行程・コース
この登山記録の行程
【1日目】
九重登山口(12:00)…雨ヶ池分岐…分岐…雨ヶ池越(13:40)[休憩 10分]…吉部分岐…坊がつる(14:30)…法華院温泉(14:50)
【2日目】
法華院温泉(05:30)…鉾立峠(05:55)[休憩 10分]…白口岳(07:20)[休憩 5分]…分岐…稲星山(08:00)[休憩 5分]…分岐…中岳(08:40)[休憩 5分]…天狗ヶ城(09:00)[休憩 5分]…久住山(09:50)[休憩 10分]…久住分かれ(10:25)[休憩 30分]…扇ヶ鼻分岐…沓掛山…牧ノ戸峠(12:30)…長者原(13:45)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
19.9㎞ 27,367歩 11:30分 2人
5月遠征実行、九州の三っつの百名山を目指しました。
2018年遠征始めは、ミヤマキリシマを訪ねて九重連山からスタートです。
例のごとく深夜割引時間帯の早朝4時出発、600㎞先の大分県久住高原を目指します。由布岳はすでにミヤマキリシマで紅に染まっている。
昼前に長者原登山口へ到着。早速支度して最初の目的地法華院温泉を目指して入山。登山口には筑後川源流の石碑が建つて、目前の草原には木道が伸びている。千m付近に広がるタデ原湿原だ。そして、向こうに九重の山々が峰を競っている。
高原の木道を歩くと最初にハルリンドウが迎えてくれた。(^^♪…木道から山道に進入するが、まずは入口の登山ポストへ登山届を投函。
新緑の中を、雨ヶ池を目指して緩やかに登って行く。昼から登山で、下って来る登山者がほとんどだ。一度休憩を入れ視界が広がって来ると1300m付近、ミヤマキリシマがポツポツ現れてくる。
小ぶりの花は1輪では目立たないが、たくさんあると木全体がピンクに輝いている。先の景色が楽しみ(^^♪…。歩き始めてほぼ1時間1350m付近にある雨ヶ池に着いた。
干上がった雨ヶ池は、自然庭園のようだ。岩を所々に配置し、それらをミヤマキリシマが取巻く。借景が九重の峰々そして池の底はハルリンドウの群生だ。スバラシイヽ(^o^)丿…
雨ヶ池から坊がツルへ、道は三俣山の山腹をトラバース気味に下って行く。少し泥濘があるが快適な下り、草原になると坊がツルだ。見上げる平治岳は山頂部分がピンクの花壇…わお~(^o^)/
九州自然歩道の坊がツル説明板とラムサール条約湿地説明が並んで立っている。歩き始めて1時間半経過、目前に法華院温泉の屋根が見えてきた。
丁度草原は若葉がそろい、サワオグルマの黄色の花が最中。坊がツル野営場には色とりどりのテントが立ち、明日登る白口岳の急登が正面に見えて来る。
13㎏のバックパックが重く感じ始めて来た頃、天場に到着した。歩き始めて2時間50分、今日はここでキャンプ。テントを設営し法華院温泉のお湯に浸かり、湯上りビールでグビ―と乾杯。あては目の前の平治岳のミヤマキリシマだ。坊がつる賛歌の世界を目の当たりにし、感動を枕に(-_-)zzz
さて、翌日は4時起床。朝食を済ませ、出発は5:30分。鉾立峠に向かいます。ミヤマキリシマが咲く登山道を、少し軽くなったバックパックを背負い快調に登って行きます。
約20分、先に出発されたご夫婦と入れ違いに鉾立峠に到着。休憩していると、おひとり反対側へ登って行かれた。峠から白口岳までが今回の核心部。標高差350mの急登が続きます。
三俣山のミヤマキリシマが癒してくれる中、息を切らせて80分の辛抱。
次に目指す峰が稲星山1,774m、三つ目の峰が九重の最高峰中岳1,791mだ。中岳から火口湖の見える天狗ヶ城1,780mへ縦走し、再び鞍部を経て五つ目のピーク久住山1,786mを登る。
久住山で今日の打ち止め、9:50分歩き始めて4時間半だ。小休止してカロリー補給だ。この峰からもミヤマキリシマの峰々が奇麗に見えた。
来た道を引き返し途中から九重別れへ下り、避難小屋で少し早いお昼にします。
昼休憩をして外へ出ると赤い体操服の一団が下って来る。高校の登山学習の様で100人くらいの団体さん。アレを登って帰るのだと勘違いをしてしまった。
予定はさっき通った九重別れから諏守越へに下る予定だったのだが、間違った。星生山の麓まで来てGPSの予定ルートから外れてしまっていることの気付いた。牧ノ戸峠へ下っていたのだ。
しまった(^-^;…連れに言うと、引き返す>^_^<?… (´-`).。oO思案してそのまま下ることにした。牧ノ戸から長者原まで歩いても3・4㎞だ。
登山者も沢山登ってこられるので、心強い。運が良ければバスもある。なので、二人でずんずん下り、牧ノ戸登山口へ12時40分に下山した。11時10分九重別れ避難小屋から下り始めて1時間半で下ってきた。
峠へ下り県道を渡るとそこが九州自然歩道、長者原への遊歩道入口だ。長者原へ3.5㎞の表示がある。後1時間ほどで下山出来るでしょう。
遊歩道をテントを背負ってテクテク下り、途中でギンリョウソウなど観察しながら13時45分、長者原へ帰った。
4月28日に開店したモンベルのお店へ寄り、ソフトクリームで九重登山無事下山を慰労。綺麗だったミヤマキリシマの思い出を土産に次のキャンプ地、阿蘇坊中キャンプ場へ移動した。
詳しいレポはブログ「いずみやま」でどうぞ
https://izumiyama-ogawa.blogspot.com/2018/05/201852451791m.html
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