行程・コース
天候
晴 但し稜線はガス
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
青木鉱泉駐車場利用(750円/日)
この登山記録の行程
青木鉱泉(03:40)・・・南精進ノ滝(05:20)[休憩 10分]・・・五色ノ滝(08:05)[休憩 5分]・・・鳳凰小屋(09:00)[休憩 15分]・・・アカヌケ沢ノ頭(10:35)[休憩 10分]・・・観音岳(12:00)[休憩 10分]・・・御座石(13:20)[休憩 10分]・・・中道登山道入口(15:20)・・・青木鉱泉(15:55)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
5月に千頭星山から見た鳳凰三山が印象的だったため、行ってみたいと思っていたが、日帰りで行くには少し距離があったため、出発時間を早めて計画した。
真夜中、青木鉱泉を目指して走行していると、ニホンジカやタヌキが道の真ん中に構えていて、危うく跳ねそうになった。
3時半、青木鉱泉の駐車場には既に十台程駐車している。ヘッドライトを頼りに進む。治山工事箇所を回り込みながら歩いていると突然登山道を喪失する。あたりをよく照らすと岩に矢印が。一番目の渡渉箇所だ。
渡りきった所から少しずつ勾配がきつくなる。台風後のせいか、南精進ノ滝は水量が多かったようだ。
ここからは、本格的な登り。思っていた以上に多くの花を楽しめた。花は滝近くの水辺に多かった。
やっと鳳凰小屋に到着。休んでいって、という優しい言葉が沁みる。
一休みの後、歩いて向かえた白い砂地獄。砂場で足がとられる上に直登。かなりきついし、体力がどんどん奪われるようだ。唯一の慰めは、途中に見えるタカネビランジ。
砂地獄を終えるあたりにお花畑が出現。ホタルブクロなどに交じって黄色い花が。ラッキー、キバナノコマノツメ。
オベリスクの近くにはホウオウシャジャンも。
しかし、ガス、ガス、ガス。周りの山々は一切見えない。
それにしても、ここまで随分抜かれたな~。6~7組が追い越して行った。皆早いこと。
こちらはマイペースで鳳凰三山最高峰の観音岳へ向かう。
稜線はタカネビランジ一色。白い砂地にピンクがよく映える。こんな厳しい環境下でよくぞ。
観音岳からは地蔵岳と薬師岳がチラリと顔を覗かせる。他の山々は相変わらず見えない。
この辺りからトウヤクリンドウが多く見られ始めた。花期はこれからのようだが数は多い。
薬師岳でも南アの山々は姿を見せなかった。残念。
ここからは下るだけ。道中で前後しながら歩いてきた二人の若者と言葉を交わしながら中道を降りる。
これはきつい。登りには使いたくない、と思っていると、薬師小屋に泊まるというご夫婦が汗だくになりながら登ってくる。あと2息くらいです、頑張って。
ドンドコ沢は複数の滝があり、ある程度変化に富んでいるが、中道は、ずっと樹林帯を歩く。勾配だけでなく、そうした点も考慮すると今回のルートで良かったと、つくづく感じた。
南アの山々を眺望する事はできなかったが、こればっかりは仕方ない。ホウオウシャジャンやタカネビランジなどの多くの花々が堪能できたことに感謝。
しかし、帰りの渋滞に巻き込まれ、丸々24時間の山行となってしまった。
フォトギャラリー:43枚
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
登山靴 | バックパック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | 傘 |
タオル | 帽子 | グローブ | 着替え | 地図 | コンパス |
ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ | ナイフ | 健康保険証 | ホイッスル |
医療品 | 虫除け | 熊鈴・ベアスプレー | ロールペーパー | 非常食 | 行動食 |
トレッキングポール | GPS機器 | ストーブ | 燃料 | ライター | カップ |
クッカー |