赤岩岳登山口0700……0815赤岩峠0820……0840大ナゲシ前衛峰0850……0925大ナゲシ0935……1010大ナゲシ前衛峰1015……1032赤岩峠1032……1039赤岩岳直登取付1110……1115通常ルート1115……1157赤岩岳1205……1232赤岩峠1232……1320赤岩岳登山口
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今回も登場人物の紹介が必要かも知れません。 両神山の北西のお隣さんです。 |
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7時前に、赤岩岳登山口のあるニッチツ旧社員寮前到着です。 |
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入って良いのか躊躇われますが |
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「こっち……」 ゲート脇からこそっと呼ばれます。 |
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ちなみにこれはアパートタイプの旧社員寮。 |
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こちらは戸建タイプですね。 相当古そうです。 |
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では登りましょう。 |
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おっと、2/15で終わってますよね……? |
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お天気の余り、往路はついつい勝手に歩いてしまいました。 |
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尾根に出ればいいでしょうと。 |
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右ルートが正しい道です。 左が往路ですが、日向の尾根を歩いていたらこうなってしまいました。 |
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やがて気持ちの良い尾根に出ました。 |
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テープはたまに出てきますが、色あせていたり風化しているものが多かったです。 標識は山頂や峠以外ありません。 |
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赤岩峠までは結構落ち葉ラッセルでした。 深いところでヒザ下クラスです。 その下に浮石があったりして滑るんです! |
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垂直な岩がいくつもありました。 ホンモノの方々が挑みそう……。 |
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頑張って頑張って赤岩峠。 最後の登りはひたすらジグザグでした。 |
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まずは尾根を西に向かい、大ナゲシを目指します。 雪残ってるけど、締まってそうだしまあいいか、などと考えていました。 この時点では。 |
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実際平坦な部分では軽アイゼンも不要なレベルでした。 |
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ただ斜度が上がると話は別です。 根っこは金属で踏みたくありませんが、かと言って黙って滑落する訳にもいきません。 |
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深い所では結構埋まります。 |
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大ナゲシ前衛峰に着きました。 ここから北に折れます。 |
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さすが北斜面。 雪はガッチリ残っています。 角度もなかなかです。 |
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再びチェーンスパイクを装備しました。 今回は何度も脱着を繰り返しました。 |
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さあ姿を現した大ナゲシ。 地形図で見つけた時から憧れていたんです。 「ルートないのに三角点」はときめきます。 |
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結構なラッセルの後にはよじ登りが待っていました。 どんとこーい! |
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見かけた残置支点はこれ一個でした。 かなり新しいですね。 |
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ロープ場を乗り切ってあと少し。 やはり「外」で「ザック背負って」「登山靴」だと、ジムの様には行きませんよね。 実践あるのみです。 |
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着いたー! 風もなく天気も最高! 冬の関東ならではです。 |
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お山の形の標識です。 愛があるなあ! |
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三等三角点「高祖山」です。 |
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眺望は素晴らしかったです。 八ヶ岳です。 |
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左が北横岳、右が蓼科山ですね。 |
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浅間山。 |
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左から2つ目は雲取山ですね。 |
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左から木賊山・甲武信ヶ岳・三宝山の三兄弟です。 |
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北アルプスまで見えました。 さすがに真っ白ですね。 |
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そして姿を露にした赤岩岳。 |
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それではまたラッセルして戻りましょう。 前衛峰への雪面の登り返しがキツかったです。 一部ヒザ押し込みまで駆使して登りました。 |
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再び赤岩峠。 |
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それでは赤岩岳に挑みます。 垂直感は大ナゲシ以上です。 |
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まずは直登が可能か探ってみます。 |
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ちょっとよじ登ってみたのですが |
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やっぱりビレイなしでは危険ですね。 保険には加入していますが、5分で5000円かかるんですよ! |
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岩に雪も結構残っていました。 滑ると嫌ですね。 |
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大人しくトラバースして裏から回ります。 正規ルートらしいコースです。 |
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おそらくはここを登るのだと思うのですが、雪で踏跡もありません。 本当の雪山の様に雪だけ踏めば良い訳ではないので、RFに神経使います。 |
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雪を蹴りこんでいかないと簡単に滑りました。 踏んだ雪の下にタテの倒木があったりすると最悪ですね。どこまでもタテに滑ります。 |
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岩稜帯らしく○印! |
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先ほど登った大ナゲシです。 どことなく右を向いている鳩サブレーに見えない事もないです。 |
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痩せ尾根に雪がてんこ盛り。 短い距離ですが左右切れ落ちていて神経使いました。 |
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写真だとどうしても角度が伝わらないですよね。 蹴り込んで足を確保し、その瞬間に木を掴む三点確保で登っていきました。 掴んだ先がただの倒木だったり枯れ木で崩れたりすると、「はいもう一度」です。 |
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つらいわー!きついわー! それでも頂上が見えてきました。 |
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着いたー! やっと着いたー! ばんざーい! |
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眺望は大ナゲシとほぼ変わりませんが、今一度大ナゲシさんを。 ちなみに撮影場所の足元は垂直です。 |
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それでは帰りましょう。 自分の踏跡をトレースします。 |
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ええクライムダウンしますよ。 そこから先はグリセードしながらさくさく降りました。 |
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三度赤岩峠です。 手を合わせて今日は帰ります。 また来るよー。 |
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深く雪が積もったらシリセードしたい斜面です。 でもそんな状況じゃそもそも登山口まで来れないか……。 |
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帰りは正規と思しき踏跡を辿りましたが、日陰のエリアでは枯葉の下に大量のツルツルの氷が! この写真は分かりやすい一枚ですが、デストラップとしか言い様がありませんでした。 |
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お尻にエアバッグ仕込んでいたら確実に発動してましたよ! あまつさえ滑落するところでした。 |
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そんなこんなで、どうにかニッチツ旧社員寮が見えてきました。 |
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登山口まで無事戻って山行終了です。 大変だったけど、楽しかったあ! |
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行きに眺めた中津峡の氷壁です。 |
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今日のひと巻きは関越の高坂SAでした。 前回はうっかり忘れたんだよなあ……。 |
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