行程・コース
天候
快晴、至軽風/稜線~山頂:和風
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
中央自動車道の「須玉IC」を出て、県道23号(増富ラジウムライン)を北上し、「みずがき湖」を右に行き、狭い道を進んで「増富ラジウム鉱泉」を抜け、さらに細い道を登って行くと「瑞牆山荘」に到着します。山荘の前を右折して富士見林道に入ると、100m先のゲートの左側に100台(一部未除雪)の無料駐車場があります。「須玉IC」から約25km・40分です。快晴予報の土曜日の5時50分着で6台目でした。
この登山記録の行程
瑞牆山荘駐車場(06:20)・・・稜線ベンチ(07:00)・・・富士見平(07:15)・・・鷹見岩分岐(08:05)・・・大日小屋の上(08:20)・・・大日岩分岐(09:05)・・・2317m小ピーク(10:00)・・・砂払ノ頭(10:45)・・・金峰山山頂着(11:55)昼食・・・金峰山山頂発(12:25)・・・砂払ノ頭(13:05)・・・2317m小ピーク(13:30)・・・大日岩分岐着(14:00)休憩・・・大日岩発(12:20)・・・大日小屋の上(14:45)・・・鷹見岩分岐(14:55)・・・富士見平(15:25)・・・瑞牆山荘駐車場(16:00)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
事前の情報では「氷の上に雪が乗っている状況で、前爪アイゼン・ピッケル必携」程度でした。
少し歩いてみたら、雪の下は全面氷だったので、駐車場からアイゼン装着で登り始めました。
ピストンの距離を考えると駐車場の車の少なさにちょっと驚きましたが、その通りの山でした。
「富士見平」までは普通に歩けましたが、「飯盛山」を右から巻き始めるとラッセルの状態です。
先行するトレースは2~3人程度しかなく、新雪にはまっている足跡の穴だらけの状態でした。
同時間に駐車場をスタートした方2人と、抜きつ抜かれつしながら先頭を譲りあって登ります。
膝上まで足を落としながら、長い樹林帯を抜け、「砂払ノ頭」に出るまで4時間半かかりました。
「砂払ノ頭」からは風の強い稜線歩きになるので、ここで服装や装備の変更をして再出発です。
快晴の強い日差しの中あまり強い風も無く、岩場では足元に注意しながら心地よく進みます。
しかしここでも雪は圧雪されていなく、ズボズボと足がはまる状態で、またしても先頭交代です。
遠くに「五丈岩」が見えていますが、雪に足元を取られて、なかなか山頂は近づいて来ません。
北面では固い雪にピッケルを差して、それ以外では雪にはまり、岩を乗り越え、山頂到着です。
「砂払ノ頭」から「金峰山」山頂まで1時間以上かかりましたが、その間ずーっと絶景連続です。
「金峰山」の山頂は、象徴である「五丈岩」の先になりますが、全体としては大きな広がりです。
広がりの中で昼食を取って、下山をしましたが、素晴らしい景色を眺めながらの稜線歩きです。
富士山、アルプス、八ヶ岳、そして八ヶ岳の手前には、なぜか小さな「瑞牆山」が印象的です。
「砂払ノ頭」からは延々の樹林帯歩きとなりますが、登りと違ってトレースが出来ていました。
しかし20人にも満たない登山者では圧雪までは至らず、ぐしゃぐしゃの雪道を下山しました。
春から秋の季節は、人気の「大弛峠」から往復4時間ちょいのお手軽な「日本百名山」ですが
人が少なくて、渋滞が無い、静かで美しい「金峰山」を満喫するには冬の季節がお勧めです。
雪質にもよりますが、長時間の樹林帯歩きの疲れを吹き飛ばすだけの稜線が見事な山です。
フォトギャラリー:55枚
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
バックパック | スタッフバック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | タオル |
帽子 | グローブ | サングラス | 着替え | 地図 | コンパス |
ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) | ナイフ | 修理用具 |
ツエルト | 健康保険証 | ホイッスル | 医療品 | 熊鈴・ベアスプレー | ロールペーパー |
非常食 | 行動食 | テーピングテープ | 軽アイゼン | トレッキングポール | GPS機器 |
ライター | アウターウェア | オーバーパンツ | バラクラバ | オーバーグローブ | 雪山用登山靴 |
アイゼン | ピッケル |
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