行程・コース
天候
曇り
利用した登山口
登山口へのアクセス
電車
その他:
往路:目黒5:47→山手線→東京6:06~36→MAXたにがわ→越後湯沢8:06~13→上越線→土樽8:29
復路:天神平15:05→谷川岳ロープウェー→谷川岳ロープウェー駅15:12~50→関越交通バス→上毛高原16:48~17:26→MAXとき→東京18:40~48→山手線→目黒19:06
この登山記録の行程
土樽駅600m8:30→高波吾策像(水場)8:38→吾策新道分岐(橋)8:42→登山道入口9:06→舟窪1320m9:59→大ベタテ沢ノ頭1520m10:22→谷川岳方面分岐11:28→万太郎山1954m11:30~45→大障子ノ頭1800m12:15→大障子避難小屋12:27→小障子ノ頭1730m12:37→オジカ沢ノ頭避難小屋13:03→オジカ沢ノ頭1840m13:06→中ゴー尾根分岐13:34→谷川岳肩ノ小屋13:50→谷川岳(トマノ耳)1963m13:56~14:07→天狗の溜まり場(岩)14:15→熊穴沢避難小屋14:30→天神平駅1319m14:48
合計6時間18分
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
7月14日(土)は、先々週の平標新道の続きで、吾策新道から万太郎山に登り、谷川岳まで縦走してきました!
吾策新道は、大昔に下った時にものすごく急で滑りやすい一本道という記憶があったのですが、今回逆に登ってみたら、息継ぎできる適度に傾斜が緩む箇所が随所にあり、思っていたほど大変な道ではありませんでした。しかも平標新道と同じようにきれいに下草が刈られていて、急な滑りやすい箇所にはトラロープが張られているので、ここも土樽駅かあるいは下の林道に車を置いてピストンならば十分一般向きのハイキングコースとして使えます。
問題があるとすれば、万太郎山は谷川連峰のちょうど真ん中にあるので、谷川岳に抜けるにしても、平標山に抜けるにしても、どちらも遠いということでしょうか。しかもどちらのコースも道が結構ハードボイルド!まあそれは、車で行って朝4時にスタートするとかすればいいわけで、でもそこまでしなくとも山頂ピストンする分には何ら問題無いので、吾策新道はもう少し登られても良い道だと思います。
ということで、今回も土樽駅を8時半スタート!駅を出たら、土合方面にって言っても道がつながってないので、茂倉新道とか蓬峠へ行道と同じ方に進みます。
線路をくぐった先の水場の前の広場に吾策新道を作った偉大なる高波吾策大先生の銅像があるので、お参りして行きましょう!
吾策っつあんの銅像を過ぎるて右手に橋が見えてくるのでそれを渡ります。橋の入口に標識があります。
あとは登山道入口までほぼ一本道。最後の方のゴミ処理施設の周辺が多少分岐が多いですが、常識的に直進すれば、右手に吾策新道の標識が現れます。
ここまで土樽駅から3.5km強、平標新道みたいにアプローチが5km以上あるわけじゃないですから楽です。わりとすぐ着きます。
登山道入口から、最初に書いたように下草が刈られた、思ってたよりも急じゃない道を50分ほど登ると雪田跡のある舟窪に着きます。
この先少し登ると徐々に、森林限界の境のなだらかな灌木帯の尾根に入って行きます。ここまで思ってたほど急じゃなかったけれど、クソ蒸し暑かったー!
そしてその灌木帯の尾根の一番高い場所が大ベタテノ頭です。ここで完全に森林限界を越えます。
大ベタテノ頭を越えると、再び道は傾斜を増していき、地図に表記の無い小ピークを幾つも越え、1時間以上かかって、万太郎山北側の谷川岳方面への縦走路分岐にたどり着きます。
井戸沢ノ頭は小ピークが多すぎて、壊れた案内板があったところかその先の岩場を巻いて迂回したピークのどちらかだと思うんですが、はっきり良くわからず。
まあともかく、分岐にから山頂までは2~3分なので山頂に向かいます。ここで吾策新道ピストン往復の人なのか、今日最初のよその登山者のおじさんに会いました。
そして11時30分、土樽駅からちょうど3時間で薄日のさす無人の万太郎山山頂に到着。谷川連峰全体が見渡せるはずなんだけれど、ガスで景色は全然見えず。でも汗かきすぎでめちゃくちゃくたびれたので、とりあえず15分休憩していきます。
休憩後、先ほどの分岐に戻り、谷川岳方面の縦走を始めます。
万太郎山の下り始めは足の置場が下草で良く見えない滑りやすい急坂で、意外と時間がかかります。そして下りきって平坦な場所に出ると、一面のニッコウキスゲの群落が!当然足を止めて写真を撮っていきます。
この辺りから、連休ということもあって、谷川岳方面から来る登山者に頻繁に出会うようになって来ました。
そして、急坂を登りきると大障子ノ頭に到着。山頂標識があるだけの場所です。
大障子ノ頭から再び足元の見えない滑りやすい急坂を下ると、カマボコ型の大障子避難小屋に到着。谷川岳から万太郎山をピストン往復している感じの団体が休憩していました。
次の小障子ノ頭は、大障子避難小屋からわずかな距離で越え、その後、南側の俎ぐら山陵との間にわずかに残ったら雪渓を見下ろしながら進みます。
そして、今日の縦走路最大の登りであるオジカ沢ノ頭への登りにかかります。朝から登ってばっかりで、いい加減バテてきた!
そして、山頂手前にあるオジカ沢避難小屋で、ずっと前を歩いていたおじさんを追い越し山頂へ。登るの大変だった割りにここも単なる通過点といった感じの山頂です。
でもともかく、オジカ沢ノ頭さえ越えれば谷川岳は目の前と思っていたら甘かった!オジカ沢ノ頭からしばらくの間、途中に鎖場もあるヤセ尾根の岩稜が続きます。ここ、細かな迂回路が多くて、なかなか前に進みません。
それでもようやく中ゴー尾根の分岐に着き、あとひとのぼりで谷川岳肩の小屋に到着です。小屋の前から物珍しそうにこっちを眺める人たちの視線を一身に浴びながら、13時50分到着。予定よりも若干遅れぎみなので休まず、トマノ耳まで行って10分休憩!
トマノ耳で休憩したら、連休なのでやたら人が多く、所々渋滞している天神尾根を一気に下ります。
そして14時48分、谷川岳ロープウェー天神平駅に到着!これでなんとか予定の15時10分のバスに間に合った。万歳-!と思った瞬間、目の前にロープウェーの乗車待ちの長い列が-!
で、結局、15時10分のバスには間に合わず、15時50分のバスになって、飯でも食おうかと思ってロープウェー駅の食堂へ行ったら、食堂はすでに営業を終えていて、仕方がないので自販機で缶ビールを買って寂しく乾杯!
飯は、上毛高原駅に着いた後、夏の連休のせいか珍しく人がたくさんいて、立ち食い蕎麦屋も開いていたので、そこで「上州もつ煮定食」なる物を食べました!
ロープウェーの行列のせいで、今日は温泉は無し!
谷川岳ロープウエー株式会社
http://www.tanigawadake-rw.com/
関越交通 水上温泉・谷川岳・宝川温泉・湯の小屋 バス時刻表
http://kan-etsu.net/publics/index/20/&anchor_link=page20#page20
<a href="http://www.yamakei-online.com/cl_record/detail.php?id=47224" target="_blank" title="<地図>"><地図></a>
フォトギャラリー:60枚
装備・携行品
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