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20190420 涌蓋山~〆は筋湯と豊後牛ステーキ丼

涌蓋山、みそこぶし山、一目山( 九州・沖縄)

パーティ: 1人 (ぼっけもん さん )

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行程・コース

天候

晴れ!

登山口へのアクセス

バス
その他: [往路]福岡市内~びぜん湯
①7:45発 博多 ゆふ1号 - 9:44着 豊後中村
<<九重町コミバス九重横断線>>
②10:01発 豊後中村 - 10:40着 びぜん湯(★時刻表:土!)
[復路]筋湯~福岡市内
<<九重町コミバス九重横断線>>
①17:00発 筋湯   - 17:39着 豊後中村駅(★時刻表:土!)
②18:05発 豊後中村 久大本線 - 18:16着 豊後森
③19:51発 豊後森 ゆふ6号- 21:33着 博多

この登山記録の行程

疥癬湯登山口10:55 - 12:03涌蓋越 - 12:33女岳 - 12:44涌蓋山13:12 - 13:28女岳13:29 - 13:48涌蓋越13:49 - 14:10みそこぶし山 - 15:06一目山15:10 - 15:23八丁原登山口15:24 - 15:52筋湯温泉バス停

コース

総距離
約12.1km
累積標高差
上り約908m
下り約900m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

 涌蓋(わいた)山に行ってきました。涌蓋山は、九重連山の西に位置し標高は1,500m、日本三百名山の一つ。豊後中村駅から牧ノ戸峠に向かう九重町コミバスの車窓から目に入る秀麗な姿は、地元では玖珠富士(大分県側)あるいは小国富士(熊本県側)とも呼ばれ、涌蓋山から一目山にかけての稜線は草原が広がっており、九重連山を代表する草原トレイルとなっています。

 涌蓋山へのアプローチにはいくつかのルートがありますが、今回は、疥癬湯(ひぜんゆ)登山口から湧蓋越を経由して湧蓋山山頂に向かい、そこから、みそこぶし山、一目山を経由して筋湯温泉に下山するというルートをチョイスしました。申し遅れましたが、涌蓋山周辺は筋湯や黒川温泉など名湯ぞろいの温泉地であり、大パノラマが広がる草原トレイルを堪能した後は、温泉も楽しみの一つになっています。
 今回のルートについては道標や登山道もしっかり整備されており危険個所はありませんが、強いて上げれば、公共交通機関派にとっては、九重町コミバスとJRとの接続の悪さ(特に夕方)でしょうか。今回は、その隙間時間をめいっぱい利用し、コミバス待ちの間の筋湯温泉、特急(ゆふ号)待ちの間のビール+豊後牛ステーキ丼♪など、〆にしっかり活用させていただきました。最近、赤線繋ぎにはまってしまい、慌ただしい登山が続いていたので、久しぶりにのんびりとした山行&〆ができ、これはこれでよかったかも(^^)v。

[参考情報]
◆九重町コミュニティバス九重横断線
 https://www.town.kokonoe.oita.jp/docs/2018091900022/file_contents/1jikoku.pdf
◆筋湯うたせ大浴場
 http://www.sujiyu-onsen.com/hotspring/
◆和風創作料理だいご
 https://tabelog.com/oita/A4404/A440404/44004861/
◆2枚切符(博多~豊後森)
 http://www.jrkyushu-kippu.jp/fare/ticket/16

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フォトギャラリー:84枚

おはようございます。今日のスタートは茅葺屋根が特徴的な豊後森駅になります。

ここから、九重町コミバスに乗って登山口がある、ひぜんゆバス停まで行きます。

ひぜんゆバス停に着きました~。ちなみに「ひぜんゆ」は漢字で「疥癬湯」と書くそうです。その名の通り皮膚病に効く温泉だったのでしょうか。でも、これだと、なかなか「ひぜんゆ」とは読めませんね。

バス停の先に道標もしっかりと。

いい天気になりました~。

舗道を道なりに進んでいくと、橋向に登山口が見えてきました。

登山口の桜はまだまだ見頃。

趣のある石段からスタートです。

発見!登山口の筑紫ショウジョウバカマ~♪

登山口の近くにあった石像。ネットでは不動明王?天狗?・・本日の無事の山行を祈念して礼拝。

うっすらと芽吹いてきた冬木立

道標がしっかり整備されています。

毛虫~♪

最高の天気になりました~♪

キスミレがあちこちに咲いていました。

ハルリンドウも♪

振り返ると九重連山。中央で黒岩山(左)、合頭山(右)に挟まれて見えているのは扇ヶ鼻でしょうか。

日差しがやや強いですが、気持ちがいい草原トレイル。その向こうに見えているのが涌蓋山です。

女岳(手前のピーク)を経由して涌蓋山山頂に向かいます。

~♪

樹林帯を抜けて女岳に向かいます。

涌蓋越分岐。ここから女岳を経由して山頂に向かいます。

途中にあった馬酔木の群生地体

満開!まるで雪が降ったかのようです。

ハルリンドウもあちこにちに

女岳山頂のケルンからのぞむ涌蓋山

尾根沿いを山頂に向けてガシガシと登っていきます。

女岳から約10分ほどで到着しました。山容からイメージしていた山頂に比べあまりにもだだっ広い山頂にちょっとビックリ。サッカーでもできそうな感じです(笑)。

本日の1座目涌蓋山ゲット(^^)v。

残念ながら霞みがかって遠望は今一つですが、眼下には九重連山が広がっています。奥にうっすらと見えているのは、左から、三俣山、星生山、扇ヶ鼻・・(でよかったでしょうか)。

こちらの尾根はみそこぶし山、一目山。下山で歩く予定です。

ここでモグモグタイム。

これから一目山まで一気に縦走します~!

再びの涌蓋越え。

みそこぶし山への分岐。道標の向こうに見えているピークがみそこぶし山です。

大草原の中の丘という感じがピッタリする雰囲気の山ですが、「みそこぶし」の語感から受ける印象(?)とはだいぶ違う感じがしますが(謎)。

こちらは涌蓋山(振り返っての一枚)。離れてみると手前の女岳が目立ちますね。

大草原の一本道~!

枯れ草の中で見つけた筑紫ショウジョウバカマ。

2座目みそこぼし山ゲット~!

忘れていません(笑)!

左奥は猟師山、その前のピークは一目山。

奥にうっすらと見える尾根は、左から三俣山、星生山、扇ヶ鼻。

涌蓋山

一目山に向けて出発!

草原トレイル~♪

涌蓋山も徐々に小さくなってきました(振り返っての一枚)。

正面に見えてきたのは一目山。

まるで防火帯のような登山道・・

実は本当に防火帯でした。黒く見えていたところは、野焼きの跡です。

野焼きの斜面を横目で見ながら、ガシガシと登っていきます。

3座目一目山ゲット!

ここでも忘れていません、お約束のタッチ!(笑)

山頂では、キイスミレが見頃を迎えていました。

ここでも絶景が広がっていました。左のピークは黒岩山。その奥は三俣山、星生山、扇ヶ鼻。

猟師山

猟師山

これで本日のミッションコンプリート!これより下って筋湯温泉に向かいます。

こちらが一目山。登っているときはなだらかな感じがしましたが、きれいな円錐形をしています。

舗道に合流。

コブシ

桜越しに見えているのは涌蓋山。

九重コミバス筋湯バス停に着きました~。帰りのバスまであと一間ほど、この時間を利用して

共同浴場「うたせ湯」に入ります(バス停から5分ほど、入浴料300円)。入って目をひくのが、湯船の奥にすらっとならんだ2mの高さから滝のように落ちてくる十数本のうたせ湯。これが肩こりなどの筋の凝りなど「筋の病に効く」ということから、「筋湯」と呼ばれるようになったそうですよ(@@)。

風呂上がりの一杯♪

バスに乗って豊後中村駅に向かいます。

予定の特急「ゆふ6号」まで2時間ほどあったので、豊後森駅まで移動します。今回はJR九州のお得な2枚切符(特急、博多~豊後森)を利用していることもこれあり。

でも、本当のところはこの「和風創作料理だいご」を訪ねてみたかったんです。外観は普通の一軒家ですが

こんな感じで座敷スタイルの食堂になっています。ここのお勧めは豊後牛を使った料理です。

お店の大将のお勧めのステーキ丼(1000円)をいただきました。豊後牛がこのお値段で楽しめるのは嬉しかったです。それとビールでのダレヤメ。たまにはこういう山行もいいものですね。今日も無事で「おやっとさぁ」でした。

[番外編]棲家にて。昨日(19日)は平成最後の満月でしたが、今日も丸々と照らしてくれています。ほぼ満月(笑)!平成最後といっても人為的な時間の区切りで、物理的には何かがかわるわけでもありませんが、なにやら新しいことが始まるような気がするのは不思議ですね。日本人としてのサガでしょうか(笑)。

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア
登山靴 バックパック スタッフバック 水筒・テルモス ヘッドランプ タオル
帽子 グローブ 着替え 地図 コンパス ノート・筆記用具
腕時計 カメラ 登山計画書(控え) ナイフ 健康保険証 ホイッスル
医療品 熊鈴・ベアスプレー ロールペーパー 非常食 行動食 テーピングテープ
トレッキングポール GPS機器 カップ

みんなのコメント

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  • ぼっけもんさん、こんばんは。

    丸々一日がかりの山行ですね。涌蓋山という山は初めて知りましたが、300名山だけあっていい山ですね~。たまには、こういう草原状の山も歩いて見たいものです。

    今回も筑紫ショウジョウバカマが綺麗ですが、本当の花の色は何色なのでしょうかね?

    PS. ご当地の温泉は何処も安くて羨ましいです!

  • ぼっけもんさん、こんにちは

    いやあ、冒頭の茅葺き屋根の駅舎からしてやられてしまいまいました〜
    ハルリンドウや草原トレイルも素敵

    中を覗けたわけではありませんけれども、名湯揃いの火の国九州で300円は、安いな〜と羨ましく思います。
    関東は、芋洗状態で800円とか1000円平気でしますからねえ

  • ガバオさん、こんにちは~!

     涌蓋山からの草原トレイルはなかなか快適でした。九州には九重、あるいは阿蘇にかけて草原の景色が広がっていますが、これを維持しているのが1000年前から続く野焼きだそうです。

     今年の九重の野焼きは3月に行われていましたが、明治時代には草原が国土の約3割以上を占めていて、現在では1%以下にまで減少しているそうです。そういった意味では涌蓋山は貴重な風景なのですね~。

     ご指摘の筑紫ショウジョウバカマは、これまで何回かレコで紹介しましたが、白い花、僅かにピンクがかった花から少し濃い目の花までさまざまな色がありました。実はこういうもののようで、オリジナルのショウジョウバカマのように赤ら顔に見立てられるほど濃くないということのようです。ざっくりとした説明ですみません。

       ぼっけもん拝

  • すてぱんさん、こんにちは~!

     突っ込みのあった豊後中村駅は、JRでは唯一の茅葺き屋根の駅舎、私鉄を含めても会津鉄道・湯野上温泉駅に次ぎ全国で2例目だそうです。ということで、草原トレイルと同じく、こちらもレアものです(^^)v。

     九州の温泉を回る中で教えていただいたのが、温泉に入るなら「共同浴場」!ホテルの温泉だと、施設の維持管理のため、源泉ではなくうすめていることもあるそうで。ただ安いなりに、風呂の蛇口からでるのは水だけ、石鹸やシャンプーの備え付けはなしといったこともしばしばあり、ザックの中に「石鹸・シャンプー・髭剃り」セットを常に持ち歩くようにしています。九州の共同浴場はお勧めです、機会がありましたら是非♪

       ぼっけもん拝

登った山

涌蓋山

涌蓋山

1,500m

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