へ進みます。
次の目的地は熊ヶ岳で音羽三山の最高峰ですが当然ながら経ヶ塚山から一旦下りて登り返します。
ここも結構急な下りとなるので気を引き締めて進みます。
途中の木々の間から熊ヶ岳が垣間見えますがここからさらに厳しいアップダウンが待ち受けています。
熊笹の間を抜けるように急登を登るとひょっこりという感じで熊ヶ岳の山頂に到着します。
ここは山頂とはいえ峠の頂点といった感じなのでここも写真を撮ったらさっさと次へ進みます。
ちなみに眺望はありませんし広くもないので休憩には不向きです。
次の目的地は大峠と言い女坂伝承地の石碑があります。
熊ヶ岳からも急な下りを進みます。
ある程度下ったら小さなアップダウンを繰り返しながら進むと近鉄電車の無線反射板があります。
さすがにこの辺りでお腹もすいて来たので休憩します。
ほんの少しの差なのですが左側にくぼ地があり、そこが風も来ない休憩には適した場所だったので昼食をいただきます。
そんなに眺望はありませんがそれでもそれなりに景色が楽しめます。
風も全く感じないいい場所だったのでゆっくり休憩出来ました。
休憩を終えたら次の目的地へ進みます。
ちなみにここには四等三角点もあります。
ここからさらに急な下りを進んで行くと大峠に着きます。
女坂伝承地の石碑と祠があるので祠に手を合わせてから道標に従い下りて行きます。
しばらく進むと林道に出ます。
そのまま林道を下って行くのですが今年の大型台風の影響で倒木が道を塞いでいる箇所が二箇所ほどありますので気をつけて通過してください。
そのまま林道をさらに下って行くと集落に出ます。
針道と言う集落を通り過ぎてさらに下って行くと右側に滝があります。
この滝は不動の滝と言い、向かい側にある破不動尊と対になっています。
とても綺麗な滝なので見学しましょう。
私の最終目的地はこの破不動尊だったのでここも見学させていただきました。
この破不動尊にある大岩は談山が鳴動した時に真っ二つになったそうで確かにまるで刀で切ったように真っ二つになっていました。
一通り見学したらその先の新道を渡って右に進むと不動滝バス停があります。
バスの時刻表を写真に撮ろうと思っていたらバス停につくかつかないかくらいでバスが来たので乗り込みました。
コミュニティバスなので一時間に一本くらいなのでラッキーでした。
その後もトントン拍子で京都まで戻ることが出来たのでいつもの温泉と居酒屋で締めてから帰路につきました。

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登った山

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最適日数
日帰り
コースタイプ
縦走
歩行時間
4時間
難易度
コース定数
19
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