行程・コース
天候
曇り時々晴れ、軽風
利用した登山口
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
道央自動車道「旭川鷹栖IC」から国道12号線~国道237号線を南下し、美瑛町を左折して道道966号を南下して、白金温泉を右折した先の分岐を左に登ると終点の「十勝岳望岳台」に着きます。望岳台防災シェルターという真新しいレストハウス(自販機・24時間トイレ)があり、約60台可能な舗装された駐車場があります。「旭川鷹栖IC」から約54km・90分です。前日の24時前に着いたのですが約20台の駐車でした。
この登山記録の行程
望岳台(05:10)・・・吹上温泉分岐(05:35)・・・雲ノ平分岐(05:55)・・・十勝岳避難小屋(06:05)・・・十勝岳(07:40)[休憩 10分]・・・縦走路分岐・・・美瑛岳(09:40)[休憩 10分]・・・美瑛岳分岐(10:35)・・・雲ノ平分岐(12:05)・・・吹上温泉分岐・・・望岳台(12:40)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
望岳台駐車場のすぐ裏手から、噴火で流れ出た溶岩の上のなだらかな坂を登って行きます。
目の前には白い噴煙を上げる山が見え、これから活火山に登るんだとの気分が高まります。
「十勝岳避難小屋」までは全体の景色を眺めながらのハイキング感で、観光客も来ています。
避難小屋からの前面は立入禁止で、左手の溶岩がごろごろした広い尾根を登って行きます。
活火山なので、溶岩と溶岩砂利で歩きにくく、草本がまばらでハイマツさえも生えていません。
一登りすると広い稜線に出て、硫化水素のガスの彼方に十勝岳の山頂らしき影が見えます。
左眼下に昭和噴火口、右手に立入禁止区域の前十勝を見ながら火山礫地の中を進みます。
緩やかに進み、突き当りから山頂へ向けての急登が始まります。大きな溶岩の岩場を登ると
「十勝岳の肩」に出て、後方に噴煙の吹き出しを見ながら、左前方の山頂へ最後の登りです。
「十勝岳」山頂は狭い岩場です。ガスも晴れて、360度の雄大な展望を見る事が出来ました。
「十勝岳」からは「美瑛岳」を目指しましたが、行き先の前方はまるで月面のような景色です。
一度下り、月面の様な「平ヶ岳」を超えて、溶岩砂利を踏んで「鋸岳」を左に眺めて進みます。
大きくうねるような広大な山肌を、気持ち良く歩いていくと、少しづつ足元に花が出てきます。
広大な山肌が、黒い溶岩砂利から緑の色に変わると、山全体が一面のお花畑へとなります。
この大きな面積の景色の変化は中々見ごたえがあり、何度も足を止めて見回す高級地です。
大きな岩が出てきて一気に登ると「美瑛岳」の山頂で、そのまま反時計回りに下山開始です。
「美瑛岳」からの下山ルートではハイマツ帯を抜けて行き、ポンピ沢まで続く急坂となります。
ポンピ沢を渡ったら、再び各種の花々を見ながら、登山ルートに合流して登山口に下ります。
この周回ルートは、生きている様のいろいろな山の姿を見ることが出来る楽しいルートです。
下山後に着替えていると、硫化水素の匂いが付いているのに驚きました。さすがは活火山。
フォトギャラリー:56枚
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
登山靴 | バックパック | スタッフバック | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | タオル |
帽子 | グローブ | 着替え | 地図 | コンパス | ノート・筆記用具 |
腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) | ナイフ | 修理用具 | ツエルト |
健康保険証 | ホイッスル | 医療品 | 虫除け | 熊鈴・ベアスプレー | ロールペーパー |
非常食 | 行動食 | テーピングテープ | 軽アイゼン | トレッキングポール | GPS機器 |
ライター |
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