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☂マークを潜り抜けて只見のマッターホルン「蒲生岳」へ

会津蒲生岳( 東北)

パーティ: 2人 (スーさん さん 、ほか1名)

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行程・コース

天候

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 国道17号から月夜野ICより関越道で、トンネルを越して湯沢ICで降りる
また17号で小出まで
小出より252号でダムをを抜けて蒲生駅手前の国道右側に立派な駐車場があ有ります
国道をまたぐと「さわやかトイレ」あり

この登山記録の行程

【車移動】
            自宅        4:25
  8:07    蒲生駅国道脇駐車場 
【山歩き】
          蒲生駅国道脇駐車場   8:30
  9:19     鼻毛通し分岐
  9:23     鼻毛通し     9:25
  9:44     蒲生岳     10:23
 10:37     鼻毛通し
 10:45     鼻毛通し分岐  10:46
 11:30    蒲生駅国道脇駐車場
【車移動】
          蒲生駅国道脇駐車場 11:45
 12:00     大塩温泉(炭酸温泉)
           共同浴場     13:03
   入浴協力金   300円
   登山口からの距離       11.3km
     〃   時間       15分
 17:00     自宅

 

コース

総距離
約2.6km
累積標高差
上り約504m
下り約504m

高低図

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

 今週も台風が接近してあいにくの天気となり、雨マークの無い浅草岳方面の福島県 (奥会津地域)へ、雨マークを潜り抜けた時間帯での山歩きとなる為短時間ピストンの山を選ぶ。
 しかも、妻の登山靴選びで失敗して同じ左側岳だけを2つ持って来てしまい息傷心、それでもめげなかった妻に拍手・・・ごめんね

【山歩き】 
 登山口駐車場に着いてからの悲劇、妻の靴を同じ方の(左側)を2つ持って来てしまった、妻の激怒が始まって、ズックを持って来ていたのでこれで行けるところまで登ると言ってくれたので山に入ります、そんなことで妻の荷物を俺のザックに入れて(罪滅ぼし)妻は空荷で登りだしますが栗拾いにはいるまで小言。
 
 只見のマッタホルンと言うことだけあって急登の連続です(ほとんど忘れていました)、栗拾いは下山時にしようと言うことで樹林帯を登っていきます、暑くて顔の周りにはブヨがまとわりつくので虫除けを振りかけて急登を登っていくとスラブの岩登りとなりますが、ステップは掘ってあり日影は濡れてはいましたがズックでもスイスイと空荷の妻は高度を稼ぎます、夫婦松を過ぎるとロープと鎖の連続で鼻毛通し分岐(長者コースと弱者コース)計画では強者コースで山頂を目指すことになっていたけど、俺のミスで靴が・・・したがって「鼻毛通しコース」の弱者コースで山頂を極めます、途中はロープと鎖の登りばかり決して弱者ではありません岩斜面のトラバースも幾つか、近辺から妻に後れを取ります、山頂で待っている妻に追いつくのは容易の事ではなかったです・・・暑い、このコースの見どころは、「鼻毛通し」倒木をまたいで「風穴」とありますそして、狂い咲きのヤマツツジを眺めながらロープたれる急登を登っていきます。
 
 山頂に着いた時には、晴れ間はないが薄日が差したりしながら雨に合わずに展望を見る事ができました(以前はゴロー岩の山頂だと思っていましたが、樹木が生えて一ヶ所よりの360度展望は見ることはできなく山頂をうろうろと回って雨マーク無い蒲生岳山頂展望を見る。

 下山は往路を下って行きますがロープのお世話になって降りていきます、下界を見ますと駐車場には俺らの車一台、誰も登っては来ません・・・この天気だもの(台風接近)面白いコンバインの稲刈りコースを見ながら下り、栗拾いをしてアクシデントにも負けないで山頂を制覇した妻に感謝・・・一時は諦めましたからね。

 台風接近で雨マークの少ない山選びに苦労しましたけど時々日差しが出る日となり風もなく暑い山登りも終了、台風影響はなかったようですよ、でも村内放送で台風状況、注意状況を流していました。

 温泉は金山方面に車を走らせて大塩温泉へ、炭酸の湯でぬるめの温泉共同浴場に(民宿、たくみ壮にナビセット)九州の筌ノ口温泉の湯に似ていましたが違うのは温泉温度(ここは38度とのことでした)。

追記)
 山頂で高校時代の遠方の友達(家族ぐるみ)よりTELあり、今前橋に戻っているとのことで下山してから会う約束をして、岐路に立ち、何年ぶりに再会を果たしました・・・携帯がつながっていました。
これもラッキー。

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フォトギャラリー:50枚

六日町の道の駅「南魚沼」より
曇り空だけどもはっきり見えていた「八海山」
トンネルを越して石打までは雨降りでした

蒲生岳の駐車場よりマッターホルンを眺めます
標高は900mに届きません
まだアクシデントに気づかないで天気も良くなった来たので二人ともウキウキしていました。

まずは、トイレ偵察
国道を挟んであります,民家のトイレを借りるのかと思いましたが玄関わきの扉がトイレ入り口でした。

さて、いよいよ準備にかかった所で、俺のミスによるアクシデントが判明。
「あんた何しているの、これじゃ山に登れない」と形相を変えた妻の声と顔
写真の様に靴が左側だけ二つ????ごめん

でも、ズックで行けるところまで行くと言ってくれたので足に負担がかから荷様にと妻の荷物を俺のザックに入れなおして空荷で出発する妻。

愚痴を言っていた妻の機嫌を戻してくれたのが
登山路に入るとすぐに、栗がいっぱい落ちていて栗拾いに没頭。
ブヨもよってきますが、虫と栗に格闘

まさか花が咲いているとは思ってもいませんでした
「ママコナ」と「萩」が出迎えてくれました
これは前者です

樹林帯を抜けて岩場(スラブ)の所より
駐車場と黄金色に染まった田んぼの稲

スラブは赤ペンキで足の置き場と矢印が付いていました
妻は「滑らないから」といってぐいぐい登っていきます

スラブ脇には「コゴメグサ」がこの一帯に咲いていました

何を立ち止まって待っていいるのか近づいて納得
写真を撮れと催促が来ました。
完全に俺のミスの愚痴を言わなくなりました
滑らない岩、スラブを確信したのです

「ホツツジ」もいっぱい白い花をつけています

なぜ?この木が「夫婦松」という名がついたか、上の方を見て納得(二本の木が絡み合って仲良く一緒に立っていました)

樹木の影に看板が、やっと分岐にたどり着いたとの感じで、すでに汗びっしょりです
本日予定は「強者コース」の直登で行く予定でしたが、俺のミスで、安全コースの「鼻毛通しコース」変更

鼻毛通しの岩場に立ちより休息
割れ目の奥に祠があります
安全コースといえども、急登の岩登りです

お助けロープ、鎖を駆使して倒木をまたぐと
風穴と呼ばれる岩穴が・・・涼しい風が出てくるかと覗きましたが期待外れ・・・もうすでに大汗でびっしょり

妻は、「楽だ楽だ」と先に山頂制覇して休んで俺の着くのを覗きこんでいました・・・よくズックで登ったよ

俺は汗でびっしょり
期待しなかった展望を眺め出しました

只見方面の山はどの山を見てもスラブが見えます

山頂の祠から
誰も来ない山頂風景

山頂だけ少し黄色に色づいています

越後三山の「中の岳、駒ヶ岳」と遠くに見えます
近場の山は「浅草岳と鬼ヶ面」起伏の稜線が見えています

左隣の山風景は
「会津朝日岳」のギザギザ稜線も見えています

山頂のにある山座同定盤は曇り時のはっきりしていない時の写真でした、
ここで見られる春先に花はきれいに乗せてありますよ!

強者コースの方へ回って
「越後三山」と「浅草岳」をバックに記念写真

その回り込む岩の上に
妻が発見したクワガタムシ(ノコギリクワガタでしょうか?)

一番きれいに見えている
「浅草岳」ばかり写しています

部落の田園風景と
越後三山雲が取れだして、「中の岳、駒ヶ岳」がくっきり、色づき出している「浅草岳」の草原(天狗の庭下の草原でしょう)

アップして見ます
春先は大雪渓となっている場所で、残雪上から蒲生岳山頂はよく見えていました

誰も来ない山頂を後にします
以前登った時の記憶とは二人とも「違った違う」と言っていましたよ、山頂には樹木が多く茂りだしています、以前の岩を積み上げた山頂ではなかった。

下山に入り久保集落の田園と駐車場
工事用のトラックと、俺の車だけぽつんと止まっています
「台風接近で天気が悪いんだもの登山者はこないよね」と話ながら下山していました

下山もロープと鎖のお世話になりながらの急下りです
途中、狂い咲きの株(ヤマツツジ)本日2本目

登山路脇には垂直の岩壁と「浅草岳」が所々顔をを出してきます

その下のトラバースです(トラバースが多くて)危険ですよ!!
足の置き場とロープ、鎖のおかげで歩けますが濡れていてビビるタラバースもありました

「鼻毛通し」の岩の所まで来ました
まだまだ鎖とロープの手助けで降って行きます

強者コースと弱者コース分岐で待っていた妻は、
切通しの所までノゾキに行ったそうです・・・空荷で疲れ知らずに又ズックで滑らない事が解り大胆になっていました

「萩」の写真は皆ボケ
しょうがないから一枚載せます
他に「アキノキリンソウ」もありましたがこちらはカットしました

スラブ岩の降り
ここで給水タイム

黄金色の田んぼにコンバインが妙な刈り方
アートでも描くと楽しみにしていましたが降り見ると一枚綺麗に刈り取り終了していました(田んぼは駐車場の奥です)

北尾根コースと南尾根コースの分岐付近が一番の栗拾いメーン会場となっていました

蒲生駅と畑に咲くコスモス

只見線の鉄路は草ぼうぼう
使用している形跡なし(廃線はどこから??)

久保集落の民家より
カカシと蒲生岳

国道より見上げた蒲生岳

会津若松方面へ向かって
大塩温泉共同浴場へ
ナビは隣の民宿たつみ壮をセット

誰もいなくなったので
内湯風景

内湯から露天と只見川

またまた内湯

露天風呂です・・・ちょっと狭いですが源泉加温なしのかけ流し温泉です

家についてから、自治会の会議終了後
栗拾い成果を写します

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア
登山靴 バックパック スタッフバック スパッツ・ゲイター 水筒・テルモス ヘッドランプ
タオル 帽子 グローブ 着替え 地図
コンパス 腕時計 カメラ ナイフ ホイッスル 虫除け
熊鈴・ベアスプレー 非常食 行動食 トレッキングポール ライター

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登った山

蒲生岳

蒲生岳

828m

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蒲生岳 福島県

只見のマッターホルンの異名を誇る鋭鋒へ

最適日数
日帰り
コースタイプ
周回
歩行時間
2時間40分
難易度
コース定数
11
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