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登山記録
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百名山の一つ、赤城山へ。
9時半ぐらいにおのこ駐車場に到着。
このぐらいの時間でも駐車場にはまだ余裕があった。
この付近は無料の駐車場が点在しており、停める場所には苦労しないですみそうだ。
そこから赤城神社を経由しつつ上毛三山パノラマ街道を通って登山口に向かう。
途中寄り道して赤い橋を渡って赤城神社を経由したが、周囲が池に囲まれていることもあり、眺めもよくとても気持ちよい。
正直避暑だけならここで十分なレベルである。
といっても折角ここまで来たので、登山口に到着し山道に入ると、最初から比較的急な坂が続いていく。
適度なサイズの岩が多いので歩くのに苦労はしないが、なにぶん傾斜があるのですぐに体温が上がり、汗が噴き出てくる。
梅雨が明けて暑くなった今より、秋ごろの方が丁度良いかもしれない。
しかし、林道の中は太陽光を遮る黄緑の葉が一面を覆っており、その景色がいくらか暑さを癒してくれる。
黒檜山の山頂への分岐までは同じような景色の登りが続いていくが、山頂付近になると急に開ける。
山頂はそれほど眺望が良くないが、「絶景スポット(2分)」という案内板があったので、そのまま案内に従って進む。
到着すると雲が思いのほか多く、絶景とまではいかなかったが、先ほどより展望が開けていた。
なるほど快晴で空気が澄んでいたら周囲を一望できる絶景だろうと想像できる眺めだった。いずれまた来よう。
そのまま絶景ポイントでお昼休憩を取り、駒ケ岳方向へ進んでいく。
駒ケ岳までは下り基調で先ほどより快適に進めた。
駒ケ岳は特に眺望もないので、そのまま麓へ向かっていく。
途中、細長い鉄製の階段があるなど、よく整備されていて最後まで危険だと感じる箇所はなかった。
体力的にも他の百名山と比べると非常に楽で、親子連れが多かったのも頷けた。
麓に到着すると、まだ時間に余裕があったので、覚満淵(かくまんぶち)に向かう。
覚満淵はこの付近では珍しい湿原とのことで、周囲が木道で囲まれ、30分もあれば一周できる小さな池である。
池に着いたのは2時過ぎで一番暑い時間帯であったが、時たま池から流れてくる風が暑さを和らげてくれる。
何より見た目が涼しい。
池にはアメンボ、オタマジャクシなどが元気に動いており、カモが時折下半身を上にして池の中に頭を突っ込んでエサを探す様子をのんびりと眺める。
山の中にいるとどうしても下山時刻のことを考えなければいけないので、時間を気にせずに景色をのんびり眺めながら過ごせて快適であった。
山の天気は変わりやすく快晴でないときは景色を楽しめるか予想できないときもあるが、赤城山で満足のいく眺望が見られなくても、こちらまで足を延ばせば十分に眺めを楽しめると思う。
そういう意味でも、赤城山は気軽に行ける百名山になるのではないかと感じた。
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