行程・コース
天候
初日:晴れ 2日目:曇り、霧,雪,雨
利用した登山口
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
扇沢 無料第1駐車場 最初の無料第2駐車場は,まだ余裕があったけど,第1はギリギリ停めることができた感じ
この登山記録の行程
【1日目】
室堂ターミナル(09:06)・・・一ノ越(09:50)・・・雄山神社(10:41)・・・大汝山(10:50)[休憩 40分]・・・富士ノ折立・・・大走り分岐・・・真砂岳(12:15)・・・南峰(13:25)・・・北峰・・・南峰・・・別山乗越(13:40)・・・剱澤小屋・・・剣山荘(14:41)
【2日目】
剣山荘(05:00)・・・一服剱・・・前剱(06:00)[休憩 20分]・・・一服剱・・・剣山荘(07:30)[休憩 30分]・・・剱澤小屋・・・別山乗越・・・雷鳥平(09:58)・・・エンマ台・・・ミクリガ池(10:35)・・・室堂ターミナル(10:46)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
初日晴れ,2日目は台風の予報。
今回は小学5年生の息子と2人で劔岳に挑戦した。命に関わるので,絶対に無理はしないと,自分に言い聞かせての出発です。
天候の悪化で,結果は前劔で引き返しましたが,「来年,また来よう!」と2人で誓って帰ってきました。
立山黒部アルペンルートは「平日割WEBきっぷ」
https://tateyama-kurobe.alpen-route.com/tkkippu/jp/
がお得で便利です。9050円が8290円に割引され,平日ならいつでも乗れて帰りが休日でもOK。
そして,扇沢で窓口に並ばなくてもよいというのが,一番のメリット。専用窓口ですぐに切符を発行してもらえて,改札にならぶことができる。
扇沢7:30→(関電トンネルトローリーバス)→黒部ダム→(ダムの上を歩く)→黒部湖→(黒部ケーブルカー)→黒部平→(立山ロープウェイ)→大観峰→(立山トンネルトロリーバス)→室堂8:55
4つの乗り物で室堂まで。最初のトロリーバスに乗ってしまえば,あとはうまく接続されている。小学生の息子は,いろんな乗り物に乗れたり,おもしろい駅員さん(特に,扇沢駅の平社員の宮里くん)の口上が聞けたりして,かなり楽しんでいる様子だった。扇沢~黒部ダム間の「関電トンネルとローリーバス」は今年で最後(来年からは電気バス)ということで,貴重な体験をすることができた。
室堂からは,素晴らしい紅葉を楽しみながら,雄山,大汝山,真砂岳,別山と,快適な3000m縦走を楽しめたが,けっこう寒かった。
15時前には剣山荘に着き,劔岳や別山を眺めながら,生ビールとおやつ,漫画で至福の午後を過ごすことができた。息子は,スタッフのお姉さんにすぐなついて,ずっと遊んでもらっていた。
天気予報は微妙だが,明日のためにヘルメットを借りておく(500円。使わなければ返金してくださる)。
剣山荘は大変きれいで快適な山小屋で,お湯も水も無料でもらえるし,シャワーまである。スタッフの方たちも大変親切で,外国の方にも流ちょうな英語で対応されていた。
玄関周辺では,ドコモの4Gが受信できるので「てんきとくらす」を何度も確認していた。午前中は曇りの予報なので,アタックするつもりで準備する。
前回は,ロープもハーネスも使わなかったが,今回は息子を「カニのよこばい」渡らせるために,スリングとロープを持ってきた。これを「簡易ハーネス」にして使うつもりなので,息子といっしょにリハーサルしておいた。
同じ部屋に,詳しい方がいて,色々教えてもらえて助かった。
2日目は4時に起きて,5時出発。ヘッドライトが必要なのは最初の30分くらいかな?
一服剣まではすぐ着く。その後いったん下って,前劔にたどり着く前に雪が舞い始めた。
前劔まで1時間で着いたので,時間的には大丈夫だったけど,稜線に出ると風も強く,小学5年生の表情はかなり不安そうだったので,無理せず撤退することにした。5組くらいのクライマーたちはさらに先に進むという感じでした。
前劔からの劔岳本峰は,めちゃくちゃかっこよく,来年リベンジしたい!と2人で誓った。
帰ることが決まったとたん,息子の表情もすぐに明るくなり,けっこう強い雨の中,鼻歌交じりで剣山荘まで戻ってきた。
劔御前小屋までの登りが精神的にかなりきつかったが,頑張って1時間ほど登る。そこから雷鳥平までは快適な下り。去年は,ここからさらに奥大日岳まで往復した。よくやったなあと我ながら感心する。
そして,最後の難関,雷鳥平からターミナルまでの階段地獄と,二酸化硫黄地獄。火山ガスはそれほどきつくなかった。息子は,キャンプ場でビーチサンダルに履き替えて,快調に登っていく。自分はなんだかかなりきつく感じながら,ターミナルまで頑張った。途中,雷鳥を写真い収めることができて,自然保護センターへ報告しに行き,「雷鳥シール」をゲット。
11時15分のトローリーバスに乗ることができた。途中,臨時バスに乗れたこともあり,12時50分扇沢到着。
フォトギャラリー:6枚
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
サンダル | バックパック | スタッフバック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ |
タオル | グローブ | サングラス | 着替え | 地図 | コンパス |
ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) | ナイフ | 健康保険証 |
医療品 | ロールペーパー | 非常食 | 行動食 | テーピングテープ | GPS機器 |
ストーブ | ライター | カップ | クッカー | ロープ | カラビナ |
スリング |
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