行程・コース
天候
初日:雨、2日目:快晴のち一時霧
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
長く続く雨で入山日も雨、奈良田の第1駐車場に夜中の2時頃着いたが、さすがに自分の車以外は1台停まっていたのみであった。
この登山記録の行程
奈良田(07:05)・・大門沢第2吊橋(07:55)・・大門沢小屋(10:20)泊
大門沢小屋(03:30)・・広河内岳(07:23)・・大籠岳(08:25)・・白河内岳(09:35)・・笹山(10:35)・・奈良田(14:35)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
8月後半から続く長雨と毎週末に来襲する台風で、9月は晴れの日が長く続かず、休みとの兼ね合いから山の計画が実行に至らずいた。9月28日(金)の1日だけ晴天が期待できたので、当初予定していた塩見岳・蝙蝠岳周辺の2泊3日予定を変更し、1泊2日で広河内岳~笹山~奈良田を目指すことにして、26日の夜、雨の中自宅を出た。夜中の2時過ぎに奈良田に到着、仮眠して7時過ぎに大門沢小屋を目指してゆっくりと出発した。
大門沢小屋までは4時間程度の樹林帯の行程なので雨の中、傘を差して登る。連日の雨天で沢も増水しており、1か所沢を石伝いに渡る箇所では冷や汗をかいた。もう少し増水していたら渡れなかったと思われた。この時、下山してきた若者とすれ違ったが、この日唯一の登山者だった。雨の降り方はしつこく、性能の良いレインウェアでも内部からの汗の濡れには歯が立たず、暑い思いをした。大門沢小屋には3時間少々で到着し、当日の予約客も私1人だということで、だだっ広い昔ながらの土間のある部屋でノンビリと時を過ごした。質素な夕食を済ませ、翌日は「3~4時に出発する。」と小屋の人に伝え、早々と就寝した。雨は夕方上がり、夜中は満天の星空が広がっていた。
2日目、2時半頃起床し朝食を摂ろうとしたらビックリ!前日に枕元に用意していた“おにぎり”が4分の1ほど何者かにかじられているではないか…。(後日、山小屋に尋ねてみたら、部屋にヤマネが出没するそう…。)寝ぼけてて、夜中に何かの気配がするなあと感じてましたが、まさかね…。
暗い中、3時半に出発。11年ぶりの大門沢下降点までの急登を一気に登るが、なかなかペースが上がらなかった。それでも広河内岳には7時半前に到着。11年前は霧で何も見えなかった山頂からの眺望を今回は心行くまで楽しめた。先が長いので10分少々で次の目標である大籠岳に向う。不明瞭な箇所もなく50分ほどで到着した。大籠岳は今回の目標の100高山の一つであるが、特に特徴のない山であった。ほんの5分程度で出発、途中白河内岳で小休止して最終目的地である黒河内岳(笹山)を目指す。この稜線のコースは、当初不明瞭な箇所が多く、かなり不安であったが、赤ペンキ、赤テープがかなりの数付けられていたので、何の不安なく歩くことができた。しかし、もしも濃霧の中での行程であったら難しいルートだろうと想定できる。
黒河内岳(笹山)には10時30分過ぎに到着、小屋から約7時間であった。山頂でノンビリと昼食を採っていたら、この日唯一の登山者が到着した。奈良田から約4時間半で登ってきたそうだ。(健脚だなあ…)
ここまでの稜線は、とにかく素晴らしい晴天で、南アルプス・富士山はもちろん、北アルプスまでほぼ全ての山々を臨むむことが出来、目の前には当初の予定地であった塩見岳、蝙蝠岳から熊の平小屋まで見渡すことが出来た。笹山の頂上で40分程休憩し、雲が増えだした最後の眺望を見届けてから、奈良田への長い“激下り”に足を向けた。
フォトギャラリー:23枚
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
登山靴 | バックパック | スタッフバック | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | 傘 |
タオル | 帽子 | グローブ | 着替え | 地図 | コンパス |
ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) | 修理用具 | 健康保険証 |
医療品 | ロールペーパー | 非常食 | 行動食 | テーピングテープ | トレッキングポール |
ストーブ | 燃料 | ライター | カップ | クッカー |
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