緑の稜線のびる大菩薩領・峠

ハイキング

大菩薩領・峠（関東）

2014.09.06（土）

パーティ： 2人 (やぎやぎさん、ほか1名)

やぎやぎさん

行程・コース

天候

晴れのち曇り20℃前後・甲府では31℃を超えた

登山口へのアクセス

マイカー
その他：勝沼ＩＣから[号]上日川峠・ロッジ長兵衛…付近に３つの無料駐車場(無料ﾄｲﾚあり)
当日、事故で大月―勝沼が通行止めとなり、御殿場から御坂峠を越えて上日川峠を目指した

この登山記録の行程

上日川峠･ロッジ長兵衛(10:20)…福ちゃん荘･唐松尾根分岐[WC](10:40)…雷岩(11:40)…
大菩薩領(11:55)…雷岩(12:05昼食休憩25分)…神部岩(12:48)…賽の河原(13:05)…
親不知の頭(13:07)…大菩薩峠[WC]･介山荘(13:17休憩10分)…勝緑荘(13:50)…
富士見平(13:55)…福ちゃん荘･唐松尾根分岐(14:00)…上日川峠･ロッジ長兵衛(14:20)

コース

総距離: 約7.0km

累積標高差: 上り約507m; 下り約509m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

当日15時頃までは天気がもちそうなので、富士山の展望を期待して、上日川峠を起点に大菩薩領･峠を歩きました。朝10時に駐車場に着くと第１駐車場(20台)は満車で第２(10台)へ駐車、ぞくぞくと埋まっていきます。第３駐車場は一段下がりますが、もっと広そうです。ロッジ長兵衛の周りにはキンミズヒキやノコンギクが咲いていました。
前日の雨でしっとりとしたブナ・ナラ林にはキノコがニョキニョキ。福ちゃん荘(テント場あり)のある唐松尾根分岐へ来るとマルバダケブキの大きい黄色の花(終盤)が群生していました。鹿が良く訪れる(見物台がある)ようです。
唐松林に入ると急にガスってきました。秋の花は見当たらず紅葉を始めた葉が少しありました。樹林下の緩い登りが続き、雷岩の稜線へ出る手前あたりから谷斜面に笹が茂るガレた急登になります（息があがるほどではありませんでした）。晴れてはいるものの、富士山はのぞめず残念でしたが..大菩薩峠・大菩薩湖へ笹原が広がるとても素敵な展望でした。笹原ではコウリンカ・ウメバチソウ・マルバダケブキ・アザミ・シラネセンキュウ・ワレモコウなどの花や蝶類も多くみられました。
雷岩へ着くと休憩をとる人たちで賑やか。先に大菩薩領(展望なし)を往復してから昼食休憩をとりました(アサギマダラをおみかけました)。しばらく雲行きを眺めていましたが相変わらず富士山は姿を見せないままでした。ゆったりとした景色は離れがたいですが、雷岩から大菩薩峠方面を見ると黒い雲が湧き上がってきては消えていきます。雨に降られては適わないので先を急ぎます。
ゆったりとした笹原と貫けるような稜線上の展望を楽しみながら神部岩・賽の河原・親不知の頭を通り、大菩薩峠までは45分。ウメバチソウ・ハナイカリなどを多くみかけました。大菩薩峠・介山荘には色とりどりの山バッチが売られていました。マグネットタイプやピンバッチ・安全ピンタイプと多仕様です。
介山荘から福ちゃん荘へ戻る道は、緊急車両・運搬車が通れるように平らに整地されており緩やかにくだるので、とても歩きやすかったです。
途中、川音が聴こえて、趣のある勝緑荘周辺ではトリカブト、シロヨメナ、キツリフネソウなどが川岸でしっとりと咲いていました。
さすが百名山。全体的に整備が行き届いており快適なトレッキングが楽しめました。
帰りに大菩薩の湯によると登山帰りに歩いて寄る方(バスの待ち時間利用)も多かったです。大人620円(３時間)で入浴できます。ブドウや野菜も売っていました。