行程・コース
天候
【1日目】快晴、至軽風 【2日目】快晴、軽風/稜線~山頂:疾強風
利用した登山口
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
中央自動車道の「諏訪南IC」を出て、八ヶ岳ズームラインを北東へ山に向かい、「八ヶ岳美術館」を通り、美濃戸別荘地に向かいます。「八ヶ岳山荘」前の150台駐車可能な登山基地に着きます。「八ヶ岳山荘」で2日駐車(駐車券2枚)1000円を支払います(トイレ有り)。駐車券1枚でコーヒー1杯無料(セルフ)です。「諏訪南IC」から約10km・20分です。
この登山記録の行程
【1日目】
美濃戸口(10:45)・・・美濃戸(11:45)[休憩 10分]・・・堰堤広場(12:45)・・・赤岳鉱泉(13:45)
【2日目】
赤岳鉱泉(06:50)・・・行者小屋(07:30)・・・赤岳天望荘(08:55)[休憩 15分]・・・赤岳(09:50)[休憩 10分]・・・行者小屋(11:10)[休憩 20分]・・・美濃戸(12:45)[休憩 5分]・・・美濃戸口(13:30)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
【1日目】週のなかばに日本列島に吹き荒れた強風で、表層の不安定な雪が飛ばされたとの
情報を入手したので、急遽、金曜日の夕方に「赤岳鉱泉」に翌日の宿泊の電話をしました。
美濃戸までの車の乗り入れは、4WD+冬タイヤだけでは難しいと「赤岳鉱泉」さんの情報で
美濃戸口に駐車をして、快晴の中、のんびりと11時前に美濃戸口から雪の林道を出発です。
快晴なのでハードシェルは脱ぎ、ミッド・ベースの2枚、装備はチェーンスパイクとストックです。
途中、適当に山の中に入って林道をショートカットして進みます。「美濃戸山荘」前の分岐を
そのまま左の林道へ(北沢)進み、林道終点の堰堤広場から先は、北沢を渡って登山道です。
美濃戸口から緩い勾配を3時間かけて「赤岳鉱泉」に着きました。稼いだ標高は740mです。
【2日目】先着順の6時の朝食後、ボトルにお湯(100円)を入れてもらい、準備後に出発です。
今日は最初からフル装備です。アイゼン・ピッケル・ヘルメット装着で暗い樹林帯を進みます。
40分ほどで「行者小屋」に着いたらすぐ左折し、樹林帯に入り「地蔵尾根」を登って行きます。
登るにつれ、樹高が低くなると急勾配になって、森林限界を超えると固い雪の壁になります。
隠れるところが無く、強風が吹き荒れているのでトレースが無い中、壁を蹴り込んで登ります。
雪が舞い上がる状況の中、上方の稜線だけを見つめて、若干の恐怖を感じながら登ります。
やっとのことで「地蔵ノ頭」に登り着いて稜線に出ましたが、下山してきた方の声が聞こえない
程の地吹雪です。ここからは左右が切れ落ちた稜線を、快晴の中、「赤岳」山頂を目指します。
強風で体を振られながら冬期休業中の「赤岳展望荘」に着き、山荘裏手でベンチを閉めます。
再度装備を確認して見上げると、強風で動けない状態の登山者が、地吹雪でかすんでます。
地吹が雪舞う中、急勾配の固い雪の斜面を蹴り込み、ピッケルの持ち手を逆にして登ります。
途中、あまりの強風で一時動けなくなりましたが、じっくりと2点支持で進み、山頂に到着です。
「赤岳」山頂では若干風も和らぎ、八ヶ岳連峰最高峰である360度の景色を激見できました。
下山は「文三郎道」を下りましたが、階段は完全に雪に埋もれていて、急勾配の連続ですが
「文三郎道」で往復する方が多いと思われ、斜面に雪のステップが付いていて若干楽でした。
時折、強風で舞い上がる雪の中、直線的に「文三郎道」を下り、樹林帯に入ると「行者小屋」
に着いて登山は終了となります。「行者小屋」前の広場で雪山装備を解いて昼食としました。
「行者小屋」からはチェーンスパイクとストックに変更して、南沢を緩やかに下って行きました。
フォトギャラリー:56枚
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
バックパック | スタッフバック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | タオル |
帽子 | グローブ | サングラス | 着替え | 地図 | コンパス |
ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) | ナイフ | 修理用具 |
ツエルト | 健康保険証 | ホイッスル | 医療品 | 熊鈴・ベアスプレー | ロールペーパー |
非常食 | 行動食 | テーピングテープ | 軽アイゼン | トレッキングポール | GPS機器 |
ライター | アウターウェア | オーバーパンツ | バラクラバ | オーバーグローブ | 雪山用登山靴 |
アイゼン | ピッケル | ゴーグル | ヘルメット |
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