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樹氷を求めて三峰山 樹氷は少なくも遊び尽くす

三峰山、平倉峰( 東海・北陸・近畿)

パーティ: 1人 (Yamakaeru さん )

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行程・コース

天候

曇り

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 今回は、奈良県側からアプローチするためm、カーナビには「みつえ青少年旅行村」をセット。駐車場は、みつえ青少年旅行村の駐車場が無料で利用できる。一番便が良いのは、「青少年旅行村」と書かれたゲート手前の駐車場。ただし、ここにはトイレはない。(キャンプ場の方にあり)

この登山記録の行程

青少年旅行村駐車場・三峰山登山口(06:25)・・・登尾ルート入口(06:41)・・・<登尾ルート>・・・展望小屋(06:50)・・・お地蔵さん(07:20)・・・山小屋(07:27)・・・<不動谷ルート>・・・不動滝(07:53)・・・山小屋(08:34)・・・大日如来碑(08:55)・・・三畝峠・・・三峰山・山頂(09:07)・・・平倉峰(09:37)・・・三峰山・山頂(10:04)・・・八丁平(10:09)(休憩~10:27)・・・三畝峠・・・新道峠(11:04)・・・<新道コース>・・・新道峠登山口・・・<林道>・・・青少年旅行村(12:10)・・・青少年旅行村駐車場・三峰山登山口(12:18)

コース

総距離
約14.9km
累積標高差
上り約1,404m
下り約1,406m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

今年は雪山や樹氷が堪能できず不完全燃焼気味。という事で、3連休の初日は、雪と樹氷を求めてプチ遠征の奈良県にやってきた。目的は三峰山。本来であれば樹氷祭り真っ最中。しかし、先週の記録ではほとんど雪がなかった。果たしてどうなることか。
駐車場に5時過ぎに到着。一番乗りだったので、みつえ青少年旅行村ゲート入口の真正面に停める。今日の日の出は6時40分頃。でも、待ちきれないので6時過ぎには歩き出す。橋を渡って林道に入る。林道をまっすぐ進むと右手側に小さな橋が見えた。真っ直ぐ進むと不動谷ルートの滝巡りのコース。右に橋を渡るとメインの登尾ルートとなる。どちらにしようか悩んだが、樹氷なら登尾ルートかと思い右に折れる。杉林の間を順調に登って行く。尾根に出るまでは九十九折の道。尾根に出る頃にはすっかり明るくなっていた。ただし、差し込んでくる清々しい朝日は無い。残念ながら今日は曇天の1日になりそうだ。
三峰山ブルーの樹氷が見たかったが、それは最初から天気予報の段階で諦めていた。でも、せめて樹氷だけでもと登るが、どこを向いても1mmの雪もない。やはり岐阜か長野に行くべきだったか。
途中、見晴らしの良いところで一息つく。遠くに綺麗な山並みが見えた。懐かしの古光山と曽爾高原だ。曽爾高原を起点に古光山をぐるりと周り、再び曽爾高原から倶留尊山をぐるっと8の字を描くように約20kmほど歩いた。とっても面白いコースだった。
さらに登って行くと山小屋に出た。不動谷ルートとの合流地点。相変わらず雪はない。こうなると自称滝ハンター(久しぶりの発言)としては滝コースを選ばなかったのが悔やまれる。地図からするとコースの半分ちょい程降った所に滝はある。ただし、等高線から見るにそれなりの急なコースを降らねばならないようだ。でも、これは自称急登ハンター(これは毎回言ってるやつ)としては問題なし。
時間はまだ早いので、山小屋から左に折れて一気に降っていく。想像以上に急斜面だった。
ひょっとしたらこのまま登山口に着いてしまうんじゃないかと思うほど降ったところで、ようやく滝の音が聞こえてきた。音を頼りに進むと、滝の上部が目に飛び込んでくる。不動滝だ。登山道から滝の上部へと脇道が延びていてかなり近くまでアクセスすることができる。行き止まりのところにはお堂があって、滝を間近に眺める位置でなかなかいい雰囲気を醸し出していた。お堂のところから見下ろすとなかなかのスケールを持った滝である事がわかる。下で見上げていた人が小さく見えた。
折角なので自分も滝の下まで回ってみる。水量はそれほどでもないが、広がって落ちる水の様がとても美しかった。一見の価値アリだ。
さて、滝を見て満足したので、再び山小屋まで登り返す。気温が低いのか小雪が舞ってきた。冷えた空気と急登を登る汗が対照的で気持ちが良かった。
山小屋まではさほど時間をかけず到着。山小屋から山頂まではもうたいした距離ではない。
正直、完全に諦めていたが、三畝峠に近づくにつれ徐々に枝に着雪が見られるようになって来て、稜線に出る頃には見事な樹氷のトンネルが出来上がっていた。「きた。きたー」っとテンションが上がる。樹氷祭りにと呼ぶには力不足だが、諦めていただけに、充分感動も大きい。さすが三峰山。本気の実力であれば、それはそれは見事な樹氷に違いない。
三峰山の山頂に到着。残念ながらガスに包まれていて眺望はない。時間はたっぷりあったので、山頂からそのまま足を延ばして平倉峰までピストンすることにする。結果的に、樹氷と呼べたのは山頂付近の僅かなエリアだけだったが、林の間を抜けながらの気持ちの良い縦走路と平倉峰からの景色が最高だったので、ぜひ、三峰山に来た時には平倉峰まで足を延ばすことをお勧めする。
山頂に戻り、今度は八丁平に周ってみる。雑木林を抜けると、いきなり視界が開けて草原が出現する。ガスっていてよく見えないが、遠くには伊勢湾が薄っすら(見えたような気がした)。ここからは、三重側への登山ルートにもアクセスできる。快晴の時にまた来てみたいものだ。
稜線に戻り、下山する。登尾ルートや不動谷ルートは人が多く、静かな時間を堪能するなら新道コースだと聞いていたので、新道峠まで縦走してみる。登山道がしっかり整備されているのでとても歩きやすい。
新道峠まで来ると、「真っ直ぐ高見山」との看板が出ていた。とても気持ちの良い縦走路だったので、そのまま高見山まで行きたくなったが、高見山まではそれなりの距離があるので、さすがに簡単には進めない。残念ながら、今日はおとなしく新道峠を下って下山する。
聞いていた通り新道コースは、人も少なくゆっくりと山を堪能することができた。最後に林道を通って青少年旅行村のキャンプ場を抜けて出発地点の駐車場へと戻る。
樹氷の三峰山。高見山とはまた違った素敵な山だった。

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装備・携行品

みんなのコメント

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  • 雪は少ないですが、気温が低いのがわかる写真ですね。

  • 明日から気温が二桁になるとか。もう雪山が終わりそう。。。涙

  • 今シーズンは本当に雪が少なくてがっかりですね。でも樹氷きれいです(^.^)

  • もっともっと感動を味わいたいのに、この気温、焦りますね。

登った山

三峰山

三峰山

1,235m

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