御在所岳、本谷ソロ

日帰り

御在所岳（東海・北陸・近畿）

2018.09.17（月）

パーティ： 1人 (キタさん )

キタさん

行程・コース

天候

曇りのち霧雨

登山口へのアクセス

マイカー

この登山記録の行程

一ノ谷御在所山の家9:40ー10:25 不動滝　－11:03　大黒滝　ー11:15　ジョーズ岩　ー11:42大黒岩への登り　ー　11：47大黒岩ー12:00御在所山上公園駅　13:00　-13:10御在所山一等三角点　13:16　-13:25　一ノ谷下山開始　ー　13:42　鷹見岩　14:35　一ノ谷御在所山の家　ー　14.42ゴール地点

コース

総距離: 約5.3km

累積標高差: 上り約963m; 下り約964m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

昨日は地元の山を歩いたが、今日は御在所岳の本谷を・・・と考えていたが昨夜は雨。今日もどんより曇っていて、とりあえず車を走らせてみるが御在所は雲の中。岩が濡れていれば危ないなと考え、別の山に方向転換。でも、北の方から徐々に雲の合間から青空が見えてきた。またまた方向転換して御在所へGO！
駐車場はやはり、満車。付近の路肩のスペースも満車。でも、一ノ谷山荘の北側の路肩は空きがあったのでそこに駐車。
出発が遅くなったが、所要時間はそれほどかからないので問題ない。一ノ谷山荘への階段を上がり、その裏から今度は
御在所山の家の前に回り込んで、河原に下りる。ルートはネットで事前調査した通り。迷わなかった。ヘルメット、シュリンゲで簡易ハーネスを作り、カラビナとシュリンゲ装着。上級者以上（clibmer only)とのことで、自分がふさわしいか疑問だが、穂高へ行く方たちがトレーニングするところらしいので、ならば大丈夫かと思う。無理そうなら早めに下りないとと下れなくなるので、そのことだけ頭に入れて登り始める。
木に覆われた谷を進む。大きな岩がごろごろした河原を登っていくと、きれいな何段もの滑滝。左岸を登る。幸い岩は滑らない。主に左岸を通り、不動滝までは沢を詰めた。不動滝は垂直に立ち上がっているように見える。死亡事故も起きているようだが、自分にはとても登れない。当然、左の目印に従って高巻く。これも予習した通り。
不動滝の上から、いくつも分岐が出てくるが、予習した通りに進む。一回だけ左岸を高巻いたが、後は沢を直登する。
岩登りは自然と集中できて緊張が心地よい。
沢を詰めていくと念願だったジョーズ岩に対面。しっかり潜って登った。この先はまっすぐ登るだけだが、小雨が降ってきた。すでに汗で濡れているのでザックカバーだけつけて登る。左上方に大黒岩が見えてくる。右岸にロープが垂れているはずだが、なかなか現れない。急登に息が切れ、何度か立ち止まって呼吸を整える。そのうち、大黒岩から人の声がしてくる。そういえば、登り始めて誰にも会ってない。天候が悪いためか、時間が少し遅いためだろうか。誰か一人くらいいても良さそうなもんだが。
正面にロープウエイの頂上駅が見えてきたころ、正面に小さな祠があった。祠の中には小石が積んであった。誰かの慰霊碑だろうか。右にはロープウエイの管理用ルート。左を見ると大黒岩へショートカットできるロープがぶら下がっていた。ここばかりはロープにしっかりお世話になり、ぐいぐい登ると大黒岩の稜線に出た。稜線ではクライマー4名がカメラを落とされたようで探しておられた。この方たちが今日初めてあった人。
大黒岩は絶壁に立っているがそれほど高度感はなかった。誰もいないし、小雨が続いているのでさっさと山頂に向かった。一ノ谷新道へ向かったが、途中の急斜面を登ってしまって、立ち入り禁止の場所に出てしまった。旧アゼリアへトラバースしてようやく正規の頂上に出た。
展望レストラン「ナチュール」で昼食。カレーうどんを注文したつもりだったが、カレーラーメンを注文してしまっていた。残念だがうどんは次回のお楽しみにしよう。頂上はガスが出て風も強い。ガスで何にも見えないこともあったが、三角点まで歩いていると時折ガスが晴れて視界が広がる。
下りは一ノ谷新道。雨が降った後なので、足元が悪いのを心配したが、下山の始めだけで、後は雨の影響はなかった。といっても、急斜面の木の根は滑りやすいので気を遣った。休むことなく一気に一ノ谷山荘まで下った。
このルートは初めてで、ソロだったので、事前にいくつもの山行記録を拝見し、頭に叩き込んで行ったので、迷う箇所も間違うこともなかった。手足を使った岩場の連続はとても心地よかった。また、季節を変えて登りたいものだ。