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会津のマッターホルン蒲生岳 奥只見湖から檜枝岐村、只見まで紅葉の秋を探して小さな旅 2025

蒲生岳( 東北)

パーティ: 1人 (はにわ さん )

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行程・コース

天候

曇り

登山口へのアクセス

マイカー

この登山記録の行程

蒲生岳登山口駐車場(11:35)・・・久保登山口・・・分岐・・・蒲生岳(12:50)[休憩 40分]・・・分岐・・・久保登山口・・・蒲生岳登山口駐車場(14:30)

コース

総距離
約2.8km
累積標高差
上り約507m
下り約507m
コースタイム
標準2時間45
自己2時間15
倍率0.82

高低図

標準タイム比較グラフ

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

本日は埼玉の自宅から新潟、福島までの650kmのロングドライブ一人旅。
折角なので里山を一座歩いてきました。
誰が呼んだか会津のマッターホルン、蒲生岳。
今月公開の吉永小百合さん主演の<てっぺんの向こうにあなたがいる>
その基になった田部井淳子さんが命名したそうです
標高の割に岩場の急登ということで以前から気にはなっていました
登ってみると案の定最初から急登
そして何十個ものロープ、鎖場を攀じ登り、たどり着いた山頂からは360度の大展望が待っていました。
会津朝日岳、浅草岳が間近に見えました
只見川がよく見える岩場に腰を下ろし、昨日泊まった民宿の女将さんに作ってもらったお弁当を食べていると遠くから鉄橋を渡る只見線の汽笛が聞こえました
一時は廃線の噂もありましたが再開してよかったですね
機会があれば乗車してみたいな~
紅葉は山頂部だけで麓に降りてくるのはこれから1週間ほどかな
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初日は石打ICを降り魚沼スカイラインへ
標高800から1000mの尾根を走りますがこの辺はまだ紅葉はしていません
続いて国道352号線から奥只見シルバーラインを通り奥只見湖へ
ダム周辺の山々の上の方だけ紅葉はじめです
荒沢岳や東の城は紅葉見頃。
平ガ岳までの台倉山の稜線も紅葉見頃
檜枝岐村に入って御池周辺も紅葉見頃
下って檜枝岐村の集落は紅葉はじめ
田子倉湖は紅葉はじめ
車窓からでしたが鬼が面山の断崖の紅葉が綺麗でした

只見から国道252号は新潟方面11月4日から通行止めです
https://www.pref.niigata.lg.jp/site/uonuma-seibi/dourojouhou.html

帰りは足を伸ばして六日町の金城の里で汗を流して帰宅

そうそう蒲生岳の標高は828m
はにわです

それでは出発します

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フォトギャラリー:75枚

無人の蒲生駅に書いてあった壁画
只見線に蒲生岳、カモシカもいてのどかだねえ~
本日はドライブメインですがしっかりお山も登ります

久しぶりの晴れですね
石打ICから魚沼スカイラインへ
まずは魚沼展望台
ここからは

谷川岳や

巻機山

雲海の魚沼平野が見渡せます

スカイラインは道幅狭く木々が生い茂ります
所々見晴らしの良い場所から越後三山

妙高山

終点の八箇峠から南魚沼市に下ります

国道352号線を奥只見シルバーラインへ
駐車場から歩いて10分の奥只見ダムの放流口
まだ紅葉には早いですね

湖面側

今度は銀山平の遊覧船船着場
ちょうど出航するところでした

国道352号線を尾瀬方面へ進み眺めの良いところから

あと1週間から10日もすればポスターとかで見かける燃える紅葉に出会えるかな

さらに進み東の城山、西の城山の断崖

会津駒ヶ岳の稜線

只見川源流

台倉山の稜線
平日なのに天気が良いせいか平が岳の駐車場には何台も車がありました

平が岳

燧ヶ岳

至仏山

御池周辺

檜枝岐村の集落に入り舞台を見学

説明板

舞台
一度は村歌舞伎も見てみたいな

お次は大桃の舞台

説明板
今晩は近くの民宿にお世話になります

翌日
天気予報よりも空は雲が多め
民宿のお米がおいしかったのでお腹いっぱいで宿を出発
只見に向かう途中の古町の大銀杏に寄り道

樹齢800年
信仰も厚く昔は小学校を覆い尽くそうな枝振りだったそうです
パワーをいただきます(^-^)

説明板

南郷あたりから里山に濃霧が立ちこめていたのですが不安的中
9時過ぎに蒲生岳の駐車場に着くと山頂が見えない。。。

しばらく思案するが雲が切れるまで待とうと近場の大塩駅周辺を散策
まずは滝沢川の甌穴

大小様々な甌穴が幾つもありました

続いて大塩天然炭酸水

井戸の中をのぞくと泡がブクブク
持ってきた2Lの水を捨て代わりに汲んでお土産にしました
甘みがあり炭酸きつめで美味しいです

無人の大塩駅
スタンドバイミーの世界だね

中々雲が取れないので帰りに入浴しようと思っていた大塩温泉まで入ってしまった
茶色の鉄分多いぬる湯でまったり
露天風呂で空を眺めていたら日差しも出てきたので急いで風呂から出て蒲生岳に戻ります

おおー山頂が見えてる~
鉄橋脇に停車し1枚パチリ

駐車場には6台とバス1台
まずは道の反対側のトイレを借りて

蒲生岳を見上げて11時半出発!
正面からコースが見えます

駅に掲げられた黄色いハンカチ
健さ~ん
只見線開通待ってたよ~

踏切を渡って直ぐに右折します

ここを右へ
スタートは森の中を歩き

直ぐに急登のスラブ

赤ペンキでコースやステップが刻んであり登りやすいです

夫婦松

分岐
左は難しいコース
右は優しいコース
もちろん優しいコースで
とは言ってもここまでも幾つかロープがありましたがこの先からはほとんどロープと鎖場の難所です

浅草岳が間近に見えます

登ったり

横に歩いたり

ロープ

ロープ

一気に標高を上げるので見晴らしも良いです

まだまだロープ

でも割と足の置き場や掴むところはあります

ただ雨の日は登らないかな。。。

頑張れ~~~

やっと山頂が見えてきました

山頂

少し北側に進み展望の良いところでお昼休憩

この辺は尖った山が多いね~
奥は御神楽岳かな

すると遠くて汽笛が聞こえだんだん近づいてきます
思わずアリスの、遠くで汽笛を聞きながら~を口ずさみながら

お楽しみのお弁当を広げます
いただきます~
う~ん、やっぱり米がうまい!

列車が足下の川沿いの鉄橋を渡っています
豆粒ですが皆さん見えますか
真ん中の川を渡る鉄橋は道路
その下左に鉄橋の線路を渡っているところでした

食後はコーヒーを飲みながらまったり

山頂の紅葉はこんな感じです

そうそう北側コースを下ろうと行った方が戻ってきました
何でも直ぐに垂直の壁を降りるとか
危なそうなので引き返し、来た道を帰るそうです

北側コースも興味があったが自分は一人だし万が一を考え優しいコースで来た道を戻ります

ムラサキミズゴケ
触ると水がビシャビシャ
何でも体積の20倍の水を蓄えられるそうです

さて、誰もいなくなったのでそろそろ下山しよう

守門岳

浅草岳

だいぶ日が傾きましたね
秋は日暮れが早いなあ~

帰りも慎重にロープに捕まって後ろ向きで

鼻毛通し

ふ~
漸く駐車場が見えてきました

帰りは駐車場まで1時間ほどで下山出来ました
駐車場は30台ほど置け自販機もありました

ふ~、普段使わない腕が疲れた~

只見方面から見上げたかっこいい蒲生岳
まさにマッターホルンですね
駅前ハイクで短時間でしたが登りごたえのある山でした

そうそう駐車場で出会った方に只見インフォメーションでバッチが貰えると言われ帰りに寄りましたが6月の山開きから1ヶ月で無くなってしまい今は会津朝日岳があと2個しか無いと言われました
欲しい方は急げ~、と言っても毎年作るみたいですけどね

おしまい

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装備・携行品

みんなのコメント

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  • はにわさん
     合津にもマッターホルンあるのですね。上越の大源太だけかと思ってました。田部井さんは福島のご出身なので
     この山も登られたのでしょうね。エベレストとも裏山も楽しさは同じって言われてました。

  • うめさん、こんにちは

    上越の大源太山も以前ヤマケイに書きましたが会津にもあるんですよ
    蒲生岳の方が標高が低く登山時間も短いですがですがのぼりごたえのある山でした
    ヤマケイで全国のマッターホルンの愛称の山特集なんかをやれば面白いと思うのですが
    田部井さんは先駆者としてたくさんの功績を残された方ですよね

登った山

蒲生岳

蒲生岳

828m

よく似たコース

蒲生岳 福島県

只見のマッターホルンの異名を誇る鋭鋒へ

最適日数
日帰り
コースタイプ
周回
歩行時間
2時間40分
難易度
コース定数
11
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