行程・コース
天候
2日間とも晴れ、2日目はやや風あり
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
マイカー:仙台宮城IC~山形蔵王IC~蔵王温泉(※宿泊場所の専用駐車場)
ロープウェイ:蔵王山麓駅~樹氷高原駅~地蔵山頂駅
この登山記録の行程
【1日目】
地蔵山頂駅(11:40)・・・地蔵岳(12:00)・・・ワサ小屋跡(12:22)・・・避難小屋(12:50)・・・熊野岳(13:00)・・・【昼食55分】・・・外輪の分岐(14:05)・・・避難小屋(14:16)・・・ワサ小屋跡(14:40)・・・蔵王山頂駅(15:00)・・・ザンゲ坂下の林道合流(15:40)・・・ロッジ蔵王ドッコ沼(16:25)
【2日目】
ロッジ蔵王ドッコ沼(9:00)・・・不動滝(9:30)・・・【休憩10分】・・・ドッコ沼(10:10)・・・中央高原駅(10:35)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
■はじめに
今回は幸運にも絶好のコンディションに恵まれ、初冠雪の蔵王を楽しむことができました。
雪の降り始め or 残雪期の参考になればと思います。
蔵王初冠雪の情報を受け、同行者さんとも計画段階から「決して無理をしない」と念を押しての山行でした。
数字の上ではまだ平地の12月頃と同じくらいの気温でしたが、風や雲の状況によっては実気温・体感温度ともさらに厳しいものになることが予想されます。
今回は晴れて雪も緩んだ状態でしたが、雪面が凍結するとスリップ・滑落の危険も増します。
当日までの天候判断はくれぐれも慎重に行うようにしてください。
■1日目
ロープウェイ山頂駅~地蔵岳の道で既に積雪がありました。遅い時間の登り始めですが、所々表面の硬い場所もあります。
熊野岳山頂に近づくにつれてエビの尻尾が現れ、直前2~3日の風雪の凄まじさが思いやられます。
避難小屋、山頂神社は入口が既に雪に埋まり始めています。真冬はもしかして入口が塞がってしまうのでしょうか...
帰りは地蔵山頂駅を経由し、そこからはザンゲ坂を下りドッコ沼まで歩きました。
夜はロッジ蔵王ドッコ沼へ宿泊しました。スキーシーズンまでの穴場的な時期でとても静かな夜でした。
(注意点)
・視界が開けた場所はさすがに風が強く、ひとたびそのような場所に出ると体感温度がガーンと下がります。平地の冬のイメージよりさらに着込める準備が必要です。
・サングラスをしていても若干雪目のような状態になり、乾燥も相まって涙が出やすくなりました。帽子としっかり紫外線をカットできるサングラス等で目を守りましょう。
・日陰になると全く雪質が変わります。氷もしくはパウダースノーで、滑りやすさが上がりました。
・地蔵岳を宮城側に巻く道は木道になっています。雪が積もると木道の位置が分かりづらく、踏み抜きで怪我をする危険性があるのでご注意ください。
■2日目
不動滝を散策し、その後は蔵王中央ロープウェイで下山。
不動滝までの遊歩道はカラマツの黄葉が美しく、気持ちのいい道でした。
フォトギャラリー:42枚
麓の蔵王温泉は紅葉がまだまだ見頃
ロープウェイで登るにつれて季節の移り変わりが楽しめます
樹氷高原駅からは雪が見られます
雲の中から以東岳
右手奥に月山
雪が緩んでくれて丁度良いコンディション
真っ白に雪化粧した熊野岳がお出迎え
まさしくエビの尻尾
ちょこんと大朝日岳
山頂神社に到着
あったかいコーヒーと共に昼食
山頂神社もまもなく雪の中
お釜はまだきれいなエメラルドグリーン
厳しい冬はもうすぐそこまで
美しいシラビソの森
ザンゲ坂は雪が溶けてぬかるみに
三宝荒神山
ドッコ沼に到着
しんと静まり返った場所でした
星が明るい
明るくなると綺麗なエメラルドグリーンのドッコ沼
不動滝
最後はゲレンデを登って中央高原駅へ
後方に神室岳や雁戸山が見えました
装備・携行品
| シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
| 登山靴 | バックパック | スタッフバック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ |
| 傘 | タオル | 帽子 | グローブ | サングラス | 着替え |
| 地図 | コンパス | ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) |
| ナイフ | 修理用具 | ツエルト | 健康保険証 | ホイッスル | 医療品 |
| 虫除け | 熊鈴・ベアスプレー | ロールペーパー | 非常食 | 行動食 | テーピングテープ |
| ストーブ | 燃料 | ライター | カップ | クッカー | ローソク・ランタン |




