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春の突貫三連発 ②おはよういぶき

伊吹山( 東海・北陸・近畿)

パーティ: 1人 (鋸太郎 さん )

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行程・コース

天候

快晴 風なし

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 伊吹山登山口駐車場 500円

この登山記録の行程

伊吹山登山口0210……0235一合目0235……0255二合目0255……0325三合目0325……0335四合目0335……0345五合目0345……0400六合目0400……0415七合目0415……0435八合目0435……0500伊吹山頂0605……0625八合目0625……0635七合目0635……0645六合目0645……0700五合目0700……0707四合目0707……0714三合目0714……0735二合目0735……0745一合目0745……0800伊吹山登山口

コース

総距離
約10.6km
累積標高差
上り約1,214m
下り約1,214m

高低図

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

深夜から登り始め、伊吹山の御来光を拝んできました。
風もなく快晴、満月に照らされるというこれ以上のない条件でしたが、伊吹山にお招き頂けたとしか思えませんでした。
  
登山口から岩がゴロゴロしていますが、踏み後は明瞭でしっかり硬く、七合目辺りまではほぼ一定の斜度で非常に歩きやすかったです。
三合目を過ぎると麓の町と琵琶湖を背中に登ります。
とにかく街の灯りと月が綺麗で、何度も立ち止まりました。
  
六合目を過ぎると鹿の声が響き始めました。
ふと目をやると輝くふたつの目が4つ、5つ。
邪魔しないよ、ちょっと通らせてね等と声をかけて通ります。
  
七合目を過ぎると登山道も厳しくなってきました。
鎖場がある訳でもありませんし、手を使う必要もありませんが、岩稜帯に近い雰囲気です。
登りより下りに注意が必要でした。
  
山頂付近には雪がまだまだ残っていました。
5時頃に登頂。誰も居ません。
てっきりドライブウェイ経由の御来光組がいるかと思ったのですが、そちらは4/21からとのことでした。
小一時間ありますので、日本武尊さまや仏様、三角点を回って歩きます。
でもそれも終えますと寒さが堪えてきました。
結局ツェルトを被ってお湯を沸かして飲みましたが、気分だけでも山岳カメラマンでしたね。
ツェルトの威力は相変わらず最高でした。
愛用はジュウザのエムシェルターですが、早いわ軽いわ余計な事を考えずに済むわ、被る事に特化した作りは最強です。
  
ほどなくして人の声が聞こえてきました。
御来光組の他の登山者さんが3名登ってきていました。
ご挨拶の後、それぞれ写真を録ります。
関東付近では見ることの出来ない金糞岳が大迫力でした。
  
無論名立たる伊吹山ですから、ガスがかったり大雪になったりと厳しい時はとことん厳しいのでしょうが、今回はこれ以上なく楽しませて貰えました。
下山途中、沢山の人とすれ違いましたが、さすがに人気のお山です。
麓のおみやげ屋のおばちゃんいわく、何度も登る人が多くて日持ちのしない食べ物は売れないの! とのことでした。
  
頑張れば登れて、でも厳しい顔もあり、アクセスもよく、眺望も最高。
関東で言えば、塔ノ岳みたいなお山なのかなと思いました。
おみやげ屋では山バッジと、勧められるまま入浴剤を買いました。
ええ、帰宅後早速湯船に浮かべました。
  
この山行は養老山
■春の突貫三連発 ①養老山フルナイトハイク
https://www.yamakei-online.com/cl_record/detail.php?id=122531
からの続きですが、思った以上に歩けました。
深夜0時に駐車場着、午前2時過ぎに山行開始というのはなかなかハードでしたが、惰眠と御来光を比べられたらそりゃアドレナリンも出るってもんです。
  
でもまだ突貫三連発は終わりません。
滋賀のてっぺんの次は愛知のてっぺんを目指します。
■春の突貫三連発 ③愛知のてっぺん!茶臼山
https://www.yamakei-online.com/cl_record/detail.php?id=122580
に続きます。

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フォトギャラリー:64枚

伊吹山登山口です。
深夜0時に到着後、2時間ほど仮眠を取りました。

小袋に入れて駐車料金を払います。

協力金も払います。
受付箱にダイレクトに入れてOKです。

それでは出発しましょう。

若干養老山の疲れも感じますが

伊吹山に挑む楽しさの方が勝ります。

石灯籠とお月さま。
満月ですので一晩中照らしてくれるでしょう。

一合目までは林の中を歩きます。

一合目で一度車道に出ますが、夜道でもコースは明瞭です。

「こっち!」はいそっちですね。

まだ出だしですが、夜景が綺麗でした。

スキー場閉鎖後、伊吹山は次のステージに向かっているのでしょうね。

三合目到着。
夜明けは5:43見込み、標準CTが約4時間ですが、少し前倒し出来ている様です。

琵琶湖に映る月明かり。
余りに綺麗で、しばし動けませんでした。

六合目手前の避難小屋です。

七合目に着きました。
ここから先は岩稜帯の様になってきます。
鎖や手を使うことはありませんが

道は細くなり

折れる度に道を探す必要が出てきます。

普通の格好のドライバーがこっちに迷い込んだら大変ですよね……。

さあ山頂案内図だ!

雪解水が凍ってます。ただ踏み割るとその下は水溜りで難儀します。

まだまだ雪が残っていました。

登山道にも雪が少し残っています。

着いたー!
滋賀県のてっぺんだ!

お月さまには一晩中付き合って貰いました。

それにしても強烈に寒いです。
夜明けまでの45分、最初は歩き回っていました。

一等三角点「伊吹山」です。

桜色に染まる木曽御嶽山です。

白んできました。

伊吹山頂からおはようございます!

日の出直前はもう、ツェルトを被ってストーブでお湯を沸かして飲んでいました。
すぐに水になりましたが、最高においしかったです。

登頂直後は自分一人でしたが、夜明け直前に更に三名の方が登ってきました。
金糞岳方面です。

うっすらですが穂高方面だと思います。

神話と尊仏のお山でもあります。

2018年の伊吹山ドライブウェイは4/21開業予定だそうです。
お店も賑わうのでしょうね。

それで、車で来た子供たちはきゃーきゃー言って雪を踏むんでしょうね。

伊吹山寺 山頂本堂です。なむなむ。

それでは下山しましょう。

琵琶湖が見えます。
んー、春先でぼやけてるし、夜景の勝ちかな!

今年も相応に雪が降ったそうですが、同時に風も強く、山に着雪せずに麓の町が大雪で大変だったそうです(麓のおみやげ屋のおばちゃん情報)。

うっかり踏み割るとびしゃっと来ます。
食らうのは一度で十分です。

上野登山口を目指します。

いやいや昼間もなかなか!

こんな道を歩いて来たのですね。

ブロックがひとつ転がっていますが、君はどこから来たの?

行導岩の説明です。

伊吹おろしに大雪ですからね……。
凡人には七難八苦が過ぎましょう。

七合目まで降りました。ここまで来ればひと息つけます。

五合目近くまで降りました。お山を振り返ります。
中央に小さく避難小屋が見えています。

ご機嫌な声が聞こえたと思ったら、ホオジロがいました。
一筆啓上、一筆啓上。

スキー場の名残でしょうか。
それとも夏場には登山客向けの売店にもなるのでしょうか。

謎コンクリさん。

鉄塔!送電線!

三合目まで降りました。

登山道で山頂方面を拝めるのはここまでですね。
また来るよー

廃墟と化した伊吹高原ホテルの前で、植生保護が始まっています。
これも伊吹山の生命力でしょうか。

手前峰の徳蔵山(とくぞやま)です。

カンペがございます。

二合目が近付いてきました。

これからお山に向かう、沢山の人とすれ違いました。

一合目を過ぎて林の中へ。
涼しくて助かりました。

無事下山しました。
風もなく、登り2:55、下り1:55はまずまず上出来でしょう。

でもまだまだ今回のお山は終わりません!
滋賀のてっぺんから更に愛知のてっぺんを目指します。

養老SAでソフト2発目です。
背後は昨夜登った養老山がある養老山地です。

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア
登山靴 バックパック スタッフバック スパッツ・ゲイター 水筒・テルモス ヘッドランプ
タオル 帽子 グローブ 着替え 地図 コンパス
ノート・筆記用具 腕時計 カメラ 登山計画書(控え) ナイフ 修理用具
ツエルト 健康保険証 ホイッスル 医療品 熊鈴・ベアスプレー ロールペーパー
非常食 行動食 テーピングテープ 軽アイゼン トレッキングポール ストーブ
燃料 ライター カップ クッカー
【その他】 予備ヘッドライト、モバイルバッテリー、2バンドラジオ、風速計

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登った山

伊吹山

伊吹山

1,377m

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