行程・コース
天候
晴れ
登山口へのアクセス
マイカー
この登山記録の行程
峰の原高原こもれびホール駐車場(07:10)・・・根子岳登山道峰の原口(07:20)・・・根子岳避難小屋(08:20)・・・小根子岳分岐(09:15)・・・根子岳(09:35)[休憩 10分]・・・分岐(11:00)・・・四阿山(11:10)[休憩 45分]・・・分岐(12:05)・・・(脚痙攣のため途中30分休憩)・・・根子岳(14:05)[休憩 10分]・・・小根子岳分岐(14:25)[休憩 10分]・・・根子岳避難小屋(15:10)・・・菅平牧場(15:30)[コーヒータイム、入日撮影75分]・・・根子岳登山道峰の原口(17:10)・・・峰の原高原こもれびホール駐車場(17:20)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
6年前に槍ヶ岳に沈む夕陽を浅間山麓から撮影しようとしたが曇天で叶わず、以来再チャレンジを考えてきた。
今年(2018年)の11月3日(土)に菅平牧場の北縁あたりから根子岳までの登山道から槍への入日が見えることがわかり、峰の原登山口から根子岳と四阿山をピストンして、下山路の最後に菅平牧場で入日の撮影をする計画を立て、実行した。
峰の原登山口から根子岳までのルートは、菅平牧場登山口からのルートに比べて歩く人が圧倒的に少ないが、よく整備されていて全く不安はなかった。西側が開けていて北アルプスが常に遠望できるのもいい。
先月末に降った雪は、ほとんど残っていなかった。登山路には霜が降りていて、スリップしないよう注意が必要。日が当たって霜が溶けたところも滑りやすいので、これまた注意が必要。
この日は終日晴天で、根子岳、四阿山からの遠望もすばらしく、絶好の登山日和だった。
反省点は、四阿山から根子岳への帰路で脚が攣ってしまい30分ほど休憩せざるをえなかったこと。好天だし時間にも余裕があったので問題にはならなかったが、体力の衰え、トレーニングの不足を重々感じることに。
入日の撮影は予め予定した牧場内の斜面で。西側が開けているので難なく撮影ポイントを決めることができた。
だが三脚を立て、カメラをセットしてから、西の空を見て驚いた。靄がかかっていて、槍ヶ岳はもとより北アルプスの稜線が全く見えない。見えるのは安曇野と善光寺平の間にある聖山などの稜線のみ。やむを得ず、見えている前山の稜線とカシミールでの事前シミュレーション図を照合しながら、見当でフレーミング。
また、肉眼でもファインダーを覗いても、見えるのは眩しく輝く太陽ばかりで、フォーカスも露出もカメラにまかせられる状況ではなく、マニュアルフォーカスとして前山の稜線でピントを置き、露出は以前の水晶岳への入日撮影を参考に-3.5EVにブラケット撮影を重ねることにした。
こんなめくら撮影で何度もシャッターを切り続けていたら、高度が下がってきた夕陽の中に突然槍の穂先のシルエットが見えた!やった!シミュレーションは正確だった!
肉眼では真っ白で何も見えなかった北アルプスの稜線近辺にはだいぶ雲が出ていたが、この入日のときに雲が夕陽にも槍の穂先にもかからなかったのは幸運。
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