山中さんの大庭園 「両神山」 おじゃましまーす!
白井差登山口~昇竜の滝~大俣~オオドリ河原~水晶坂~ブナ平~夢見平~大笹~両神山山頂( 関東)
パーティ: 10人 (ポンタポンタ さん 、ほか9名)
白井差登山口~昇竜の滝~大俣~オオドリ河原~水晶坂~ブナ平~夢見平~大笹~両神山山頂( 関東)
パーティ: 10人 (ポンタポンタ さん 、ほか9名)
曇
タクシー
その他:
西武秩父駅からタクシー(10,090円)
白井差登山口(10:25)・・・オオドリ河原(11:25)・・・ブナ平(12:05/12:25)・・・山頂(13:35/13:40)・・・夢見平(14:25)・・・昇竜の滝(15:30)・・・白井差登山口(15:45)
楽しみにしていた両神山、白井差新道。(私有地のため、入山許可、予約が必要。)
いつも宝登山から武甲山と両神山を眺めていて行きたいと思っていた。
昨年12月に積雪の武甲山に行き、思いがけない美しい雪景色に出会えた。
今回の両神山(白井差)とどんな出会いがあるだろう?
待合せは西武秩父駅、ここから白井差登山口である山中さん宅前までタクシーで行く。
タクシーで約1時間、10,090円だった。
途中から道は狭く、対向車が来たら待避するところがないため、バックして広いところまで戻るしかない。
バスは乗換えなくてはならないので面倒。
地元の小さなバスや車とすれ違うので、マイカーよりタクシー、プロの運転手さんに任せたほうが無難。
登山口にはきれいなトイレがあり、木板に書かれた入山条件(規約)を読みましょう。
この日の登山者は3組。
すでに2組は早朝から出発。
私たちが最後なので、すれ違いが2組あるだけで、後ろから来る人は誰もいない。
山中さんは山で作業しているため、奥様から説明を受け、地図をお借りしてスタート。
環境整備料(入山料)の1,000円は、下山後地図返却と一緒に支払い、ピンバッジをいただきます。
「生きて帰って来た人、登頂できた人」からしか徴収しないということで、後払いなんです。
登山口を進んで行くと沢沿いの緩やかな道になり、周りは苔の生えた岩がゴロゴロ、
手作りの木橋を渡り、昇竜の滝に出ます。
グリーンの水は澄んでいて、森の緑も美しい。
登山道は見事に整備され、安全で安心して歩け、道に迷うこともありません。
登山者の安全を確保するために年数をかけ、ここまで見事な道を作った山中さん、
どんな方だろう?と思いながら歩きました。
下山する2組とすれ違い、しばらくするとカンカン叩く音が聞こえてきました。
山中さんが作業していたのです。
長身でスリムな容姿、仙人のようです。
ここから山中さんも合流して山頂へ、よく通る高い声で笑わせてくれます。
山頂直下の岩場では、見守るように岩の上に座っています。
山頂は狭いため、ザックを置いて登ることにしました。
曇っていて遠くまで見渡すことは出来ませんでしたが、周りの山の美しさは見えました。
下山途中、山中さんの声が聞こえなくなり、後ろを振り返るといつの間にかいなくなっていました。
先回りをして次の場所へ移動していたのです。出没!
さすが、自分の庭だけあてどこでも歩けるんですね。
美しい山に整備された道を見ると山中さんの山に対する思いが伝わってきます。
今回は山を心から愛し、大切にしている山中さんご自身とその思い、偉業に出会えました。
愛情を注がれている山は漂う雰囲気が違います。
山は生きていて、神様がいるみたいに感じました。
アカヤシオや紅葉の頃にまた白井差新道を歩き、仙人に会いたい。
白井差新道(作業道)規約
両神山頂まで私有地内に登山用のルートを整備しました。
下記の条件で入山を認めます。
1. 必ず予約して、許可をうける事
2. 山は危険な場所です。自分で事故やケガの責任は負う事
3. 環境整備料(協力金)1人1000円
4. 必ずピストンで日帰りとする事
5. 岩登り、沢登りは禁止
6. 落石、倒木、落枝に注意
7. 動植物、鳥、魚、昆虫などは大切に
8. 犬は連れていかないで
9. 山を汚さないで下さい
10. 土地所有者の指示に従い、無謀な入山は止める事
場合により所有者の判断で違約金を戴きます。
《白井差新道予約・問合先》
秩父郡小鹿野町両神薄 10139
0494-79-0494 山中 豊彦さん
一週間前には予約しましょう。
(GWや紅葉時期の土・休日はもっと早めの予約がいいでしょう。)
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
登山靴 | バックパック | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | タオル | 帽子 |
グローブ | 着替え | 地図 | コンパス | ノート・筆記用具 | 腕時計 |
カメラ | 健康保険証 | ロールペーパー | 行動食 | トレッキングポール |
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