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日本百名山の一つ、両神山へ。
秩父の奥にある両神山は、東京から気楽に日帰りができる。
それもあってか、日向大谷登山口の下にある無料駐車場はほぼ埋まっていた。
準備を終えて道を登っていくと公衆トイレと山荘があり、山荘前の道から登山道に入る。
先週は軽井沢が紅葉に染まっていたが、この辺りも紅葉に染まりとても綺麗だ。
気持ちよい空気の中を歩いていくが、登山シーズンで快晴のためか登山客が一杯である。
駅から遠いのでてっきり登山客は少ないかと思っていたが、コースタイムがちょうどよいからかむしろ人気の山のようだ。
また、両神山は霊的な山なので、入ってすぐに鳥居があるなど、随所で信仰を感じるアイテムが見られる。
最初は傾斜もあまりなかったが、沢沿いから山頂への登りに入ると結構な傾斜が続く。
清滝小屋を過ぎると鎖場も連続するようになるが、登りでは鎖がなくても登れるぐらいの岩場で気を付ければ危険はない。
鎖場を終えて、しばらく歩くと山頂に到着する。
山頂は狭いと聞いていたが、数人程度で窮屈になってしまうぐらい本当に狭かった。
とてもそこでは休める状況ではなかったので、少しもどって腰を下ろせる場所を見つけて昼食をとった。
山頂までの間にベンチもあったが当然席が埋まっており、人数の多いグループは休憩場所を見つけるのに苦労している様子だった。
山頂に到着してから、ヘリコプターがずっと頭上を飛んでいた。
通常の飛び方ではなかったので、事故か何かあったのかと思っていたら、滑落した男性がいたらしいと話している登山客がいた。
恐らく反対側の鎖場が連続する上級者向けルートで滑落したのではないかと思ったが、油断しないよう気を引き締めなおされた。
帰りはそのまま戻っても良かったが、人が多いので七滝沢コースを選んでみた。
こちらは人がまったくおらず、もとのコースに合流するまで誰ともすれ違わなかった。
静かな山行は楽しめるが、道は狭く、鎖場も何か所かあったのであまりお勧めできるルートではない。
ただ、新しい目印のテープが定期的に巻かれていてルートはわかりやすかったので、管理人がきちんと見てくれている様子だった。
危ないということはないだろう。
七滝沢コースを終えると、また賑やかになる。
紅葉のエリアで最後の余韻を楽しみつつ、登山口に到着した。
両神山は鎖場があると聞いていたので、勝手に初心者や家族連れは来ないマイナーな山かと思っていたが、その逆で大変人気のある山だった。
鎖場も特に危険な箇所はないので、日向大谷登山口のルートは気楽に登れるので家族連れでも問題ないようだ。
とはいえ、今回のように滑落事故は発生しているので、やはり登山である以上気を付ける必要はあるが、気楽に登れる百名山としてお勧めできる山である。
















