行程・コース
天候
晴れのち曇り
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
県道247号から東照宮の裏の滝尾神社に向かう道に入る。滝尾神社までの道は路面が凍結しているため、冬道対策が必要。滝尾神社まで行けなかったので、広い路肩に駐車。
この登山記録の行程
駐車スペース(04:16)・・・二荒山神社(04:28)・・・行者堂(04:47)・・・稚児ヶ墓(05:40)[休憩13分]・・・遙拝石(07:51)[休憩13分]・・・唐沢避難小屋(09:45)[休憩7分]・・・女峰山(11:02)[休憩26分]・・・唐沢避難小屋(12:06)[休憩40分]・・・遙拝石(13:48)[休憩6分]・・・稚児ヶ墓(15:02)・・・行者堂(15:44)[休憩8分]・・・二荒山神社(16:00)・・・駐車スペース(16:15)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
毎年毎年、厳冬期の女峰山の登頂を目指しつつも辿り着けず(2016年は暖冬により雪が極端に少なかったため登頂できましたが、あれは例外)、苦汁をなめる結果となっており、もはや山頂に行けない部分も含めての恒例行事となっていましたが(そもそも冬山に関しては遭難回避を第一に無理に山頂を目指さないことを念頭に置いている部分もありますが)、今年に関してはもういい加減にしませんかと思いましたので、本気で山頂を取りに行く計画で苦手な早起きをして女峰山に向かいました。そしてようやくやりました。悲願達成です。しかし厳冬期の女峰山の日帰りはもう地獄のような山行でした。きつ過ぎます。唐沢避難小屋から先は距離が僅かなのに、もう山頂は遥か彼方にという印象です。前日に登頂された方がいるようで、その方(唐沢避難小屋の日誌によればYamapをやられているミーコバさんという方みたいです、助かりました有難う御座います)のトレースに助けられ難易度も下がっているにも拘わらずなのにです。厳冬期の女峰山の山頂に立ちたいという思いと、ここまでの苦行のせいか、山頂についた瞬間感極まって不覚にも泣いてしまいましたつД`)グスン。そして次の日、酷い筋肉痛に襲われました。こんなにしんどい山行は本当に久し振りでした。
とはいえ今年は多分積雪量で言えば少ないと思います。暖冬なのが影響しているのでしょう。感覚的には去年登った時よりも20~30㎝位少ないかなという感じ。それでも大変なのは大変。ただでさえしんどい山(関東1都6県で言えば随一じゃないかと思います)ですから、そこに雪が絡めば想像に難くないわけです。黒岩尾根から登る冬季の女峰山は、私の中では4段階レベルに分かれています。まず1段階目は行者堂から白樺金剛手前の笹原まででほとんど雪の心配がなく、あっても20㎝位。2段階目は遥拝岩までで積雪量は膝下10㎝位で、場合によっては膝位でちとラッセルが必要になる場合があります。この辺までは大凡コースタイム通りか少し遅めになるかだと思いますが、3段階目は唐沢避難小屋まででここからが本領発揮する部分で積雪量は膝上以上、場合によっては腰位の高さまである場合があり、雪の状態によっては唐沢避難小屋までコースタイムの倍近く掛かることもあります。4段階目は山頂までで先ほどの積雪量に加え斜度がきつくなるので雪の状態次第では心が折れる場所だと思います。山頂まで僅かなのに前に進まず途方に暮れ、気付けば山頂を背にしていることもあるでしょう。ここはコースタイムの倍以上の覚悟が必要な箇所だと思います。
追伸 ; 途中で脱いだYシャツを落としてしまい、遥拝岩でお会いした1組のパーティーさんに唐突にもし見つけたら括り付けておいてくださいとお願いしてしまいましたが、ご親切にご対応戴き、有難う御座います。無事回収することができました。
フォトギャラリー:55枚
何時もの行者堂から登り始めます
何時もの石碑を横目に
稚児ヶ墓を通過し
稚児ヶ墓を過ぎた辺りから薄っすら雪が出てきました
夜が明ける前のこの感じ好き
白樺金剛あたりの雪の様子
結構雪ありそうだなと思いましたが、あらら思ったほどでもないぞ
八風前の登りの雪の様子
皆のアイドル/^o^\フッジッサーン
赤岳辺りが見えました
八風到着
鳴虫山から薬師岳に伸びる尾根が良く見えますね
正面に/^o^\フッジッサーンと夕日岳、横根山、半月山なんかが見えます
そして日光のシンボル、日光富士こと男体山
赤薙山から奥社の尾根
遥拝石到着
雲竜渓谷には行ったことないですが、こうやって雲竜渓谷の方を上から眺めるのもいいですよ
コッチコチですね
奥社から一里曽根辺りを。物凄く荒々しい
遥拝石から登って行く斜面の雪の様子
苦しけりされど登りたしの標識のある場所から女峰山と前女峰山を
箱庭金剛こと竜巻山に至る登りの雪の様子
箱庭金剛到着。あまり知られていないかもしれませんが、箱庭金剛と書かれた先に竜巻山の標識がひっそりと立っています
竜巻山からのトラバース道の雪の様子
開けたところから男体山と大真名子山
大真名子山、小真名子山、太郎山と奥白根山
男体山と/^o^\フッジッサーンと半月山
女峰山まであと少しだけど…ね
唐沢避難小屋到着
女峰山への登り道の中間地点辺り。雪がないとガレ場ですが、こっちの方がよっぽど登り難い
再度樹林帯に入るもこの積雪量
山頂手前。あと少しなのに…
やったー(∩´∀`)∩ワーイ、女峰山の祠に到着したよ
あぁ、やっと山頂だ…。・゚・(ノД`)・゚・。
厳冬期の女峰山にやっと登れました
良く晴れていて360°見渡せましたので、その女峰山からの眺めを①
女峰山からの眺め②
女峰山からの眺め③
女峰山からの眺め④
女峰山からの眺め⑤
女峰山からの眺め⑥
女峰山からの眺め⑦
女峰山からの眺め⑧
女峰山からの眺め⑨
女峰山からの眺め⑩
女峰山からの眺め⑪
女峰山からの眺め⑫
女峰山からの眺め⑬
女峰山からの眺め⑭
女峰山からの眺め⑮
女峰山からの眺め⑯
女峰山からの眺め⑰
女峰山からの眺め⑱
さてどれがどの山か分かりましたか?
霧降高原からは誰も来ていないようです。この積雪量では厳しいよね…、黒岩尾根からよりも大変そう。今度はこっちから挑戦してみようかなぁ…
帰りにガレ場辺りを。雪の状態次第では氷の滑り台にもなりかねないので慎重に下る必要があります
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | 登山靴 |
バックパック | スタッフバック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | タオル |
帽子 | グローブ | 地図 | コンパス | ノート・筆記用具 | 腕時計 |
カメラ | 登山計画書(控え) | ナイフ | ツエルト | 健康保険証 | ホイッスル |
医療品 | ロールペーパー | 非常食 | 行動食 | テーピングテープ | GPS機器 |
テントマット | ストーブ | 燃料 | ライター | カップ | クッカー |
カトラリー | アウターウェア | オーバーパンツ | バラクラバ | オーバーグローブ | アイゼン |
ピッケル | ワカン |
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