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2018年の登り初めは人気の岩山二百名山の乾徳山!半分雪山登山でした

乾徳山( 関東)

パーティ: 1人 (谷の料理長 さん )

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行程・コース

天候

曇りのち山頂で雪

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 中央道勝沼ICより国道140号⇒209号登山口駐車場(無料)

この登山記録の行程

登山道入口(06:45)・・・国師ヶ原(08:00)[休憩 6分]・・・月見岩(08:30)[休憩 2分]・・・乾徳山(09:40)[休憩 10分]・・・国師ヶ原(11:17)[休憩 15分]・・・登山道入口(12:30)

コース

総距離
約7.3km
累積標高差
上り約1,143m
下り約1,143m
コースタイム
標準6時間20
自己5時間12
倍率0.82

高低図

標準タイム比較グラフ

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登山記録

行動記録・感想・メモ

2018年登り初めは岩山で人気の二百名山乾徳山に登りました。
昨年末に若い男性が乾徳山で滑落死されたとのニュースがあったので少し不安を抱えながらの今回の山行でした。
当日は午後から雨の予報と言う事もあり日の出前の6時30分に出発。
駐車場は徳和にある登山道入口駐車場を多くの登山者が利用されているようですが、もう少し登った所の乾徳山神社近くにある無料駐車場に駐車。
地図上では乾徳山登山口と登山道入り口の中央辺りの神社記号辺りにあります
ここから乾徳山登山口まで距離約500㍍15分程で時間も短縮出来るので今回は午後から天気が荒れると言う予報で往復2㎞、コースタイム1時間程短く出来るこちらに駐車しました。
10台位しか駐車スペースが無いのでハイシーズン期は早い者勝ちです。
登山口から最初は長い樹林帯をひたすら登ります。
結構想像していたより急勾配で厚着をしていたせいか汗をかいてしまうほどで、アウターを脱いでシャミースで快適な位。約2時間弱で国師ケ原に到着。
この辺りから急激に気温が下がりダウンウエアを着てネックウォーマー、グローブ等々装着。この辺りはミズナラやダテカンバの植生がなんとも心地よい広場で休憩場所にはいいところです。
扇平では扇子を広げたような綺麗な富士山がみられるとの事でしたが、山頂部は残念ながら雲のなかでしたが広場のススキの景色と甲府盆地の眺めが絶景で充分な眺望でした。
扇平からは岩場の山を実感出来るような岩登りの連続です。
特に雷岩や鳳岩は岩も氷っていてグリップが効かず気を付けて登らないと危険なので巻道の迂回道の利用をお勧めします。鳳岩は意外に割れ目や足の置き場もあるのでしっかり三点指示しながら登れば問題ないですが、岩が氷付いていては本当に怖いです。
夏季ならもう少しこの岩登りも楽しむことが出来たかな。
山頂部は広目で晴れていれば富士山は勿論南アルプス、八ヶ岳等の眺望が良かったはずでしたが今回は金峰山、甲武信ヶ岳さえも見えませんでした。
山頂に着いてから直ぐに吹雪になって極寒で早々と下山。
下山ルートは水のタルから高原ヒュッテへ下山する迂回新道コースを選択しましたが、水のタルまでは積雪が結構あり雪山登山状態。そこからガレ場の樹林帯下りも積雪で氷っていて結構な急坂で危険でしたのでチェーンスパイクアイゼンを装着しました。登山地図見ても急坂とわかると思いますがガレ岩も氷状で一歩一歩慎重に下山したこともありコースタイムも少し時間はかかりました。
迂回新道ルートは冬場は気をつければ大丈夫ですが急さかで雪の状態によっては非常に滑りやすく軽アイゼン位は携帯された方が良いと思います。またピンクテープを辿れば良いですが、少し解りにくかったりしていて扇平側からの登山道とは違って岩が多いので道があまりはっきりしていない所もあるので注意してください。
トータルして乾徳山は距離のわりに標高獲得もあるのでなかなか登り応えのある山ですね。
この岩登りはまた夏に楽しみたいですね♪これから雪山では初心者や岩登りの経験の浅い方は避けた方が良いと思います。晴れた初夏や秋なんかはいいだろうなぁ~富士山見たかった。
下山後に笛吹の湯で体の冷えと疲れを癒しました。
登山口より4km程の所で料金も¥510(火曜日定休日)とお安い割には露天風呂もあっていい温泉です。
西沢渓谷から甲武信ヶ岳登山の帰りにもいいと思います。

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フォトギャラリー:60枚

登山口に一番近い駐車場です

15分位で登山口に到着

駐車場から500㍍の所に乾徳山登山口(右側)

樹林帯をひたすら登ります

水場 銀昌水

ほぼこんな感じの景色が続きます

朝日が登ってきました

山梨のモルゲンロート(笑)

何とかお天気はもちそうです

駒止でひと休み

樹林帯の間から富士山が見えました

樹林帯も明るくなって

ミズナラとダテカンバが広がってきました

乾徳山みえました 氷が貼ってます

スケートリンク状態(^^;

国師ケ原 ここで一休み

いざ乾徳山へ
先ずは扇平へ
心地いいダテカンバ道

途中役小角像

ススキに囲まれたこんな坂道を登ると

振り返ればこんな景色♪
晴れてればなぁ~

扇平に到着!
富士山頂は雲の中

月見岩。看板無くなってた

手洗石
完全に凍りついていました

岩が多くなってきました。

それから岩登り

髭剃り岩
幅30センチ位で細身の方は中に入れます

その髭剃り岩を這って奥からの眺め
下は崖できれてます(怖)

こうゆうの岩場に来てる感じします

ここから巻いて登って行くのですがちょっと高度感があって怖かった

鉄梯子もあります

雷岩の鎖場① 雨、溶けた雪が氷付いて滑りやすい時は特に気を付けてください

雷岩の鎖場②

胎内?

鳳岩前の迂回路
岩登りの経験の無い方や自信の無い方はこちらにしましょう。

いよいよ鳳岩

ほぼ直角でした。
岩が寒さで凍りついて少し怖かったけど意外に足のステップがあって慎重に行けば大丈夫です。

鳳岩上からの眺め(途中)

そして登ってきた鳳岩

標高2031㍍乾徳山山頂到着!
2018年一座目

こんな標識も

山頂部も雪が積もっているところもありました

ガスって眺望は厳しめ
富士山が、眺められるはずでした

祠に無事な下山をお祈りして

山頂部は結構広くて休憩場所もあります

下山開始!東側は雪が多く積もっていて岩も凍りついて滑るので少し怖い

風も結構吹いて寒い

結構急さかで雪もカチカチに凍っていました

高原ヒュッテへの分岐の標識

岩も雪も凍りついてかなり滑ります

たまりかねてチェーンスパイクアイゼン装着
持ってきて良かった(^^;)

やっと雪から解放 もう少し
20分くらいというのが良いですね

高原ヒュッテに到着!
冬季はトイレも使用不可です

振り替えるとさっきまで吹雪だった乾徳山が晴れてました。(><)今あの頂に立ちたい!
これが山の天気です

帰りに再度国師ヶ原スケートリンク場
なかなか立派です^^)

あちこちにこのような標識とピンクのテープがあるので安心

登山口に帰ってきました

駐車場は10台位停められます
登山口から500㍍程です

帰りに笛吹の湯の温泉で疲れを癒しました

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア
登山靴 バックパック スタッフバック スパッツ・ゲイター 水筒・テルモス ヘッドランプ
タオル 帽子 グローブ 着替え 地図
コンパス ノート・筆記用具 腕時計 登山計画書(控え) 健康保険証 医療品
虫除け 非常食 行動食 軽アイゼン GPS機器

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登った山

乾徳山

乾徳山

2,031m

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