白馬岳　蓮華温泉から祖母谷温泉へ

日帰り

白馬岳（北アルプス・御嶽山）

2018.07.30（月）～2018.08.01（水）

パーティ： 1人 (まさ10 さん )

まさ10さん

行程・コース

天候

1日目:晴れのち霧、2日目:晴れ、3日目:晴れ

利用した登山口

蓮華温泉　欅平　

登山口へのアクセス

バス
その他：往路:糸魚川駅より蓮華温泉まで路線バス(8月19日まで4往復)
復路:欅平から黒部峡谷鉄道(トロッコ電車)

この登山記録の行程

【1日目】
蓮華温泉(06:30)・・・天狗ノ庭(08:07)[休憩 15分]・・・白馬大池山荘(09:30)[休憩 25分]・・・小蓮華山(11:30)[休憩 20分]・・・三国境(12:30)[休憩 5分]・・・白馬岳(13:10)[休憩 15分]・・・白馬山荘(13:35)

【2日目】
白馬山荘(05:25)・・・清水岳(07:45)[休憩 20分]・・・不帰岳避難小屋(09:50)[休憩 15分]・・・祖母谷温泉(14:30)

【3日目】
祖母谷温泉(08:20)・・・名剣温泉(08:55)・・・欅平(09:10)

コース

総距離: 約26.1km

累積標高差: 上り約2,467m; 下り約3,356m

コースタイム: 標準14時間45分; 自己15時間5分; 倍率1.02

高低図

標準タイム比較グラフ

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登山記録

行動記録・感想・メモ

蓮華温泉から白馬大池経由で白馬岳へ、清水尾根で祖母谷温泉へ下る、温泉をつなぐ3日間の山旅に出かけた。
【前日】
糸魚川駅から路線バスで蓮華温泉へ。乗客は私を含め4名のみ。
前日まで悪天候のためか、部屋は一人一部屋で利用できた。到着後、宿の裏山に点在する露天風呂巡りなどをして過ごす。
【1日目】
朝食後、白馬大池方面の登山道へ。(鉱山道はまだ開通していないということだった)樹林帯をしばらく歩くと展望が開け「天狗の庭」。朝日岳・雪倉岳がそびえ、遠くには日本海も望むことが出来る。小休止後、再び樹林の間を歩き、9時半過ぎに登山者でにぎわう白馬大池の小屋近くに出る。
ここからは稜線を白馬岳まで向かうが信州側からガスが流れ始める。雷鳥坂、船越の頭と多くの登山者とすれ違いながら歩き、小蓮華山へ。あいにくガスで展望がないが、暴風に耐えて咲く花や雷鳥の姿に励まされる。
三国境からの急登をがんばると13時過ぎに白馬岳山頂。やはりガスの中、信州側の雲海やちかくの旭岳が見えるのみ。
白馬山荘にチェックインしスカイプラザで休憩する。
日暮れには宿泊者が山荘の前に集まり夕暮れの風景を眺めていた。
【2日目】
今日は清水尾根から祖母谷温泉へ向かうロングコースだ。急いで朝食をとり、5時半前に出発する。
山荘の直下を右折し旭岳の肩にある雪渓をトラバースする。先行者らしい足跡がいくつか。ちょっと心強くなる。
進行方向左手には剱岳・槍ヶ岳など北アルプスの名峰がずらりと姿を現す。
足もとには高山植物の花が次々に現れ、写真を撮るためにしばしば足を止める。
2時間少々でチングルマとミヤマアズマギクが咲き乱れる清水岳直下。これからのルートに備え休憩をとる。
しばらく下り坂になるが、花々はなおも登山道の両脇に続く。途中から刈りはらいもされており歩きやすい。だんだんと樹林帯に入っていく。
10時前に不帰岳避難小屋に着く。今日、途中で出会ったソロ登山者は昨夜この小屋に泊まったそうだ。
日差しを避けて小屋の中で休憩する。小屋から少し歩くと小さな沢がいくつかあり、水場になっている。
しばらく樹林帯の稜線歩き。最近折れた針葉樹の大木が登山道をふさいでいる所が3か所ほどあった。（祖母谷温泉小屋に連絡済み）
「百貫の大下り」の急坂を下って久しぶりに沢が出てくる。その後出てくるいずれの沢も、前後のトラバースには必ずと言って良いほど足場が悪く、ロープが張ってある。
ルートは標高1300㍍前後で小さなアップダウンを繰り返し、、左手に傾斜した登山道はじわじわと体力を消耗させていく。
もう8時間以上歩いたと思われる頃、急な下りになり涸れた川原に出る。その先に古い林道。1㎞くらい歩いたところでようやく祖母谷温泉の建物に到着する。
今日の宿泊はほかに2組。一組は先行して清水尾根を下ってきた3人だった。
【3日目】
山中でも朝から暑い日差しが照りつけている。ゆっくり出発するつもりだったが、少々早めに温泉を後にする。
欅平で始発の「トロッコ電車」に乗車。途中ですれ違う列車は夏休みの観光客でいっぱいだった。

フォトギャラリー：60枚

バスで蓮華温泉へ

蓮華温泉の露天風呂(薬師の湯)

朝の蓮華温泉

エゾアジサイ

シモツケソウ

サンカヨウの果実

雪倉岳

ハクサンオミナエシ

雪倉岳

天狗の庭から雪倉岳

ベニバナイチゴの果実

稜線に上がってきた

賑わう白馬大池山荘

チングルマ

雷鳥坂から白馬大池をふりかえる

船越の頭

ウサギギク

小蓮華岳

ライチョウの親子

タカネツメクサ

イワツメクサ

シナノキンバイ

白馬岳山頂

信州側の雲海

山頂を後に

この日の宿、白馬山荘へ

夕日を眺める人たち

白馬鑓ヶ岳が雲海に浮かぶ

明日は晴れるかな

2日目の朝

白馬山荘を出発する

旭岳の雪渓に向かって歩く

雪渓から振り返る白馬岳

北アルプスのオールスターたち

ガレ場のトラバースも

コマクサ

コバイケイソウ

ミヤマキンバイ

ハクサンイチゲ

タカネマツムシソウ

ハクサンコザクラ

シロウマタンポポ

チングルマ

ミヤマアズマギク

清水岳のお花畑

槍ヶ岳に向かって

稜線を下っていく

ニッコウキスゲ

ハクサンコザクラ

樹林帯に入っていく

不帰岳避難小屋

登山道をふさぐ倒木

百貫の大下り

沢の両脇にはロープ場があり

樹林帯のトラバース続く

ようやく祖母谷温泉に到着

3日目朝の祖母谷温泉

ソバナ

黒部川を渡って欅平駅へ

トロッコ電車に乗車

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装備・携行品

シャツ	アンダーウェア	ダウン・化繊綿ウェア	ロングパンツ	靴下	レインウェア
登山靴	バックパック	スタッフバック	スパッツ・ゲイター	水筒・テルモス	ヘッドランプ
傘	タオル	帽子	グローブ	サングラス	着替え
地図	コンパス	ノート・筆記用具	腕時計	カメラ	登山計画書（控え）
健康保険証	医療品	虫除け	熊鈴・ベアスプレー	行動食	テーピングテープ
トレッキングポール