行程・コース
この登山記録の行程
※マップ上で黒谷地登山口からのルートが選択できなかったため、茶臼口からのルートで作成した。
茶臼口(08:40)・・・茶臼山荘・・・茶臼岳(09:20)[休憩 5分]・・・茶臼山荘・・・黒谷地湿原・・・源太森・・・源太森分岐・・・陵雲荘・・・八幡平山頂(11:00)[休憩 5分]・・・源太森分岐・・・源太森・・・黒谷地湿原・・・茶臼山荘・・・茶臼口(13:00)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
八幡平アスピーテライン途中の駐車場に車両を停め、登山道に入る。
入ったところは、八幡平山頂と茶臼岳の間にある黒谷地登山口で、鞍部にあるからか登山口に入るとすぐに小さな湿原が広がる。
台風の影響で天気が下り坂の予報だったので、茶臼岳を先に登るか、後に登るかで迷ったが、最後に登りがきついのは嫌なので先に茶臼岳を登ることにした。
茶臼岳へは傾斜はそれほどきつくないが、直射日光が差すため、暑さが結構厳しかった。
とはいえ片道40分ほどのため、ほどなくして山頂に到着。
茶臼岳からは岩手山側の景色を一望できる。
八幡平山頂が曇り前に到着したかったので、写真を撮ってすぐに茶臼岳山頂を出発した。
しかし、後で知ることになるが、ここが今日一番のハイライトであった。
来た道を折り返して、今度は八幡平山頂に向かう。
傾斜はそれほどないため歩くのには支障がなかったが、こちらも直射日光が射していたため、暑さで登るのが辛かった。
今年は暑いので、山でもきちんと熱中症対策が必要である。
暑さに耐えながら源太森を過ぎると、いよいよ湿原に出る。
先日の八甲田山のような喜びはないが、やはり湿原をのんびりと歩くのはいい。
八幡沼を中心に広がる湿原は涼しく、先ほどまでの暑さを癒してくれた。
そこからコンクリート舗装された道を登っていく。
この辺りになると普段着の観光客がちらほら見えるようになる。
ガイドブックのお勧め通りに来たので意識していなかったが、山頂すぐのところに駐車場があり、普段着でも簡単に山頂を制覇できるようだ。
舗装路を進んでいくと、すぐに山頂に到着。
やぐらが組まれているので登ってみると、眺望はそれほどなく景色はいまいち。
この辺りはなだらかな丘陵なので先ほどの茶臼岳よりも眺望がよろしくないようである。
景色を楽しみたいのであれば茶臼岳に登るのをお勧めする。
そのあとは、眼鏡沼、鑑池など大小の池を眺めつつ、来た道を戻った。
帰りはすでに雲が湿原まで迫り、眺望はなくなってしまったが、お陰で涼しく下山することができた。
眺望の良さでは岩手山に軍配が上がるが、気合のいる岩手山と異なり、気軽に行けて湿原も楽しめる百名山としてはお勧めの山であった。
また、近くの藤七温泉(とうしちおんせん)は源泉掛流しで、湯床からガスがポコポコと湧き出ているような本格的な温泉があるので、時間に余裕があればお勧めである。
下には温泉成分を含んだ泥がしずんでいて泥パックもできるようで、前提知識なしで入ったら泥パックをしている人がいて度肝を抜かれた。
また、混浴で婦人もいらっしゃるので、きちんとタオルを用意して入浴したされた方が良いと思われる(混浴ではあるが、囲いのある女性専用の浴槽もある)。
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