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三峰山・霧氷号に揺られて

三峰山( 東海・北陸・近畿)

パーティ: 2人 (うめぞー さん 、ほか1名)

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行程・コース

天候

晴れ(朝は薄曇り)

登山口へのアクセス

バス
その他: 近鉄榛原駅下車、駅前バスターミナルから霧氷号(三峰山行き)に乗って
終点のみつえ青少年旅行村で下車、来た道を少しもどると不動滝方面への道標があるので従い進めば林道から山道に変わるので変わった地点が登山口と言える。

この登山記録の行程

近鉄榛原駅(8:50)・・・登山口(10:25)・・・避難小屋(11:15)・・・三峰峠(11:45)・・・三峰山山頂(12:15)・・・八丁平(13:30)・・・みつえ青少年旅行村(14:45)・・・近鉄榛原駅(15:45)

コース

総距離
約8.4km
累積標高差
上り約976m
下り約976m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

今年初めての登山はいつもの友人と一緒に行ける事になったので迷わず三峰山に登ることにしました。
ここは去年に登った高見山と同じく霧氷で有名な山なんですがアクセスもこの季節限定の臨時バスが出ていることから夏場よりもこの季節の方が容易く行くことが出来るのも決め手でした。
それではコース案内です。
近鉄榛原駅までは各自で時間調整してお越しください。
駅前ターミナルから高見山と三峰山へ行くバス(霧氷号)が待機していますので駅員さんにどちらに乗るのか?確認して乗りましょう。
ちなみに三峰山か高見山で検索すると霧氷号のホームページに行くことが出来るので登山届けをダウンロードしておきましょう。
それぞれの山名が記載されたPDF がダウンロード出来るので必要事項を記入して当日バスの運転手さんに渡してあげてください。
万が一、忘れた場合は用紙を下さいますが出来れば事前に用意しておくとスマートですし駅員さんの手間も省けます。
料金も駅の階段を下りたところに駅員さんがテーブルを設けてICリーダーを設置されているのでICOCAでも現金でも支払う事ができます。
往復料金を支払うとチケットをもらえるので無くさないようにしましょう。往路はバスに乗車する際にチケットをちぎられ、復路は帰りのバスに乗車する際に渡す事になります。
バスが出発したらみつえ青少年旅行村バス停までノンストップです。
直行便なので寝ていても大丈夫です。
着いたらキャンプ場なのでトイレや水がない人は確保しておきましょう。
用意が整ったらいよいよ出発します。
バスが来た方向に少し戻ると橋があるので右へ渡ります。
ここからしばらく林道を歩くことになります。
しばらく道なりに進むと右側に橋が架かっています。
この橋を渡ると登尾コースとなり、この周辺では唯一のトイレが途中にあるので女性には嬉しいコースと言えますが特筆するようなものが無いので出来れば下りで利用するといいでしょう。
我々は不動滝コースをチョイスしたのでそのまま林道を上がって行きます。
ちなみに不動滝コースの入り口にもトイレがあるのですが登尾コースの方が綺麗だと思います。
このトイレがある場所から登山道に変わって素敵な山道となります。
このトイレの場所から登尾コースの方へ行くことも出来ますがここまで来たのなら不動滝コースの方へ行きましょう。
不動滝コースは上りで利用する方が良いでしょう。
下りだとかなりの急勾配を下りる事になるのと滝は下から見上げる方が綺麗です。
しばらく道なりに進むと行く手に鳥居が見えてきます。
直ぐ右横には参籠所も設けられているこの場所が不動滝です。
滝の直ぐそばまで行くことが出来るのでゆっくり見学しましょう。
また上へ上がって行けるので滝の真横まで行きましょう、ここにはお不動様が祀られています。
山行の安全を祈願したら少し引き返し本線に戻りましょう。
ここからしばらく急登が続きますのでゆっくり進んでください。
それこそ一歩歩けば高度が変わるくらいの勢いで上へと向かう事になります。
我々は身体を鍛えることが目的でもあるので喜んで登って行きます。
やがて上の方が開けてきたので友人がボチボチ山小屋かな?と聞いて来ましたが時間的にもまだまだと思っていた私はてっきりピークでもあるのではないかと言っていたら実にアッサリと山小屋に着きました。
少し休憩して作戦会議をする事にした我々はコース図を確認して、とりあえず山頂まで行ってお昼ご飯は八丁平で取ろうと決めて進むことにします。
小屋から少し進んだ先に三峰峠があります。
右へ進めば元々帰路に決めていた新道峠方面へ、左へ進めば山頂へと続きます。
左へ進み少しすると左側に大日如来と刻まれた石碑があるので山行の安全を祈願します。
この石碑の先も分岐となっており、真っ直ぐ進めば八丁平へ左へ上がって行けば山頂方面に向かうことになります。
先ずは山頂を目指すのですがこの辺りから霧氷が格段に綺麗なので写真を撮りまくっていると普通なら山頂まで15分かからないくらいの道なのに倍の時間をかけて進んでしまいました。
まあそれだけ周囲が綺麗なので仕方がありません。
途中右側に絶景ポイントがありますのでゆっくりと景色を楽しみましょう。
天気が良ければ木曽御嶽山を見ることができます。
ここから少し進んだ先に三峰山山頂が待ち受けています。
標高看板と三角点がありますし周辺図もあるので三座同定を楽しみましょう。
ここからは倶留尊山や古光山などがとても良く見えるので写真を撮りまくりました。
景色を堪能した我々はお昼ご飯を食べる為、八丁平へ行こうとしましたがすぐ先から一切積雪が無いので山頂周辺の適地で休憩タイムとしました。
ここ最近の暖冬のせいで山頂周辺は霧氷と積雪があるのですが少しズレると途端に何もなくなるのでほとんどの人は山頂周辺で食事を楽しまれていました。
山頂周辺は結構広いのでかなりの人数でも気になりませんでした。
この日もとても良い天気で見上げる青空に霧氷が輝いていて風も無く穏やかな気候だったのでゆっくりお昼ご飯を食べることが出来ました。
食後のコーヒーを楽しんで片づけ終わった我々はもう一度山頂からの景色を写真に撮ったら八丁平へ向かいます。
山頂からも分岐に従って進めば八丁平へ行けるのですが雪が溶けてしまって道はヌルヌルなので気をつけて下りましょう。
こんな場所でコケてしまうと帰りのバスに乗車する事が出来なくなる可能性があります。(着替えがない場合)
しばらくヌルヌルの道をコケないように慎重に下ると目の前がパッと開けて草原のような場所に出ます。
ここが八丁平でとても素晴らしい展望が待ち受けています。
はるか先には大台ケ原を眺めることが出来るバツグンのロケーションを誇る場所なので是非大休憩を楽しんでください。
ただし、季節によっては風が強く吹き付ける場所でもあるのでウェアは気をつけてください。
本当ならこの季節、樹氷原となりとても美しい場所なのですが残念ながら暖冬のせいで普通の草原になっていました。
なので本当は新道峠方面へ下る予定だったのですが霧氷も期待出来ないことから登尾コースの方へ下る事にします。
水平の山道をしばらく進むと先ほどの山頂への分岐に出ますのでそこからは来た道を引き返して行きます。
山小屋の方へ戻らなくても道標に従えば登尾コースへ進むことが出来るので道標に従いましょう。
ここからは素敵な山道を下って行きます。
木製の階段を下りきったくらいで右側に可愛いお地蔵様が祀られているのでご挨拶します。
ここからは実に山道らしい良い道を歩いて行くので登尾コースを利用される方はぜひ下りで利用される事を検討してみてください。
しばらく進むと右側に展望が開ける場所があるので倶留尊山などの景色を堪能しましょう。
ここから少し進んだ先に立派なログハウスチックな小屋があります。
ここは森林作業者専用の小屋なので立ち寄ることは出来ないので注意しましょう。
小屋を通り越してすぐに車道に出ますが渡った先からすぐに山道に戻るので気にするほどでもありません。
左側にある建物はトイレですので利用させて頂きましょう。
ここからみつえ青少年旅行村に戻るまでトイレはありませんので注意してください。
しばらく進むと朝通り越して進んだ橋が見えて来ますので渡った先を左へ進めば来た道をなぞるようにみつえ青少年旅行村に帰ることが出来ます。
15時のバスに余裕で間に合った我々はトントン拍子で京都まで戻りいつもの温泉で疲れを癒してから居酒屋で打ち上げをしました。

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア 登山靴
バックパック スタッフバック 水筒・テルモス ヘッドランプ 予備電池 タオル
帽子 地図 コンパス ノート・筆記用具 登山計画書(控え) ナイフ
ツエルト 健康保険証 ホイッスル 医療品 ロールペーパー 携帯トイレ
非常食 行動食 GPS機器

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登った山

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