• このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 参考になった
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 参考になった

行程・コース

天候

☁一時小雪 0℃ 山頂-2℃

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 鳥取道からルート9号を蒲生トンネルに走り、岸田川を遡上して海上集落上の標高650m付近の路側へ駐車。徒歩で上山高原を目指す。

この登山記録の行程

5:10⇒勝北支所5:30⇒7:20林道650m付近Ⓟ7:30→上山高原避難小屋8:30→ショウブ池8:48→コズッコ小屋9:32→オオズッコ10:26→10:56山頂避難小屋11:45☞1本目☛12:34小屋☞2本目☛稜線12:48☞オオズッコ13:03☞コズッコ小屋13:42☞上山高原避難小屋14:23→15:20駐車地15:30⇒17:40勝北支所⇒18:00着

コース

総距離
約17.3km
累積標高差
上り約1,171m
下り約1,197m

高低図

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

↑1,233m ↓1,259m 18.9 ㎞ 22,940歩 7:50分 1/3人
海上集落から林道を詰め、標高520m付近のシワガラの滝駐車場まで登る。上へ伸びる林道に通行止めは無く、さらに800m程進むと残雪がカーブを塞いでいた。

ここで車は断念、少しバック、路側に駐車し出発だ。残雪が埋めたカーブには「旧草原界」の登山道標示があった。30m程で、残雪は途切れ、再び舗装が伸びている。

帰りの滑走を想定し、雪が続く状況を見ながら舗装林道を1㎞程登り、ヘアピンカーブの吹き溜まりを過ぎると上山高原の端に出た。陽当たりがよくなだらかな草原の間を、雪解けの林道が上山避難小屋(登山口)へ向かってカーブを繰り返している。

更に1㎞程高原を進むと、やっといつもの出発地、上山高原避難小屋へ到着した。時刻は8時半、ちょうど1時間スキーを担いで登ってきた。

ここからは雪に埋もれた林道を、シールSKIで進んで行ける。ショウブ池を過ぎ、コズッコ小屋の下まで林道を進みます。

ここで小休止、いよいよ山道へ進入です。時刻は9時半、歩き始めて2時間が経過しました。山道に取り付いて数分でコズッコ小屋へ出ます。

小屋の前が開けて雪の原っぱになっています。この辺りで新雪7・8㎝ぐらいでしょうか4月の雪が積もって、お山はリセットされています。

小屋から広いブナ林を緩やかにコズッコのピークへ向かう。途中、河合谷登山道との分岐指導票が雪の中に現れ、ルート確認ができた。更にブナ林を進んでコズッコ(1,159m)を通過。

次の目標は芦生杉の大株だ。地図ではここに大石からの登山道が合流している。左右に大杉があり、目印が無いブナ林でルート確認でき、ホッとできるポイントだ。

斜面は徐々に傾斜を増して、オオズッコの登りにさしかかる。一旦コルを通過し更に中斜面が続く。10時半前オオズッコ(1,273m)に到着。あと少しだ( `ー´)ノ…

次は難関のブナ斜面を下ります。ここのブナ林は陽当たりがいいからか?密生していて、その上根開きの穴が広がってシールSKIで滑り降りるのが難儀なのだ。

注意しないと木にぶつかりそうになるし、足元の穴に転落しかねない。Nさんも奇声を上げながら滑っている。(^-^;…

80m程高度を下げたコルには、兵庫から霧ヶ滝ルート・鳥取側の上地(わじ)ルートが登ってきている。

コルから登り返すと、扇ノ山の山頂稜線だ。ここまで来たらあとは一息、手前に畑ヶ平へ下る中国自然歩道の分岐があるが、この時期分厚い雪庇の下に埋もれている。鳥取市街の見える展望台も見えて来た。

11時前山頂小屋へ到着。\(^o^)/… 小屋の中に人影が見える。今まで踏み跡は見てない、どこから登ったのかな?

雪が降ってきて山頂気温は―2℃くらい、小屋に入って熱々ラーメンで元気注入です。
先客さんは2人連れの登山者。休憩中に2パーティ―到着1組は山SKI、出がけに来られたお二人は登山でした。

今日山頂でお会いしたのは登山2組と山スキー1組、そして我々3人組はテレマーカー2人と山SKIの管理人。

カフェも頂きたっぷり休憩、先ずは姫路側の斜面に向かう。上部はブッシュと笹が邪魔し、下りずらいがブナ林に出るとリセットされた広い斜面が落ち込んでいる。

春特有のストップ雪だが、その分スピードが出ないので、小曲にトライ、下に向いて雪を削って落ちてゆく。1,170m付近までドロップしてみた。

高度180mの登り返し、今日は新手の「フィッシャー、プロフォイル」鱗シールを使用。新雪グリップは申し分ないことを確認したが、硬い斜面には弱い。古い雪面が出たところではズリずり滑って不安定だった。

小屋へ登り返して2本目はふるさとの森方面へドロップ。
2本目はシールを付けたまま滑走してみた。

こちらは前方向にはなんとか滑るが、テールがズレない。結果シュテムスタンスを取らざるを得ない。満足なシュプールは書けず、やはり滑走は面倒がらずにシールは剥がしたい所です。

早々に止まりトラバースして帰りに向かう。帰りもオオズッコの登りに備えシール装着の儘滑る。

オオッズッコへ登れば後は下りで楽勝だ、と思って頑張った。しかし昼からのストップ雪はさらにブレーキが効き、漕がないと下ってくれない。1時間もあれば上山高原まで下れると思ったが、甘かった。途中で林道を登って来た単独登山者と、犬連れの単独山スキーヤーにお会いした。オオズッコから1時間20分、やっと上山高原まで下山した。

舗装林道の下りがまだ2km残っている。残った雪を拾いながら滑ったり歩いたりして、車に帰ったのは1時間後の15:20分、駐車地は車が2台増えていた。

扇の山の賞味期限はもう少し先だねと話しながら無事下山しました(^_^)v

詳しいレポはブログ「いずみやま」でどうぞ
https://izumiyama-ogawa.blogspot.jp/2018/04/201848bc-ski1310m.html

続きを読む

フォトギャラリー:24枚

すべての写真を見る

装備・携行品

みんなのコメント

ログインして登山記録にコメントや質問を残しましょう

登った山

扇ノ山

扇ノ山

1,310m

よく似たコース

扇ノ山 鳥取県 兵庫県

名勝地の檜蔵を訪ねるショートコース

最適日数
日帰り
コースタイプ
往復
歩行時間
2時間10分
難易度
コース定数
10
扇ノ山 鳥取県 兵庫県

河合谷高原からブナの稜線を求めて登る

最適日数
日帰り
コースタイプ
往復
歩行時間
2時間20分
難易度
コース定数
10
扇ノ山 鳥取県 兵庫県

深い渓谷とブナの自然林を訪ねる

最適日数
日帰り
コースタイプ
周回
歩行時間
4時間30分
難易度
★★
コース定数
21
登山計画を立てる