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日の出山北尾根からロンデン尾根経由で勝峰山、天竺山(横沢入)

日の出山北尾根、日の出山、麻生山、ロンデン尾根、白岩山、梵天山、真藤ノ峰、深沢山、勝峰山、唐松山、天竺山、横沢入、初後亭、阿伎留の四季( 関東)

パーティ: 1人 (目黒駅は品川区 さん )

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行程・コース

天候

晴れ

登山口へのアクセス

電車
その他: 往路:武蔵小山5:03→東急目黒線→大岡山5:08~09→〃大井町線→溝の口/武蔵溝ノ口5:24~26→南武線→立川6:01~21→青梅線→御嶽7:19

復路:武蔵五日市14:32→五日市線→秋川14:41→秋留の湯(阿伎留の四季)14:50~15:50→秋川16:02~05→ホリデー快速あきがわ2号→新宿16:58~17:03→山手線→目黒17:15

この登山記録の行程

御嶽駅7:22→光仙橋(日の出山北尾根入口)270m7:35→伐採地400m7:47→519m地点8:04→680m地点8:23→二つ岩734m8:29→日の出山北側ピーク860m8:43→日の出山902m8:58~9:09→つるつる温泉・金比羅尾根分岐9:16→麻生山入口9:28→麻生山794m9:33→麻生山出口9:42→幸神(ロンデン尾根)分岐9:54→白岩山631.7m9:57→梵天山607m10:08→真藤ノ峰543m10:20→新所沢線17号鉄塔10:26→449mピーク10:44→441mピーク10:51→深沢山北峰452m10:54→深沢山(南峰)460m10:59→勝峰山454.3m11:13~23→駐車場11:34→林道→勝峰山登山道出口11:47→幸神神社11:49→横沢入北尾根入口11:54→天竺山方面分岐12:07→313mピーク12:10→JR基準点ピーク約310m12:17→唐松山307.6mピーク12:27→下ノ川12:46→横沢入中央(作業小屋)12:49→天竺山登山口12:51→石山ノ池13:00→道間違い→天竺山310m12:19~27→三内神社里宮12:34→五日市線踏切12:37→初後亭12:42〜14:10→武蔵五日市駅14:15

合計6時間20分(初後亭迄)

コース

総距離
約17.8km
累積標高差
上り約1,487m
下り約1,541m

高低図

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

1月19日(土)は先週の続きで、初心者向けのバリエーションルートとして名高い日の出山北尾根を再訪して来ました!

でもそれだけじゃすぐ終わってしまうので、帰りにまだ行ったことのなかった勝峰山のロンデン尾根と、横沢入の天竺山にも行って来ました!

日の出山北尾根は、山頂までしっかりした道が通じているのは昔と変わりがなかったのですが、登り始めに広大な伐採地が出来て展望も楽しめるようになっていました。この日気軽に歩けたバリエーションルートのはここだけ。

ロンデン尾根は、レビューを見るとちゃんとした標識があるようだったので、サルギ尾根のみたいにほとんど一般道化してるんじゃないかと思っていたのですが、予想以上にバリエーションルートっぽく、特に前半の白岩山~梵天山~真藤ノ峰あたりは道もか細くアップダウンも多くて、意外なぐらい時間がかかりました。ただ後半、勝峰山が近づくにつれて道は良くなります。想像ですが、上からフルコースで来る人は少なく、下から2~3峰を周回するだけの人が多いのでそうなっているのかも知れません。

最後の横沢入も、地元が里山として整備したと書かれていたので、公園の中の遊歩道みたいなものを想像していたんですが、ここもロンデン尾根に負けないぐらいバリバリでしかもやぶっぽく、長々と縦走してきた帰りにオマケとして寄るには結構しんどいものがありました。2度も迷いかけるし…。ここだけ周回なら大したことないんでしょうが。

まあそれでも予定の1時間遅れぐらいで下山出来たので、急がなければそんなに大変な道ではありません。

という感じで、先週と同じ電車の乗り継ぎで、1つ手前の御嶽駅で降ります。自販機で水分補給したら、バスには乗らずに7時22分スタート。多摩川を橋で渡り、大鳥居をくぐった少し先の「光仙橋」が日の出山北尾根の入口です。橋を渡ったところにある階段を登り、植林の作業道を進みます。

すると最初に出てくる400m圏の小ピークを越えたところで広大な伐採地に出ます。向かい側の御嶽山の展望が良いです。振り替えると高水三山の惣岳山が大きいです。

この伐採地を過ぎ、急坂を登りきったあたりが地図上の519m地点です。ここからしばらく道が平坦になります。

そしてその平坦な道が終わり、ちょっと岩っぽい急な尾根を登りきった場所が680m地点。ここから再び尾根がゆるやかになり、少し進むと左手に二つ岩があるのが確認できます。

二つ岩を過ぎると、今まで右か左のどちらかが植林だったんですが、全面的な自然林の林を登るようになります。

葉の落ちた明るい自然林の中を進むと、やがて日の出山山頂の1つ北側のピークに着きます。ここだけ自然の針葉樹の林になっていて、奥秩父を思わせる深山の雰囲気です。

でもその雰囲気も一瞬ですぐに日の出山山頂直下に着き、ひと登りで山頂です。9時ちょっと前に到着。御嶽駅から約1時間40分かかりました。

日の出山山頂は天気が良く朝早かったこともあり、光る東京湾の向こうに千葉の山まで見ることができました。

少し休憩後、標識に従って南側の急な階段を下ります。階段を全部下りきると伐採地の林道に出て、そこがつるつる温泉と金比羅尾根の分岐です。勝峰山へは金比羅尾根方面に進みます。

金比羅尾根の道はまず最初に上養沢への道を分け、やがて麻生山への分岐に着きます。急いでいる時はここは巻くのですが、今日は時間が早いので山頂に寄り道していきます。麻生山山頂は展望のない地味な場所だったんですが、久しぶりに登ってみたら、東側が伐採された大展望の場所に変わっていました。

再び金比羅尾根縦走路に戻り、ロンデン尾根分岐を見落とさないように進みます。ロンデン尾根分岐は道が右に大きく曲がった先にあって、標識には「幸神」とだけ書かれていて、勝峰山ともロンデン尾根とも書かれていないので注意が必要です。日の出山から麻生山経由でここまで約45分。9時54分通過!

ロンデン尾根の始まりは立入禁止の柵に沿って進みます。この柵は最初のピークである白岩山で終わり、少しずつバリエーションルートっぽく細く落ちた木の枝などのゴミが多くなって行く道を進んで行くと、やがて2つ目の梵天山に着きます。当然展望のない場所です。

この梵天山から次の真藤ノ峰を越えるあたりまでがロンデン尾根の一番山深い部分です。梵天山の下りにはトラロープで下る滑りやすい急坂もあり、真藤ノ峰には文字が読めなくなりつつある手書きの山頂標識しかありません。

真藤ノ峰を過ぎると、すぐに新所沢線17号鉄塔の下に出ます。ここで道は16番鉄塔方面と18号鉄塔方面に分かれますが、18番鉄塔方面へと進みます。

しばらく何もない林の中を進んで行くと、地図上の448m地点に449mの標識が出てきます。この辺りから再び道が良くなってきて、次の441地点では北側が伐採され、下の採石場が見下ろせます。

441地点から少し行った場所が深沢山分岐(北峰)で、南に深沢山山頂(南峰)への道が分岐しているのでピストン往復して行きます。深沢山山頂はここも展望のないピーク。

深沢山を過ぎると終点の勝峰山まであと少しです。ここまで思っていた以上に時間がかかって疲れてきてはいるんだけど頑張って進むと、11時13分、ようやく勝峰山山頂に到着しました。ロンデン尾根分岐からここまで約1時間20分、途中誰にも会いませんでした。金比羅尾根直進ならもう五日市駅近くまで来ているはずなんだけどな~。まあとにかくここで2度目の休憩。

勝峰山山頂は桜の園地になっており、ベンチと石祠と鎧塚という平将門伝説が残る場所があります。展望は木の間から日の出山方面が見えますが、良いとは言えません。でも駐車場方面に少し下ったところに五日市の町が見下ろせる展望台があり、帰りに景色を楽しむことが出来ます。

駐車場から林道を下り、途中の近道の標識があるところから再び山道に入ると、幸神神社のすぐ側の交差点に出ます。100円の自販機があったので缶コーヒー飲みながらしばし休憩。

その後、地図を見ながら集落の中を進むと、すぐに横沢入北尾根の取り付きに着いて、11時54分、棚田を下に見ながら登り始めます。登り始めに登山者の爺さん1人とすれ違いました。横沢入で合った登山者はこの1人だけ。

横沢入の北尾根は天竺山への分岐までは良い道なんですが、そこを過ぎると徐々にやぶっぽくなります。そんなこととはつゆ知らず、まず送電線鉄塔より少し上にある313mピークに到着。ここには送電線鉄塔の標識しかありません。

そしてその先少し行ったところからトラロープを使って鞍部まで急降下し、同じような傾斜の斜面を登り直すとJRの基準点のある標識約310mのピークがあります。JR基準点ピークを過ぎると、またトラロープの急降下が待っていて、道もさらにやぶっぼく怪しくなって来たので、そろそろ下りた方が良いのではないかとエスケープルートを探しながら進むのですが、それらしきものは見つからずズルズルと先に進みます。

そしてもう一度急斜面をよじ登ると307.6mの三角点がある唐松山に到着。展望も何もないピークです。

唐松山からまた鞍部まで下り、沢沿いに下に下れそうな踏み跡があったので行って見るも道は通じておらずまた戻って、次の日の出団地が見下ろせるピークでようやく下ノ川というところに下れる分岐を見つけたので、そこを下って横沢入の中央湿地に出ました。

ここまで里山というより、ほとんど裏山アルプスのノリで、帰りについでに寄るようなじゃありません。

次は中央湿地から横沢入の棚田を戻るように進んで天竺山を目指します。湿地の上の今も耕作が行われている棚田では、ここを維持管理している付近の農家の人たちが集まって何かの作業をしていました。付近には立派な共同の作業小屋もありました。

作業小屋から少し奥に進んだところに横沢入の案内板と尾根づたいに天竺山へ行く道の入口があったので、そこから山頂を目指します。この道は石山ノ池という小さな採石場の跡地に水が溜まった場所までは順調なんですが、そこからどうやって山頂に行ったら良いのかわからず、とりあえず左の道を進んだら途中で戻りUターン出したので、分岐まで戻って右の道を進むと、良く見えない場所に山頂への標識発見。こりゃ迷うわ。

でもそこから上へと登り、さっきあった北尾根から天竺山へ続く道と合流して、送電線鉄塔の脇を抜けると、ようやく天竺山山頂に到着です。時間は13時19分なのでなんやかんやで取り付いてから1時間25分もかかったことになります。

天竺山山頂には三内神社があって、東側が刈り払いされており、五日市線沿線の市街地が良く見えます。何はともあれここで最後の休憩。

休憩後は三内神社の里宮に通じる階段を下って五日市線の線路を渡り、武蔵五日市駅を目指します。でもその前にせっかくめったに来ない駅の東側に来たので、知る人ぞ知る武蔵野うどんの名店「初後亭」に寄って行きます。

初後亭のどこが凄いかっていうと、埼玉県産の地粉を使った武蔵野うどんは数あれど、ここはあきる野の大地で採れた正真正銘の東京都産小麦の地粉を使った武蔵野うどんが食べられるということです。同じく東京都産の蕎麦もあります(季節限定)。

でも1月に冷たい蕎麦はさすがに寒いので、温かい肉うどんをいただいて駅に向かいました。

武蔵五日市駅からは、五日市は都心に近いので真っ直ぐ帰らずに秋川駅で途中下車して、徒歩5~7分の「阿伎留の四季」にある「秋留の湯」に寄って汗を流してから帰りました。ここは沸かし湯のスーパー銭湯なんですが、料金も土日の90分コースが650円と安く、つるつる温泉や瀬音の湯ほど混んでいないので穴場の日帰り入浴施設です。

と書こうと思ったら、平成31年3月31日で営業終了とのこと。経営母体が代わって存続するのかどうかは不明ですが、まだ行ったことが無い方はお早めに!

阿伎留の四季からの帰りは、秋川駅でちょうどホリデー快速に間に合ったので、新宿まで乗り換えなしで行けて楽でした。

100%自家栽培粉のうどん・蕎麦 初後亭です。
http://www.gws.ne.jp/home/shogotei/

あきる野の温泉なら阿伎留の四季(平成31年3月31日迄)
http://www.akirunotoki.com/

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア
トレランシューズ バックパック スタッフバック スパッツ・ゲイター 水筒・テルモス ヘッドランプ
タオル 帽子 グローブ サングラス 着替え
地図 コンパス ノート・筆記用具 腕時計 カメラ 登山計画書(控え)
健康保険証 ホイッスル 医療品 熊鈴・ベアスプレー ロールペーパー 非常食
行動食 テーピングテープ

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登った山

天竺山

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310m

日の出山

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902m

麻生山

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794m

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