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十勝岳 上富良野岳 ~ 上ホロカメットク山 (十勝岳温泉より往復)

十勝岳、上富良野岳、上ホロカメットク山( 北海道)

パーティ: 1人 (O.Y. さん )

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行程・コース

天候

快晴 → 下山開始後 (上ホロカメットク山 ~ 上富良野岳分岐迄) 曇り & ガス → 下山後晴れ

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 十勝岳温泉 凌雲閣横にある登山口駐車場(無料)に駐車しました。綺麗に舗装された広い駐車場で約70台ほど駐車出来るそうです。トイレも併設されていて、携帯トイレ用のゴミ箱や登山届ポストも設置されていました

この登山記録の行程

04:36 [04:30] 十勝岳温泉
05:22 [05:30] 上ホロ分岐(上富良野岳分岐) ※休憩 6分 [20分]
06:21 [07:00] 上富良野岳 ※休憩 6分 [20分]
06:56 [07:50] 上ホロ避難小屋 ※休憩 7分 ☆上ホロ岳での休憩も含む [10分]
        ★上ホロ岳山頂着 06:38
07:38 [09:00] 十勝岳 ※休憩 138分 [60分]
10:33 [10:50] 上ホロ避難小屋 ※休憩 無し [10分]
        ★復路は上ホロ岳山頂は通らず巻き道を利用
10:58 [11:30] 上富良野岳 ※休憩 8分 [10分]
11:43 [12:30] 上ホロ分岐(上富良野岳分岐)
        ※休憩 20分 ☆安政火口下での休憩含む [10分]
12:50 [13:25] 十勝岳温泉

休憩時間 … 3.1時間 [2.3時間]
行動時間 … 5.1時間 [6.6時間] ※計画の77%
合計 … 8.2時間 [8.9時間]

※[ ]は計画タイム

★コース定数 … 28 (体重 58Kg / 荷物重量 13Kg)
予想消費カロリー/水分量 … 2100kcal/mL
※山と溪谷社公表の計算式より

コース

総距離
約12.4km
累積標高差
上り約1,308m
下り約1,308m

高低図

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

【コース状況】
安政火口から見る荒々しい山体のイメージと違って全体的に綺麗に整備されていて急登も無く歩きやすい登山道でした。道標も至る所に有り道迷いの心配もほぼ無いと思います。ただ、上富良野岳 ~ 大砲岩の稜線は火口側が切れ落ちているため滑落に注意が必要だと思いました。
十勝岳山頂直下は崩れやすい砂礫の急斜面となっています。


【周辺情報】
下山後は登山口駐車場すぐ横にある「十勝岳温泉 凌雲閣」にて入浴しました。
JAF会員証があったので200円引きで大人一人 ¥800でした。

鉄分を多く含んでいて底が見えないくらいの茶褐色の特徴ある温泉です。湯温は内湯のほうは高めですが露天風呂は夏場にはちょうど良い温度です。
露天風呂からは安政火口と上富良野岳~上ホロカメットク山の迫力ある稜線が間近に見えます。脱衣所や洗い場は比較的小さめですが綺麗に管理されている良い温泉です。


【感想】
2週間程前の山行記録となりますが、旭川の実家への帰省に合わせて十勝岳登山へ行ってきました。ルートは十勝岳温泉より上富良野岳・上ホロカメットク山を経由してのピストンです。

当日の天気予報は晴れのち曇りで、翌日からは天気が崩れるとの予報でした。
何時頃まで天気が持ってくれるかが気がかりでしたが、登山口到着時~下山開始時まで快晴が続いてくれ、安政火口の迫力有る絶壁や緑に覆われた富良野岳、噴煙を上げる十勝岳の展望を楽しみながら登る事が出来ました。勿論、十勝岳山頂からは360°の大展望も堪能出来ました。下山開始時には雲が増えてしまい、上ホロ山付近から完全にガスってしまいましたが、雨に降られることは無く天気に恵まれて本当に良かったです。

山行の数日前より北海道内は記録的な高温となっていました。
念のため当日は水を2.5L持って行きましたが駐車場到着前に全て飲み干してしまいました。安全の為にもう少し多く持って行けば良かったと反省です。
※下山後に母からのLINEで上富良野町で気温34℃の猛暑日となっていた事を知りました。どうりで暑かった訳です…

山頂では旭岳方面から縦走してきた男性二名とお会いし貴重な体験談をお聞きすることができました。お二人は一緒のパーティでは無く、たまたま同じルートで縦走してきたという事でした。縦走の苦楽を共にしてきたからか別れ際にお互いに感謝を伝え握手をしているのを見て、改めて登山の一期一会って良いなと暖かい気持ちになった山行になりました。

下記リンクは今回の登山のログデータです。
https://connect.garmin.com/modern/activity/11860556681

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フォトギャラリー:59枚

日の出前の十勝岳温泉駐車場。
旭川の実家出発 3:00 → 4:10頃到着。

三段山分岐。(復路にて撮影)

日の出直後の安政火口。

大きな涸れ沢を渡り本格的な登山道へ。

登山道脇のオオバセンキュウ。

綺麗に整備された木段が続きます。

噴気孔群とその右奥に十勝岳。

上富良野岳を目指しD尾根を登る。

D尾根上部より富良野岳。

富良野岳・上ホロ山分岐の指導標。

上富良野岳に到着。

上富良野岳より上ホロ山と十勝岳を望む。

上ホロ山山頂に到着。

上ホロ山より十勝岳。
だいぶ近づいてきました。

上ホロ山より避難小屋と十勝岳。

上ホロ避難小屋の分岐に到着。
2張ほどテント泊をしているかたが居ました。

大砲岩手前の稜線より上ホロ山と避難小屋。

赤土の稜線を進む。

1921m地点より十勝岳。

十勝岳への最後の登り。(復路にて撮影)
崩れやすい砂礫の急斜面です。

大きな岩がゴロゴロと転がる十勝岳山頂に到着。

山頂標柱前にて一枚。

山頂より新得・帯広方面を見下ろす。
中央右の綺麗な円錐型の山は下ホロカメットク山。

光顔巍々(こうげんぎぎ)の石柱。

かなり早いですが、昼(?)休憩としました。
今回は出発時間が早かったので前日夜に作って貰いましたが、毎度の事ながら母に感謝です。

歩いてきた上富良野岳~上ホロ山~十勝岳への稜線と、その奥に富良野岳を望む。

上ホロ山をアップで。
ハイマツの緑と断崖絶壁の赤土の色の対比が綺麗です。

登山者越しに遠く旭岳と美瑛岳。
トムラウシ山方面は濃い雲の中でした。

旭岳をアップで。

美瑛岳へのだだっ広い稜線。

旭岳から数日間かけて縦走してきた男性2名 (右の若いお兄さんと左のおじさん)とお会いしました。
写真中央の日帰りで来られた男性も交えて色々と貴重なお話を聞くことが出来ました。

僕も含め皆関東在住のメンバーでした。

山頂の指導標。
トムラウシ山まで約19Km!

遠く石狩連峰の山々。
左よりニペソツ山、その隣にウペペサンケ山。

望岳台方面の下山路と噴煙群。

目の前に広がる絶景についつい長居してしまいます(笑)

段々と雲が増えてきました。
ただ、天気に恵まれて本当に良かったです。

たっぷりと休憩したので十勝岳温泉を目指し下山を開始します。

稜線上のケルン。

1921m地点より白銀荘を見下ろす。

噴煙群をアップで。
硫黄で黄色くなっているのがよくわかります。

上ホロ避難小屋に到着。
20分くらい前までは晴れていたのに、あっという間に雲に巻かれて真っ白になってしまいました。

避難小屋裏のトイレ。
残念ながらガスってしまったので、復路は上ホロ山山頂は通らず、巻き道を進むことにしました。

登山道脇に咲くイワギキョウ。
ちょうど雲の切れ目から日が射してくれたので、紫色が鮮やかに写せました。

ガスに巻かれた上富良野岳山頂。

安政火口まで降りてきました。
雨に降られることは無かったので良かったです。
ちなみに今回の山行では水を約2.5L持って行きましたが、暑くてギリギリでした…

十勝岳への稜線を見上げる。

八ツ手岩と化物岩。

登山口の十勝岳の案内図。

駐車場のトイレ。
携帯トイレ回収用のボックスも有り。

駐車場へ無事下山。お疲れ様でした。

国立公園の看板。

駐車場直ぐ横の凌雲閣にてサッパリしてから帰路につきました。
家族でたまに訪れていた温泉なので懐かしかったです。

凌雲閣裏手より安政火口と上富良野岳~上ホロ山の稜線を望む。
数時間前にあそこを歩いていたと思うと感慨深いです。

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装備・携行品

【その他】
<シューズ>
Sirio P.F.431 (トレッキングシューズ)


<ザック類>
Gregory PARAGON 38 (35L バックパック)


<アウター>
mont・bell Storm Cruiser Jacket Men’s (レインジャケット)
THE NORTH FACE Climb Light Zip Pant (レインパンツ)
ARC'TERYX Squamish Hoody Men’s (ウインドシェル)
ARC'TERYX Atom LT Jacket Men’s (化繊ダウンジャケット)


<パンツ>
finetrack CHRONO PANTS (薄手ロングパンツ)


<シャツ>
MOUNTAIN EQUIPMENT Synergy SS Zip Tee (半袖ジップシャツ)


<ソックス>
FITS ミディアムハイカークルー


<アンダーウェア (パンツ・タイツ)>
mont・bell ZEO-LINE LW Brief Men’s (ブリーフ)
CW-X GENERATOR MODEL Cool (クールタイプサポートタイツ)


<アンダーウェア (シャツ)>
MILEET DRYNAMIC MESH Short Sleeve (ショートスリーブドライレイヤー)


<その他ウェア類>
mont・bell Trekking Gloves Men’s (薄手グローブ)
SALOMON XA CAP (帽子)
C3fit Cooling Arm Covers (アームカバー)


<ギア類 (トレッキング用品・テント & 寝具類)>
PETZL ACTIK CORE (ヘッドライト)
アライテント ビバークツェルト ソロ (ツェルト)
東京ベル BEAR BELL 森の鈴 (熊鈴)
FOX 40 MICRO (ホイッスル)
LEATHERMAN SQUIRT PS4 BLACK (マルチツール)
mont・bell トレール クッション (座布団)


<ギア類 (火器・ボトル・クックウェア等)>
SOTO SLIDE GAS TORCH ST-480 (ライター)
JETBOIL MicroMo (小型バーナー)
Camelbak Peak Fitness Chill 0.75L (750mLボトル 水)
Camelbak Peak Fitness Chill 0.75L (750mLボトル 清涼飲料水)
mont・bell Flex Water Pack 1.0L (1.0Lソフトボトル 水)
TOAKS TITANIUM 375mL CUP (マグカップ)
mont・bell STUCK IN 野箸 (箸)


<GPS、アイウェア等>
GARMIN fēnix 7X Sapphire Dual Power Ti Carbon Gray DLC (GPSウォッチ)
眼鏡市場 i-ATHLETE IA-465 (調光レンズ眼鏡)


<カメラ類>
PENTAX K-1 Mark II J limited 01 (フルサイズデジタル一眼)
PENTAX K-3 Mark III (APS-Cデジタル一眼)
HD PENTAX-D FA 21mmF2.4ED Limited DC WR (21mm広角単焦点レンズ)
HD PENTAX-D FA 70-210mmF4ED SDM WR (70-210mmズームレンズ)
HD PENTAX-DA★16-50mmF2.8ED PLM AW (16-50mm標準ズームレンズ)
Velbon UTC-63 (カーボン三脚)
HAKUBA GW-PRO RED ズームバッグ ライト 02 M (トップローディングカメラバッグ)
Manfrotto Advanced ホルスター S III (トップローディングカメラバッグ)

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登った山

十勝岳

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上ホロカメットク山

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